サロンも今月で3年に

午前中、お寺のご近所さんのお宅に「お寺フェス」の案内を配って歩きました。理容店のマスターは、「今年もやるんだ。貼っとくよ」と。散歩を兼ねて5000歩ほど調子良く歩いていたのですが、だんだんと風がつよまり、予定の半分ほど配ったところで切り上げました。

午後、町役場のケーブルテレビ担当の部署に「お寺フェス」の取材要請へ。いつもきてくださっていたMさんは3月で退職されたそうです。あいさつできず残念。つづいて、連休前に届けたかったふれあいいきいきサロンの会計報告の提出のため社会福祉協議会へ。昨年度は9回サロンをひらきました。とくに、6月の日帰りバス旅行がみなさん楽しかったようです。ことしは9月にできれば。どこにいくとしましょうか。

サロンをはじめたのは2023年6月。5月の第1回お寺フェスでの健康チェック、大人気でした。お寺を健康づくりの場として活用できるじゃないか、集まってご飯を食べてワイワイしゃべることも健康にプラスになるはずとはじめたのがなもなもサロンでした。楽しみにされている方が多くあり、「ナモの会」という別称もあります。

社協の方とも知り合いになり、お寺フェスにきていただいたり、このブログを熱心に読んでくださっている職員さんもいらっしゃいます。

もうすぐ丸3年になるのかと。末永く続けていきたいと思います。

車中でブログを書いていると、ここでたまに見かけるネコが2匹よってきてくれました。誰にお世話してもらっているのでしょう。車に気をつけるんだよ。

あやめってそうだったの

さわやかな5月の気候です。全く手を入れることができずに推移している「西法寺農園」ですが、あやめが咲き始めています。しかも少し離れた土手でも花を咲かせています。鳥、あるいは風が種を運んでくれたのではないかと。花が咲くのは種を植えてから3年後とのこと。まったく知りませんでした。過去の仕事がいまに生きているわけです。よく咲いてくれました。

密集しすぎると花が咲かないそうです。「農園」の方は昨年100以上咲いたと思います。かなり密集しているので、あまり咲かないようなら手入れしないといけません。

GWで長期休暇をとられた方は、調子の出ない1日なのもしれませんね。私の方は法務がつづいた期間でした。きょうも普段と変わらない1日のはじまりです。シマちゃんにご飯をあげて、ウグイスの鳴き声を聞いて、お寺で手をあわせて、蓮のカメの水位を確認して、それに加えてあやめを眺めてといった具合に。

今日、明日の予定は、岩井集落への「お寺フェス」の案内、市内の法務局に出向いて納骨堂建設申請に必要な謄本や公図の入手など。

それ以外はゆったり過ごせたらなと思いますが、さて、どうなりますか。

絵のような風景

網代集落のご門徒さん宅にお寺フェスのチラシを配って歩いています。

集落の坂道をのぼったところに絶景ポイント、千貫松島があります。

あっと息を呑むような海の青さ。遊覧船に乗っている観光の方も、いい思い出になったことでしょう。

歩いてやってきた福岡出身の2人の学生さんも、「めっちゃきれい。透明度がすごい」と驚いていました。2人でハートを作って記念撮影。撮ったのは私です。

岩美町は本当に豊かな自然に恵まれています。私もしばし足を止めて雄大な風景を楽しみました。

網代のネコ。ナモの親せきかも

山に還ったお墓を訪ねて

昨日の午後、車を1時間ほど走らせて、ある「お墓の跡」を訪ねました。
先日、納骨堂にご遺骨を納められたご家族から、「かつての実家のお墓に一度手をあわせたい。一緒に行っていただいてお経をあげてほしい」と頼まれたからです。

朝からの強風に加え、現地が近づくにつれ激しい雨が降り始めましたが、ご自宅に着いたころには雨がやみました。さらに車で5分ほど走り到着です。


「あのあたりにお墓があったはずです」


そう教えられた場所を見上げましたが、お墓は確認できません。かつての面影はなく、山の一部と化してしまったのでしょう。幼い頃にあったという橋も渡ることができません。

ガードレールの上に持参した小さなご本尊を置き、ご家族と共に手をあわせます。山が風をさえぎり、雨も一滴も落ちてきません。


しかし、30分ほどのお勤めを終えた途端、待っていたかのように再び雨が降り始めました。スマホの天気予報によると、お勤めしていた30分の間だけ雨がやむ予報でした。まさかと思っていたのですが、その通りだったのです。

ご先祖のみなさんが喜んでくださったのか、私に不思議な力が備わっているのか。

もちろん、偶然でしょう。

けれど、このひと時は、私とご家族の心に深く刻まれた気がします。

ナモの日記(2026年5月)

