シン・勢宝丸のお披露目に

坊守です。
今朝は、いつものように鳥取には向かわず、網代漁港へ。新しくなった勢宝丸のお披露目会です。
漁港に着くと、「坊守が来た〜」と、声をかけていただき、心細く感じる間もなく、楽しくおしゃべりしながらの見学になりました。
船上には20枚を超える大漁旗がはためき、青空に映えています。たくさん集まった地域の皆さんは笑顔。


なんと、91歳のMさんも愛車(シルバーカー)とともに登場!!しばらく手をつないでいましたが、神事が済み、餅まきになると、クルマも杖も置きざりにして構え、餅を2個もゲット。写真撮影していたわたしにも、お餅を分けてくれるのでした。この出来事を俳句にするそうです。
門徒さんの他にも、「おはよう!」と、声をかけてくださった方あり。誰かな?と思うと、岩美町の温暖化防止の委員会でご一緒しているSさんでした。船が昔の倍ほどの120トン程度になっていること、乗組員は10人そこそこで、インドネシアの研修生も活躍していることを教えていただきました。話のとおり、はとばには、浅黒い肌をした若者の姿もありました。「新しい船には、とれた魚をその場で冷凍する装置がついてある。以前は氷を積んでいったんだが」と、あきんどさんのMさん。


こちらにきて何度も考えることですが、おいしいものが私たちの食卓にのぼり、口に入るまでに関わってくれるたくさんの人の存在を感じる時間でもありました。

午後は、網代の法談3日目で、法務の入った住職の代わりに道場での茶話会へ。15人のあつまりでしたが、玄関口から聞こえた声は30人は居るかというにぎやかさで、こういう場があるのは、いいなあ〜としみじみ思いました。法談1日目の住職の話をきっかけに、お寺のブログを読むようになったというKさんは、午前中にさっそく新しい船のことが投稿されていたことに、驚いておられました。

そうそう、91歳のMさんは、午前中のうちに俳句を5つほどつくられたそうです。
ああ、にぎやかな1日でした。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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