昨日夜、ご門徒さんから義理のお母さんがご往生されたとの電話がありました。「もしもの時には寺院での葬儀を」と希望されており、夜9時過ぎにお寺に到着されました。私も同席して葬儀会社の方と式の打ちあわせ。ご遺族は11時過ぎにお帰りになりました。
お母さんの顔はとてもキレイでした。入院先の生協病院の看護師さんが、ご遺体を拭いてくださったそうです(清拭=せいしき)。「湯灌は必要ありません」と病院の方がおっしゃったとか。葬儀会社の方も、「生協から来られた方は必要ありませんよね」と。葬儀会社に依頼すると数万円かかります。お金のことをいうのもなんですが、こういう病院があるのかとちょっと感動しました。先日、生協病院の班会を私不在のもと立ち上げましたが、頑張らないといけないと思います。
ご遺体を病院から直接お寺に運んだので、葬儀会社の安置室を使うこともなく、料金がかかりません。また、寺院葬では祭壇料が必要ありませんので、一般的な会館葬と比較して25〜30万円前後は安くできるようです。ご家族もよろこんでおられました。
夜遅く、葬儀用の紙華を坊守が器用に作ってくれました。

今日は朝から葬儀の解説書を読んでいました。足りないこともあると思いつつですが、現時点でできる限りのことをさせていただきます。今日と明日は、今後のことも見越しておつとめしたいと思っています。
