午前中、Mさんにお寺の役員になって欲しいとお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
「これも何かのご縁。阿弥陀さんのお導きだけえ」
私が何かをお願いされたとして、このようなことばがでてくるでしょうか(多分でてこない)Mさんの存在は他の役員のみなさんにも刺激になると思います。
午後は、鳥取市鹿野町のお寺さんでの研修会に。このお寺さんは、多彩な護持活動にとりくんでおられます。年間の法要、諸行事、子ども会、婦人会、老人会などの活動を紹介されました。「午前・午後と法座、昼はおとき。お参りされるお年寄りからしたらディサービスのようなもんです」と。たくさんのご門徒さんがかかわれるしくみを作っていることが、安定的な護持につながっているようでした。お寺がなくてはならないよりどころとして存在しています。
そもそも私が「お寺フェス」をはじめようと思ったのは、このお寺さんの法要&イベントに参加したことがきっかけでした。
ご門徒さんと共に歩む、お寺らしいお寺として、これからもリードする役割を果たしていただきたいと願います。

研修に先立って組長(そちょう)さんが、お寺間の経済的な格差が生まれており、何かしらの支え合いができないだろうかとお話しされました。同感です。因幡組(いなばそ)の執行部の一員として考えていきたいテーマです。