今日の夕方、同じ本願寺派の寺院の集まりである因幡組の執行部会でした。そこに7月22日に予定されている前進座特別公演「花こぶし 親鸞聖人と恵信尼さま」の主演・浜名実貴さんがあいさつにこられました。
昨年11月から各地を公演して回っているそうです。浜名さんもいっしょに、どのような取り組みにするのかも相談しました。

私は若い頃、大阪で前進座の公演をみたことがあります。三浦綾子さんの『母』を舞台化した作品で、いまむらいづみさんが小林多喜二の母・セキを演じました。細部は覚えていませんが、とにかく感動したことを覚えています。
多喜二は特高警察に拷問され、虐殺されました。彼のお姉さん役で浜名さんは出演されていたそうです。その役との出会いが俳優としてがんばっていく大きな力になったということでした。
そんなエピソードもうかがって、がぜんやる気がわいてきました。