過去帳を記載する

西法寺通信が昨日、印刷所から届きました。二つ折りにする作業は完了。お盆参りのスケジュールも案内するので、週末には郵送分は出せるようにしたいと思います。

本日は朝、50回忌のお勤めが一件。それ以降は夕方まで過去帳の記載です。手もとに4冊預かっています。1冊は古い過去帳の新調です。お寺の過去帳と照らし合わせて間違いがないか確認しつつすすめます。結構時間がかかります。

いまのご門徒さんからみると先々代にあたる方のページを見ると私の祖父の書き込みが。「温厚徳順にして、誠にもって立派な方であった」と感謝の言葉がつづられていました。こうした書き込みに出会うことは滅多にありません。祖父がこれを記したのは今の私よりも若い頃です。

戸籍名と通称が違う方もいらっしゃいました。漁師さんの家ですから、船主さんから通称をいただいていたのかもしれません。

そういえば以前、同じ集落の方で、やはり通称と戸籍名が違う方がいらっしゃいました。私は通称が本名だと思っていたので、何かの申込の際に本名を書かれて、びっくりしたことがあります。

過去帳をながめていると十が拾、一が壹など今では使わない表記にもよく出会います。最初はなんのことだろうとわからないこともありました。

夕方までかかって2冊、書き終えました。

お寺の古い手書きの過去帳も、パソコンで打ち直したいと思っているのですが、一部しか作業ができていません。そちらの方も今年の目標にしているので、どこかで手をつけなければと改めて決意しているところです。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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