話題となっているカミュの『ペスト』、Kindle版で入手し、第一章のみですが読みました。電子書籍はあまり読んだことがありませんが第一章終わりで1094/5768 ですから、6分の1を読んだことになるようです。
第一章の最後はこんな言葉で結ばれます。
「ペストチクタルコトヲセンゲンシ シヲヘイサセヨ」
ペストによる死亡者が30人台に達した日、市長はこう電文し、市を封鎖するのです。
脱出不可能となった市で何が起こるのか、人びとはこの危機にどう向き合ったのか。
ソ連型のコミュニズムとも、キリスト教的な神の救いの道でもない、第三の道を求めたカミュの大作を、いまさらながらですが読み進めたいと思います。
読み終えたら感想をまた記します。
札幌に住んでおります、坊守の元の職場の友人です。いつも楽しみに読ませていただいています。個人的にはナモの大ファンで、そこからはまりました(笑)
思想家の内田樹さんが、自身のブログに「コロナ後の世界」というタイトルでご自分が受けた雑誌のインタビューを掲載していて、その最後のほうで「ペスト」についても少しだけ触れています。今の私たちに求められることがわかりやすく述べられていて、感銘を受けました。
また、日本の今の状況の原因がどこにあるのか、今後どんなことが起こるのか、私たちのすべきことはなにか、鋭く語られていますので、ご紹介いたします。
内田樹の研修室ブログで検索できます。長くなってごめんなさい。
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コメントありがとうございます。私も内田さんのインタビュー読みました。それもあって読んでみようかなと思ったんです。
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そうでしたか。
私は2週間ほど前に文庫本を購入していましたが、今から読みはじめるところです。
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紙をめぐる方が読みやすいですよね。電子書籍は雑誌なんかはよいと思うのですが。
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北の大地から、書き込みありがとうございます。「『変身』なら読んだんやけどなあ『ペスト』はまだやなぁ」とか、カフカとカミュをまぜこぜにしてるレベルの坊守でした。
内田樹さんは、釈徹宗さんとの共著があるので、発言に注目していましたが「コロナ後の世界」のインタビューも鋭かった。『ペスト』は、京大の藤原先生がWEB上に出されていた論考にも紹介されていました。わたしも読みたいと思います。
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