ナモの会からゆかむり班へ

昨日の熊本での大きな地震。10年前の記憶が蘇ります。猛暑が続く中、被災されたみなさんのご苦労はいかばかりでしょう。政府や行政に、万全の対策を強く望みます。

本日は、昼に網代での「なもなもサロン」、そして午後2時からはお寺で「医療生協の班会」と、ハシゴをしました。

網代のサロンは、いつものように昼食会です。今回は岩井の「おぐら」さんにお弁当をお願いしました。700円でこの内容。すごいでしょ。


届けてくださったのは、初対面の若い方でした。数年前に移住してこられ、今はおぐらさんで働いておられるそうです。

サロンでの話題は色々ありましたが、私の耳に入ったのは、12日投票の町議会議員選挙の結果とその後について。地元網代から立候補した3人の方が、みなさん当選されました。12人の定数の中で3人ですから、網代率が非常に高い結果です。
「住職は今日は用事があるでしょ」と気を遣っていただき、いつもより少し早く会を終えました。

そして午後は、お寺で医療生協の班会です。今日は職員の方に来ていただいて、熱中症対策のお話と体操をしました。
鳥取の夏といえば傘踊りの「しゃんしゃん祭り」が知られています。医療生協さんで、その歌に合わせたフレイル予防体操を数年前に作られたそうです。一つ一つの動きは体がよく伸びて良いのですが、「きなんせ節」という曲はテンポが結構早くてついていけません……。0.8倍速くらいならちょうど良いかもしれませんね。また機会があれば挑戦します。

最後に、5月31日の「お寺フェス」の動画を視聴しました。ケーブルテレビでの放送を見逃したという方もいて、みなさん笑いながら楽しんでおられました。
町のケーブルテレビから、これまでの4回分の動画データをいただいたので、せっかくならと2023年の第1回の動画も視聴。するとそこには、今年の冬にご往生されたご門徒さんの姿が映っていました。インタビューを受けておられたのです。

その方の娘さんには、法要の際に「お父さんはお寺フェスに来られていましたよ。池の近くに座ってカレーを食べておられて」とお伝えしていました。それをきっかけに、今年の「お寺フェス」には娘さんが参加してくださったのです。
インタビューを受けておられていたことはすっかり忘れてしまっていました。この動画、機会があればぜひ娘さんにも見ていただきたいと思います。

ヒグラシの声を聞きながら

今日は午前中、父親の受診日でした。4つの診察があるので、朝8時半から正午過ぎまでかかります。いつものように病院内にはたくさんの患者さんと付き添いの方の姿。

心房細動が数年ぶりに再発したということで、31日にも受診することに。本人は自覚症状はないようでした。脱水気味とも。水分補給を意識してもらわないといけません。

父を家まで送り、町内の薬局で薬を受け取りました。薬の種類が増えたこともあり、薬剤師さんが飲み間違えの起こらないようにと薬に目印を。説明を受け、もらって帰るともう午後1時を回っていました。今日から飲む必要がある薬を渡して、飲んだことを確認し私も昼食をとりました。

それからお寺に帰って事務作業を少し。

ブログを書いていると小雨が降りだしました。2日間続けての雨です。すると、夕暮れでもないのに、裏山からヒグラシが鳴き始めました。薄暗くなると鳴くことがあるそうです。夜明けや夕暮れに鳴いているのですから日中、薄暗い天候時に鳴いていても不思議ではありません。ところが、雨が少し強くなるとピタッと鳴きやんでしまいました。アブラゼミだけがジリジリジリと鳴き続けています。そして、小雨になるとまたカナカナカナと鳴き始めています。

午後3時過ぎ、なじみの法衣店さんが、クリーニンした合物(春秋冬)の法衣を届けてくださいました。

雨に濡れる境内です。昨日の剪定でスッキリしました。

蓮は今日も一つ開きました。残る花芽はあと2つ。今週末が最後になるでしょうか。


お盆に向けて境内を剪定

未明に激しい雷雨がありました。梅雨明け以降、雨は初めてではないでしょうか。日中は蒸し暑いですが、境内には風も吹き抜け、日陰はいくぶん涼しさも感じます。

今日は地元の植木屋さんに来ていただいて境内の剪定です。4人の職人さんがいっせいに。見た目も風通しもすっかりよくなりました。

怖っ! 私には決してできない仕事です。

午後、お墓じまいの相談でお客さんがありました。お寺のご門徒さんではありませんが、お話をうかがって、今後必要と思われることをお伝えしました。ふだんは県外で生活し、岩美町に帰ってくるのは年に数回。ご両親はすでに他界され、町内にある実家のお墓をどうするのか悩んでおられるご様子。うちに納骨堂があることを耳にされ、こられたそうです。ご利用されるかどうかはわかりませんが、選択肢の一つとして頭に入れておいていただけたら。

