日本宗教者平和協議会が発行している「宗教と平和」という機関紙(7月号)に次のような話がでていた。
この4月に全国霊感商法対策弁護士連絡会が集会を開いたという。この団体は、統一教会(家庭連合に改称)による霊感商法の被害救済とその根絶のために働く弁護士の集団だ。
統一教会のみならず、一般にカルトとよばれるスピリチュアル集団の被害にも対応しているそうだ。
霊感商法の手口はこうだ。
「このままでは不幸に見舞われる」
「先祖が地獄で苦しんでいる」と不安をあおり、高額の印鑑や数珠、仏像、絵画などを買わせる。それを入り口にマインドコントロールの状態にして入信させる。
弁護士らが会を立ち上げ32年、受けた被害相談は34000件、金額にして1213億円にも。昨年は一件で10億円を超える相談もあったという。
彼らは正体を隠して接近するので、偽装組織がいくつもある。週刊ダイヤモンドによると、統一教会は年間600億円近くを集め、その半分を韓国の本部に送金しているという。
政権の中枢部にいるような自民党の国会議員のなかにも、統一教会と親密な議員がいるそうだ。
何かおかしいな、と思ったら、まずは弁護士さんたちに相談を。