市内で沖縄戦のドキュメンタリーを見ました。
映画として公開をめざしており、最終的な編集はこれからとのことでした。
1945年3月から6月にかけて沖縄県民の3人に1人が沖縄戦で亡くなっています。
当時、子どもだった方たちからインタビューをとり、時系列的に悲惨な沖縄戦の実情を描いていました。
ガマとよばれる壕の中で起こった、親が子どもを手をかけた集団自決という悲惨な出来事も起こりました。
自殺を選んだのではなく、旧日本軍に死を強制された「強制死」だったという告発が胸に突き刺さりました。
以前は仕事でよく沖縄にいく事がありました。
フェンスの向こう側は、日本であって日本ではないという現実があることを知りました。
悲惨な戦争から70年余。沖縄には米軍基地基地が集中し、沖縄県民は反対し続けているにもかかわらず、新たな基地建設が安倍政権のもとで強行されています。
ドキュメンタリーは公開されるかどうかは未定とのことでしたが、ぜひ公開までこぎつけて欲しいと願うばかりです。
そのあかつきには、西法寺でも上映会ができればなあと思います。