次の日曜の午後、永代経法要をおつとめします。永代経というお経があるわけではありません。永代にわたって南無阿弥陀仏の教えを大切にしてくださった先人に感謝し、仏さまの願いに静に耳を傾け、身をひたすお勤めです。
先日、「午前中は忙しいから、お寺フェスは行けんけど、午後はお参りするで。私にはそっちの方が大事だけえ」とおっしゃるご門徒さんがありました。法話は私が担当するので、「おっ」という感じです。
ある僧侶の方から、「仏法を味わって得られる喜び、楽しさを法楽といって、それは人にとってもっとも大きな喜びですよ」と聞いたことがあります。
楽には、外楽(げらく)、内楽(ないらく)、法楽(ほうらく)という3つがあるそうです。体を動かしたり、笑ったりというのが外楽、心地よい気持ちになるというのが内楽です。
法要での法話は、スマートフォンをプロジェクターにつないで、西法寺のブログの記事をスクリーンに映す形ですすめたいと思います。
午後、この半年間の記事を改めて読み直していました。楽しい話題も交えつつ、お念仏の教えに生きた先輩たちの姿をちょっと力も込めてお話しさせていただこうかと。そして、西法寺アンケートの結果にもふれて、今後のお寺についても若干。
少しでも法楽の時間となれば幸いです。