ナモです。

おばたんが、アタイのだいすきなすとーぶをぜんぶかたづけてしまいました。
おこたのおふとんもなくなって、ほっとかーぺはまだ、ときどきついています。あたいたちはおひさまのあたるえんがわでひるねすることがふえたんだけど、カゴがふたつと、ちいさなイスがひとつなので、とりあいになることがあります。
クウとくろねこのだれかがいっしょのカゴにはいって、うまいことおさまることはあるけど、アタイはターちゃんとしかいっしょにねんねしないので(おばちゃん注:ターちゃんすら、ナモのご機嫌が悪いときは一緒のカゴには、入れません…)。


えんがわのばしょがないときは、おいたんのいすか、しょくたくのべんちにいきます。ふたつともむーとんがひいてあり、フワフワがすきなネコは、そこでもきもちよくすごせます。

あついひもあるので、おみずをしっかりのまないといけません。


アタイたちがおみずをのむばしょは、あちこちありますが、アタイはやっぱり、じゃぐちからでるしんせんなおみずがいいとおもいます。のみかたは、ふたつあって、ちょくせつチロチロおみずをなめるほうほうと、おててでしゃくって、おててをなめるほうほうです。きょうは、おててからのみました。このほうが、じょうひんだとおもうのよ。でも、よこでみていたおばちゃんは「おててはきれいですか?おみずといっしょに、おててのばっちいものもなめちゃってるんじゃないですか?」と、いじわるをいいます。

ノノちゃん動物病院へ

西法寺の動物係、坊守です。2ヶ月ぶりに黒猫ノノの受診で、鳥取に行っていました。


今は、ワクチンシーズンだそうで、病院待合室には、犬たちばかりズラリと並んでいました。少数派の猫は隅っこで待機。
ワンちゃんたちは、猫のようにバスケットに入れるルールはないので、比較的自由にふるまっていました。うちのターちゃんより小さな、お座敷犬がほとんどで、チワワとプードルのハーフの「チワプー」や、首の太いフレンチブルドッグ、耳の毛だけをブルーに染めてもらったおしゃれなマルチーズなどを見ました。他の犬に吠えつくにぎやかな子、そんな環境がストレスだったか、飼い主さんに抱っこされたまま、お尻から大きなものをポロポロ落としてしまった犬もいました。
そんな光景を楽しみながら診察室へ。血液検査の結果、悪化せずにいるので、点滴は10日に1回に減らしてみて、それでデータに影響なければ、「点滴はお休み」にしてみよう、となりました(ヤッホー!)

ノノはブログにも書いてきましたが、昨年7月に体調を崩し、重篤な腎不全と診断されました。入院し持続点滴するも劇的な改善はなく、主治医とは「ストレスのないお家で、残りの時間を心地よく過ごさせてあげましょう」と、看取りを前提に話ししていました。家での皮下点滴も教えていただき、住職と行っていました。
ところが、2カ月3カ月と時が経つにつれゆるやかに回復。日に2回の点滴が1回に、そして隔日、週2回、現在は週1回。2月に一時食欲を落としましたが、またもりもり食べ、何よりご機嫌です。末期の腎不全から、中等度の腎不全になりました。
本人は、大嫌いな病院に連れていかれて不本意なようでしたが、半日過ぎて、おばちゃんを、アーアーと大声で呼びつけにきましたので、許してくれたのでしょうか(ノノはニャーとは鳴きません)。
野良の厳しい日々から、ご飯も暑さ寒さの心配もない家猫生活が始まっているのですから、なるべく長くこの状態を維持してほしいと思います。

こちらはター坊です
シマちゃんも無事冬をこえました

筍をグツグツと

坊守です。
今日もバタバタしていましたが、道の駅に展開される豊かな山菜と、連休に元気をもらい、タケノコご飯を炊きました。庭からつみたての木の芽をあしらって、なかなか美味しくできました。

玄関口でタケノコに興味津々のネコたちの爪からまもり、皮のまんまのタケノコをぬかの茹で汁でグツグツ。岩美町で生活するまで、こんな作業に親しむことはほとんどありませんでしたが、豊かで楽しいものだと思います。
タケノコを使った言葉を調べてみると「筍生活」:タケノコの皮を一枚ずつむくように、家財を売りながら生活費にあてる暮らし/
「筍医者」:ヤブ医者にも及ばないへたくそな医者/「竹の子の親まさり」:子が親よりも優れていること/「雨後の筍」:似たような事柄が次々に現れること
と、あまりいい使われ方をしていません。
「雪中の筍」:得がたいものを手に入れること、というのがありました。私が今日のタケノコ調理で感じたのはこれかな。

4月最後の葬儀、そして5月へ

今日はご門徒さんのお宅で葬儀をおつとめしました。私自身、ご自宅での葬儀というのは3件目でほとんど経験がありません。ですが、仏間にはご本尊がいらっしゃるので、他に必要なことは特にありません。施主さんは床の間にも南無阿弥陀仏の大きな軸を掛けておられます。なかなか見事な筆づかいの軸でした。インターネットで見つけて気に入られ、買ったそうです。お仏壇の御本尊、そして、掛け軸を前に、故人さまを偲び、ご家族と共に手をあわせました。

