28日(日)、因幡組の連続研修会が西法寺を会場に開かれます。次の講師は私の番です。「親鸞聖人のご生涯と本願寺の歴史」について90分ほどお話させていただきます。数日前からちょこちょこと資料作りを始めました。

社会のあり方と仏教・浄土真宗とは密接なかかわりがあります。
平安末期から鎌倉時代は貴族社会から武家社会へと、日本の歴史が大きく動いた時期です。それまでの国家のための仏教から庶民を救済するための仏教がうまれていきました。親鸞聖人はその時代に浄土真宗の教えをひらかれました。
室町時代に本願寺派を日本最大の教団へと発展させた蓮如上人。その平等の教えが、古い支配体制からの解放を求める人々の心をとらえたのです。
真宗門徒による一向一揆、本願寺と織田信長の対立と戦、そして本願寺の分裂と戦国乱世のなかで本願寺は大きく揺れ動きました。
近代以降は、戦争協力を推し進めた負の歴史も背負っています。従軍布教・戦病死者の追悼法要・慰問活動・戦意高揚などさまざまなとりくみを組織あげて行いました。西法寺の梵鐘も戦争に供出しています。「過去に学び、時代の常識を無批判に受け入れることがないよう、また苦渋の選択が必要になる社会が再び到来しないよう、注意深く見極めていく必要があります」との現ご門主のことば、その通りだと思います。
いい機会をいただいたので、勉強に精をだしたいと思います。