朗読と音楽 奏で

岩美まちづくりの会が主催する「朗読と音楽 奏で」が開催されました。

昨年は神父さんがゴスペルを歌われ印象深かったのですが、あれからもう1年です。初めて参加したという方もいらっしゃいました。

町内の民話の読み聞かせ

今日はバイオリンの音色が本堂に響き渡り、網代集落の盆踊りを取り上げた尾崎翠の「花束」の朗読を楽しみました。本堂でバイオリンは初めてだったかもしれません。

「花束」に登場する盆踊りをバックに映像で流して朗読が進みました。小説にあるよう、菅笠あり、襦袢姿あり、傘踊りありと、さまざまな格好での盆踊りです。

さて「花束」ですが、主人公は隣で踊る人の姿が気になり出します。男装した女性だということがわかったのです。人影から離れた女性を追いかけてゆくと、彼女は、、、。

そう、主人公の妹でした。

「初恋」は終わったのです。

出演者のみなさま、ありがとうございました。

明日は今シーズン初の雪予報です。そして、お寺の役員会と忘年会の予定です。白い雪景色をみなさんにお届けできるかもしれません。

↓催しの最初にあいさつさせていただきました。

今年もあと残すところ2週間余りとなりました。

先日、京都の清水寺で、今年を表す漢字の発表がありました。

「税」です。

ニュースで連日報道しています。自民党の政治家のみなさんのキックバック、(袈裟の袖を持って)要するに袖の下です。収入があったのに税金を納めていないのなら脱税です。

尾崎翠さんは、最晩年に彼女の作品に光が当たり、印税収入が入ったことを手紙に綴られています。

「稿料期待してたが、此度は印税にして7万円たらずしか入りませんでした。それも1割以上は税金に取られ手取りは6万だけ。思うようにいかないものです。ケッサクだそうだが一向金にはならない」

みなさん、今日は税のかからない無料のイベントです。どうか楽しくお過ごし下さい。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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