最近、過去帳への記載をお願いされることが増えてきました。なかなか上達しないので心苦しいところですが筆をとっています。
過去帳には、法名、俗名、ご往生された日、行年などを記載します。
過去帳は見台にのせて仏壇に飾ります。小さなものですから、必然的に小さな文字で書くことに。これがなかなか難しい。私は筆圧が強く、コントロールも上手くないので、いちばん細いタイプの筆ペンもしくは、小筆の穂先を少しだけおろしたもので書くようにしています。
いつも手本にしているのは、中央仏教学院時代に習字の先生が配布してくれたお手本です。写真以外にも、過去帳サイズで書いたさまざまな漢字のお手本を配ってくれました。まじめな話、こんなに何度も見返すプリントは、このお手本だけです。

学ぶとはまねること。いつの日にか、少しでも近づけるといいのですが…。