午前中、外はたいへんな蒸し暑さでした。クーラーと扇風機で朝、ご門徒さんを迎えました。施主さんの義理のお母さんの17回忌のお勤めでした。施主さんは昨年5月、本堂での帰敬式にお参りされ、生前法要を受けられました。お寺フェス、地域での報恩講などにもきてくださいます。明日は「花こぶし」もご一緒します。
お寺にお参りされる際には田後の美味しい干物を、「住職さん、食べてください」と持って来られます。

きょうもいただきました。このカレイの干物、おいしいんですよ。
もう一年半ほど前になります。自宅にお邪魔した際、「昼には毎日、孫がご飯をたべにくるですが」とおっしゃっていました。微笑ましい話ですよねー。法事が終わって、「今も来られてるんですか」とうかがったところ、「もう20年になりますで。おばあちゃん料理で、若いもんの口に合うのか、わからんけど、よう食べてくれます」と。お孫さんは、昼休みをおばあちゃんと過ごし、歩いてすぐの職場に戻るそうです。「毎日、張り合いがあります」。施主さんの元気のみなもとはそこにあるのかも。