今日は午前中は網代、午後は田後(たじり)での報恩講です。
昨日の続きで、「姿」と「婆」を見間違えた話からごあいさつ。私にとっても忘れられない報恩講になりそうです。


ふだんは仕事で忙しいご門徒さんが、「今日はお参りしてよかった。楽しかったー」と帰っていかれました。
そうなんです。
ご講師さんがおっしゃいました。「仏教にふれると心が軽くなります」。たしかに、自分の執われや悩み、日々のストレスがふっと軽くなるということがあるのです。体重はかわりませんが…。
網代は高齢者のためのお弁当づくりの日で、いつもお参りされる4人の方はそちらへ。田後は年に一度の大漁祭の日と重なってしまい、慌ただしい中でのお勤めとなりました。それでも多くのご門徒さんにお参りいただきました。
若い頃からギターを弾いていたというご講師さんのリードで「しんらんさま」「ふるさと」を歌い法要を終えました。
「子どもに、『お寺に行こうで』といってみたんだけど、行かんだが」と残念がるご門徒さんの話し声が耳に入りました。ほんとうにありがたいなと思います。
講師さんから、「心が軽くなる」というよいヒントをいただきました。まだこの場に来られた経験のない方に向けて、来年は報恩講の案内をもっとがんばりたいと思います。