朝起きてみると、お寺の駐車場には20センチほどの積雪です。今日は朝、葬儀、昼から還骨法要の予定でした。1時間でも雪をかいて葬儀に向かおうと思ったのですが、お寺の除雪機(名前 十方)は、メンテナンス不足もあってか、なかなかエンジンがかかりません。人力で除雪するような時間もないし、十方ならぬ八方塞がり…。
そのままにもしておけないので、知りあいの業者さんに除雪をお願いしたところ、ちょうど雪かき作業中だった別の業者さんに声をかけられたようで、すぐにきてくださいました。
駐車場の雪はあっという間になくなり、本当に助かりました。

若い人なら、「マジ神!」などというのかもしれませんが、私は僧侶ですから、
地獄に仏のトラクターなのでした。
おかげさまで、心配なくおつとめを果たすことができました。
この冬最初の雪は峠をこえて午後からは雨模様です。そして週末また雪予報。いつも助けていただくわけにもいかないので、メカに強いご門徒さんに除雪機のメンテナンスをお願いしました。
冬らしくない気候が続いての突然の雪景色になかなかついていけません。自分の中では、勝手にこの冬の雪は大したことないだろうと決めつけていましたし。
ただ、気温上昇による水蒸気の量の増加は、沿岸部での雪を減らし、逆に山間部での雪を増やすともいわれています。岩井は山間ではありませんが、従来、雪の降る地域です。雪が降るものと思って、ちゃんと備えておかないといけませんね。