法要のときに散華(さんげ)といって、花びらに見立てた華葩(けは)という紙を投げる作法があります。
中央仏教学院時代には、朝のお勤めで何度か経験しましたが、実家に戻って散華を行うのは日曜の法要が初めてです。
会奉行さんは、「学院ではそっと下に落とすような作法だったと思うけど、大きく投げてもいいですよ」とおっしゃっています。
なので、勢いよく投げてみたいと思いますが、問題はタイミングです。
法要の中では11回、投げる動作があります。
10人のお勤めで11回投げますから、111個の花びらが舞うことに。
「さーんーげーえ」
と読むところと、
念仏「あみだぶ」の「あ」の発声と同時に投げていきます。
この散華は
普段と違う法要だなと参拝された方に思っていただける瞬間かもしれません。