午前中、お墓に関するおつとめが2件ありました。墓じまいと建碑(あたらしくお墓を建てること)法要です。
法要のあいだの時間に、しばらくお会いしていなかったご門徒さん宅へ。一人暮らしのお父さんのもとに、食事などのお世話でこられている娘さんもいらっしゃいました。
ご門徒さんから、「ええときにきてごしなった。お寺で、家族別になっている納骨堂をつくる予定はないだか?」と質問がありました。長男さんは都会で生活していて、田舎にあるお墓を守って行くことができないのではと心配しておられるのでした。次の代の方と同居していない場合、お墓や仏壇をどうするのか、まじめな方ほど不安や悩みを抱えておられます。
私の方からは、境内の整備を予定していることをお伝えしました。
「すぐというわけじゃないだけど、考えないといけんだが。話を聞けてよかった。またよろしく」
世間話をするつもりでうかがったのですが、少しは役にたてたようでよかったです。