今日は「ほよよー」なのです

YouTubeやU-NEXTなど、時間や場所を選ばないで視聴できる動画サービスが全盛です。スマートフォンやタブレットの登場は、一昔前と全く違う日常を作り出したと言えるのでしょう。

思い返せば、小学生から中学生の頃、私が見ていたアニメは、「ガンダム」「銀河鉄道999」「ドカベン」、そして鳥山明さんの「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」だったでしょうか。ビデオデッキはまだ高価なモノでした。うちにはなかったので、テレビの前、一発勝負で見ないと再視聴できるチャンスはほぼありませんでした。

1981年に放送が始まった鳥山明さんの「Dr.スランンプ」は大人気でした。衝撃的なアニメでした。キャラクターがすごかった。「ニコちゃん大王」。頭がお尻でした。

アラレちゃんの発する言葉(口ぐせ)がまた面白かった。

「んちゃ」(*こんにちは)
「ばいちゃ」(*さようなら)
「ほよよー」(*驚いたとき)
「かっくいい」(*カッコいい)
「うほほーい」(*喜んだとき)
「わくわく」(ワクワクしているときに使う)
「キーン」(*両手を広げて走る)
「めちゃんこ」(*めちゃくちゃ)

子どもの頃の記憶が蘇ってきました。今でもそらで出てくるほどです。毎週水曜日の午後7時。日本中の子どもたちが、それこそ「わくわく」しつつテレビを見ていたのだと思います。

鳥山明さんが3月1日にお亡くなりになられたことが今日発表され、内外メディアが大きく報じています。日本のアニメ文化を長く牽引された第一人者。私のように主に子ども時代に鳥山さんの作品に触れたものでさえ、なんだか気が抜けたような気分なのですから、影響を受けたクリエイターの方たち、いま作品世界を楽しんでおられるみなさんの悲しみはいかばかりかとお察しいたします。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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