「お茶の子さいさい」

2月も今日で終わりかと思ったら、今年は明日もあるんです。うるう年ですから。


現在の太陽暦になったのは明治5年のこと。それまでは太陰暦で、1年が13カ月となるうるう月が2年から3年に一度あったそうです。太陽暦への移行の理由としては、財政難の明治政府が公務員給与の削減のためとか、欧米にあわせたなどといわれます。

今日は午前中に50回忌の法要がありました。昭和50年にご往生されたご門徒さんです。お参りされたご門徒さん夫婦と一緒に読経しました。「30分も声を出すようなことは滅多にありませんねー」と。

夕方、市内の葬儀会社の方から、「茶の子を30ほど差し上げることができます。内容はお茶の葉です」との電話がありました。以前、「食料無料市に余っているものがあれば提供してくれませんか?」とお願いしていたのです。

こちらに帰ってきた当初は「ちゃのこ? 何それ?」という感じでした。「茶の子」とは葬儀や法事の際の返礼品のことを言うんだなということが何回か葬儀をお勤めするうち知ることになりました。ただ元々は、お茶を飲む際に口にするお菓子のことを指すそうです。「お茶の子さいさい」の語源とも言われるとか。

次の無料市は4月20日の予定です。ありがたく活用させていただきたいと思います。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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