本日の法事の際に、次の詩を読みました。
人も草木も虫もおなじものは一つも生まれない
いまうまれたもの これからうまれるもの
ごらんください 同じやなくて みな光る
白色白光(びゃくしきびゃっこう) 青色青光(しょうしきしょうこう)
榎本栄一さんという浄土真宗のご門徒さんの詩です。ご門徒のご家庭には「法語カレンダー」をお配りしました。1月のことばです。
『阿弥陀経』に、「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」とあります。それぞれが個性を発揮し、生き生きとしている姿をあらわしています。
みんな光り輝くいのちをいただいて生きているのだなあ、それに感謝し、お互いのいのちを大切に生きていこうということです。お亡くなりになった方のご縁で、そのことに気がつかせていただく機会が年忌法要であると思います。