今日は朝からお寺の納骨堂にご遺骨を納骨するために、遠路、お客さんがお見えになりました。ご往生されたお母さんの出身地が町内で、ご門徒さんの家から出られた方です。お母さんのお墓はここになりますので、またお参りいただけたらと思います。
お寺にお参りされたことがある方から、「しょうがせんべい楽しみにしていたのですが」という声が。法事後のお茶タイムも再開しつつあるので、また注文しないといけませんね。
先日、社会福祉協議会のサロン情報交換会に参加した際、私のことをご存知の方から、「西法寺さんはこんなこともされるんですか」と話しかけられました。会では名簿が配布されていたので、Mさんというお名前はわかったのですが、最初にどこでお会いした方なのかがどうしても思い出せません。法事か葬儀でお会いしたことは間違いないのですが…。
昼過ぎにお寺の役員の方に教えて欲しいことがあり電話したのですが、話の中で、Mさんは、今日明日がお通夜・葬儀となるAさんの親戚にあたる方だったということがわかりました。役員さんとその方は、同じ集落に住む気の合う友人同士で、昨日、久しぶりに話す機会があったそうです。その際、「西法寺の法要にお参りしてもいいだろうか」「『秋にもお寺でコンサートがあるから、一緒にいこうで』と誘った」といったやりとりがあったそうです。
それで思い出しました。2年ほど前のことです。Aさんの弟さんが先にご往生され、葬儀をつとめました。葬儀後の仕上げ参り(還骨法要)が終わり、本堂を片付けようとしていた時、戻ってこられて、「私は西法寺さんの檀家ではありませんが、またお参りさせていただいてもいいですか」と私に話しかけられたのがMさんだったのです。
その後、スーパーでお会いしたり、集落の中でお会いしたりすることがあったのですが、どなただったかという疑問符がとれぬままでした。たずねたらよかったのでしょうけど。
これからは、「Mさん、こんにちは」と、これまでよりも親しく接することができるような気がしてきました。
縁というものの不思議さを感じています。