手製の経本でおばあちゃんの3回忌に

この前の日曜日のこと。おばあちゃんの3回忌にお参りされたMさんが、手製の「正信偈」を持参されました。今年、友達と2回、お寺にきて写経され、できなかったところをがんばって仕上げてお参りされたのでした。ただ写されただけでなく、ルビや博士をご自身で書き加えた力作です。お父さんは、「売れるんちゃうか」と。いえいえ、お金にはかえられません。

どうやら私が写経のときのことをブログに記した際、「おばあちゃんの3回忌に間に合うといいですね」と書いていたらしく、そのこともあってがんばって仕上げられたとのこと。すいません、当の本人は忘れておりました^^;

「ブログで紹介したいので」とMさんにお願いしたところ、コメントを寄せていただきました。

「とても新鮮な気持ちで、いつも以上に心をこめてお念仏を称えることができました。
祖母の3回忌までに無事完成することができてよかったです」

「今までは音で覚えて称えていましたが、自分で博士(?)を書き写してみると右側の行と左側の行があることに初めて気付きました。あの小さな記号でどうやって音程を表しているかも少しずつ理解ができ、何十回も称えてきた正信念仏偈をまた新たな視点でみることができておもしろかったです」

Mさん、ありがとうございました!

なお、Mさんが写経したのは、「書いてつくる〜正信偈」 です。関心ある方はぜひお買い求めください。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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