一有権者として思うことを本日は記します。
十分な国会での議論もしないまま、石破首相が解散・総選挙に踏み切り、今日が公示の日です。朝から地元の自民党系町会議員が、掲示板に鳥取1区の現職でもある首相の選挙用ポスターを貼っていました。
野党が政策的な一致点を見出せず、乱立した形で選挙に突入した事もあり、よほどのことがなければ自民党公明党の現政権が過半数を割るようなことはないのではと思います。何しろ、選挙戦の中心は1人しか当選しない小選挙区なのですから。裏金問題をはじめとする自民党への強い怒りは確かに存在しますが、果たしてどこまで投票行動として結びつくのでしょうか。投票率しだいですから、1人でも多くの有権者が足を運ぶことがカギなのでしょう。
思えば、1か月以上にわたってメディアは自民党総裁選挙を報道し、党内での選挙にまさかの勝利をした石破茂氏は総裁選で訴えた党内野党的な発言を、その後、次々にひるがえしました。それを党内の力学ということでおもんばかったり、権力を維持するということはそういう事もありうるといった評論をする方もいますが、そんなことをいつまでも許すから、政治は国民の方を向かないのだと思います。
今日は食料無料市の実行員会でした。次回の開催は年末の12月21日です。政治がどうであっても、目の前で支えを必要としている人たちに対して、自分ができることをこれからもやっていきたいと思います。時間がかかっても、つながりと支えあい、ネットワークを作って、いずれは政治を変える波となり、ふんぞりかえっている人たちにお引き取りしていただく未来を、あきらめないで目指していきたいと思います。
解散・総選挙。怒りの1票を投じるために投票に行きます。