この1月、別のご門徒さんの通夜・葬儀にも弔問してくださった方がお参りでした。その際、私がお配りした法名の意味について記した紙を読まれ、びっくりしたとおっしゃいます。昨日のお通夜の際にも、同様に紙を1枚お配りしました。私自身は故人さまを記憶し、そのあゆみと法名とつなげるということを心がけています。ささやかではありますが、これからも続けていきたいと思っております。もちろん生前法名をできるだけたくさんの方に本願寺より授かって欲しいという希望も持っております。

故人さまから見るとひ孫さんもお参りしてくれました。年齢は百歳近く離れています。この子らが平和に生きていけるだけの環境を守っていくことこそ、今の大人の最も大切な役割ではないでしょうか。

お寺での法要が3時過ぎに終わり、「お寺フェス」のチラシを岩井の共同浴場と郵便局、そして民藝店さんに貼っていただけるようにお願いに。地元の信用金庫さんも店頭に置いてくださるとのこと。

明日からはや5月です。お寺フェスは5月31日ですが、あっという間に巡ってくることでしょう。せっかくの機会ですので、少しでもつながりが広がるように頑張ってみたいと思います。

祝・開店1周年

昨日、医療生協の班会を開きました。血圧を測ったのち、体操の動画に合わせて私たちも身体を動かしました。インターネット上には、さまざまな高齢者向けの体操動画、脳トレがあります。それをこの度、発見しました(遅すぎ!)スクリーンとプロジェクター、パソコンがあれば何でもできそうです。室内で十分、身体を動かせます。世の中にでまわっている財産を活用して健康づくりに生かしていこうと思います。網代のサロンでも取り入れてみようかなと。

今日は夕方からお通夜、そして明日は葬儀となりました。両日とも、ご自宅の仏間でのお勤めです。昨年は葬儀の件数が、私が住職になった以降、最も多かった年でした。門徒さんではない方からの依頼が増える傾向にあり、今年ももしかしたら葬儀の多い年になるかもしれません。あてにしていただくのはありがたいことです。

きょうは祝日です。通常ならお休みの「お菓子 とわ」さんは営業日です。しょうがせんべいを買いに行くと、レジのところに「きなこもち」が。新製品?と思ったのですが、それにしては軽い。開店1周年の記念品、中身はミニタオルとのことです。

1周年おめでとうございます。これからも春を重ねていってください。

「つながる」ということ

昨日は網代布教所で「なもなもサロン」を開催しました。昨今の情勢もあり、ワンコインだったお弁当も600円に。お弁当屋さんも申し訳なさそうにされていましたが、こればかりは仕方がありません。それでも、お寺で開催しているサロンであることを考慮されて、いつも高齢の方に喜ばれる献立にしてくださいます。「鮭が美味しいで」「スーパーで買ったら高いで」と。私はひじきの煮物がうれしい一品でした。この「食べて、語らう」時間を長く続けるためにも、お弁当屋さんが頼りです。今後ともよろしくお願いします。

今回のサロンでは、通院の話題が主でした。目の治療のために県西部の鳥取大学医学部附属病院まで通っている方は、「米子駅での乗り降りが大変で……」とこぼしていらっしゃいました。コーヒー係兼お菓子係の私は、お供えのお菓子を持参したのですが、月初めの網代法談のさいのお供えのお菓子もたくさんあって、なかなか豪華なランチとなりました。

私自身はといえば、午後は慌ただしく過ごしました。1時過ぎに網代を出て、2時からの吉岡温泉での会合へ。その合間を縫い、20分ほど走って因幡斎場へ。直葬での読経を勤めさせていただきました。
初対面のご遺族から30分ほどお話をうかがいましたが、非常に考えさせられる内容でした。数十年ぶりの再会、そして別れ。「割り切れない思いもあったことでしょう。よくお見送りなされましたね」とお伝えしました。

その後、吉岡での会合に再び戻り、終了後にお寺へ。夜7時前、ご遺骨を持たれたご家族と共に境内の納骨堂へ納骨して、手をあわせました。「ずっと気になっていることがあって。誰も世話をしなくなった故人の実家のお墓でお経をあげてほしい」とのご相談をいただき、ゴールデンウィークに再会する約束を交わしました。

サロンでは、日常のつながりの大切さを感じ、
直葬からは、一旦切れたつながりが、こうしてまたつながることもあるのだと知るのでした。昨日のことは忘れないでおきたいと思い、少し、長文を記しました。

全てが終わり、仕事帰りに夕食を買ってきてくれた坊守と古家へ。昼間、放っておかれたネコたちに猛抗議を受けてご飯を与えるのでした。