今日は春のようなヘンな陽気です。外出時は、ジャケットは脱いでしまって、長袖シャツとニットのカーディガンの2枚しか着ていません。昼間、銀行に立ち寄りましたが、顔見知りの行員さんが外まわりからちょうど帰ってこられ、「暑いですねー」と。
今週から来週にかけて20℃近くになる日もあるとの天気予報。とても2月とは思えません。
昨年2月から今年1月までの世界の平均気温が史上最高となり、産業革命以前より1.52℃上回ったそうです。1.5℃の上昇で気候災害は壊滅的な規模になると予想されています。
昨年の7月、グテレス国連事務総長は、「地球温暖化の時代は終わった。地球沸騰化の時代が到来した。もはや空気は呼吸するのに適していない。暑さは耐え難い。そして化石燃料で利益をあげて気候変動への無策は容認できない」と発言しています。
「地球沸騰化」とは…。
仏教のことばに少欲知足がありますが、欲望をコントロールできなければとんでもないことに。
「この10年の選択と実施する対策は、数千年先まで影響する」と国連は警告しています。
暖かくていいなどと喜んでいる場合ではないようです。私たちの責任は重大です。