NHK連続テレビ小説『ブギウギ』を遅ればせながら最近み始めました。
主人公の演技が伸びやかで、引き込まれるんですよね。最初から見ておくべきでした。
いまドラマでは戦時下です。昨日は主人公のスズ子(モデルは笠置シズ子さん)が戦死した弟を想い熱唱するシーンが。今日は、時局にふさわしくないと、東京での公演が難しくなってきた様子が描かれていました。
そして、今日は12月8日、日本が太平洋戦争に突入した日です。1941年12月8日は私たちが絶対に忘れてはいけない日です。日本国民310万人、アジア地域で2000万人のいのちが奪われる戦争が始まった日です。
その戦争が終わり、まだ混乱の中にあった日本の沈んだ世相を明るくしたのが、笠置シズ子さんの「東京ブギウギ」だったのでしょうか。そして、もう戦争をしなくてもいいんだという気持ちを多くの日本人に抱かせたのが日本国憲法だったのかなと想像しています。(前者は、今後、ドラマで描かれるでしょうね)
長く平和を維持するのは根気のいる仕事です。いまは防衛力の増強や敵基地攻撃能力の保有が政府の方針です。私は、そっちでブギウギする性格ではないので、12月8日は、改めて不戦の誓いをたてる日とさせていただきます。