しずくの音を聞きながら

西法寺通信第9号も完成に近づいてきました。

今日は午後から雨降りです。ひと段落すると、作業中は全く耳に入ってこなかったしずくのたれる音が聞こえるのでした。

浄土真宗ではよく聴聞ということばを使います。

聴と聞。耳の位置に注目。

聴はでかけていくこと。聴きにでかけるという意味があります。

聞は聞こえてくること。

そんな意味があるんですよと、ある僧侶の方から教えていただきました。漢字とは実に深い意味があるものです。

たしかに。こちらから聴きに行ったら聞こえてくることがあるものじゃないでしょうか。聴こうとしなければ聞こえない声が、この世の中にはたくさんあるのではないでしょうか。

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投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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