石畳と蔵の風景のある若桜町で、因幡組(いなばそ)仏教婦人会の総会がありました。
おっかなびっくりの初参加。総会自体は1年間のふりかえりと今後の活動方針の確認などで一般組織のそれと変わったことはありませんでしたが(日頃の活動に敬意を持って)。
午後から続いた研修での講話はたくさんメモをとりました。
テーマは【浄土真宗はなぜ「浄土真宗」という名前なのか?】
たくさんメモを取りましたので載せられません。
ですが、心に残ったのは、
浄土教は「万人が平等に救われる」という教えが、危険思想であった時代に生まれ、弾圧もされたが、それでも伝えようとした開祖たちに思いを馳せる時間であったこと。
また、浄土真宗という宗派の名前は「生き方」〜浄土の真実を宗(むね)とする〜を表している、という解説でした。人間の思慮や分別を超越した真実(「如」)の世界である浄土から「前を向いて胸を張れるか?」と問われる生き方。
駆け出しのワタシにはうまく説明することは難しいですが、
こんな風に心に芯を持てた人は、人生に色々あっても生き抜けるし、他者の苦しみにも心を寄せて行動できるだろうな、と考えたのでした。
(坊守)