8月の末に新納骨堂の2回目の説明会を予定しています。2日前、1回目には参加されていなかったご門徒さんから利用を前提にした参加の申し込みがありました。

お墓の不安を安心へ。少しでも貢献できたらと考えています。

お寺を心の居場所・拠り所に|総代研修会を終えて

昨日の午後、本堂で研修会が開催されました。鳥取東部の本願寺派寺院で総代(役員)を担っていただいているご門徒の方が、30名近くお越しになりました。

私からは「お寺を心の居場所・拠り所に」というテーマで、1時間ほどお話しさせていただきました。日頃から「お寺を支えたい」という思いを抱いてくださっている方々です。暑い中、熱心に耳を傾けてくださるそのお気持ちを無駄にしてはならないと、強く思いながらお話しいたしました。ですから声が大きくなり、話し終わるとぐったりしました。

右も左もわからぬまま自坊に戻ってきた2018年の春以降、同じ本願寺派の寺院に学んだことを、一つ一つ実行に移してきました。ご門徒さんによびかけての境内清掃、エアコンや椅子・机の設置、ご葬儀の際に一緒に読める経本の配布、玄関の介助用具の用意など、すべて他のお寺のいいところを真似させていただいたものです。

「お寺フェス」もその一つです。境内で縁日のような行事をされているお寺があることに衝撃を受けました。「西法寺ではどうすれば開催できるか」を役員会で相談し、1回目を開催したのが2023年のことです。キッチンカーで仕事をされているご門徒さん、魚の行商をされているご門徒さん、坊守が働く鳥取医療生協のみなさん、そしてプロの落語家さんのもとで稽古をつけてもらっていた友人。つながりによって実現できたイベントでした。

また、本願寺が主催する「寺院サポート講座」に出席した際、数年先を見越した寺院運営を意識することの大切さを実感しました。そこで、みなさんにアンケートをお願いし、そのご希望をいかに形にするか役員会で相談を重ねてきました。その結果、寺院葬の説明会や、今年の納骨堂建設といった具体的な形へと進めることができました。

研修会でもお伝えしたことですが、「学ぶとは、真似ること」です。

そして、実際にやってみることで、多くの発見がありました。「お寺フェス」を開催したことで、健康問題に強い関心を持っていることが分かり、これが「サロン」や医療生協の班会のスタートへとつながりました。

研修会の終わりに、西法寺の役員さんが「これからも住職と一緒にお寺を盛り上げていきたい」と発言してくださいました。

「お寺を心の居場所・拠り所に」という目標を胸に、みなさまとともに歩む日々を大切に過ごしていきたいと改めて誓った研修会でした。

お寺掃除の13人

朝、境内の清掃をご門徒のみなさんと。私と坊守含め13人で取り掛かったので、境内すっきりとしました。

午後からはお寺で研修会がありました。お見えになった方がブログをチェックされたようで、「今日は掃除だったんでしょ」と。この状態を維持したいといつも思いつつなのですが、難しいところです。

近所のご門徒さんが、「除草剤をまいとこうか。池の鯉には影響ないで」とのことで、家に帰って道具を持って納骨堂の周辺などに除草剤を散布されました。池の大きな鯉が1匹死んでしまっているようです。酸欠でしょうか。かわいそうなことをしました。池は前住職が手入れをできなくなって以降、水質が悪化してます。水の循環がまともにできていません。生き物を飼っている以上、責任を問われる事態だと思いました。これは考えないといけません。

網代の道場の草も気になります。こちらは、来週の月曜か火曜日のどこかでとは考えています。

少し暑さがおさまってくれないものでしょうか。

土曜日は掃除に研修会

午前中がいちばん作業がはかどります。7時前から明日の研修会の資料作りを再開して、10時半すぎには完成しました。

「お寺を心の居場所・拠り所に」。2018年春以降の体験談を中心に。もう丸8年が過ぎました。振り返りの時間をいただいたように感じます。あすは午後のいちばん暑い時間帯に30人近い方がこられる予定です。

朝はお寺清掃が8時からあります。本堂の内外の掃除を中心にあまり暑い思いをしていただかないように気をつけます。

作業がひとまず終わり、ネコの小径を通って古家へ。シマちゃんは定位置でゴロンとしています。

冬は玄関に入ってきて寒さをしのいでいましたが、夏はそういう行動をとらず、外の日陰で過ごしていることが多いようです。無事に過ごしてほしいものです。

「少欲知足」と「強欲不足」

連日、40度を超える猛暑の話題を目にします。
世界各地で異常気象が現在進行中であり、ヨーロッパの熱波は「観測史上最も深刻」と報じられています。

今週土曜日の研修会資料を作成するため、西法寺通信のバックナンバーを再読していました。そこには、かつて南極観測隊に参加されたご門徒さんから、2024年にうかがった次のようなお話が記されていました。

「海に流れ出た氷河や海氷(かいひょう)は太陽熱を約7割反射しますが、それが溶けて海水面になると、逆に9割の熱を吸収してしまいます。ですから、一度氷河や海氷が溶け出すと海水温が上がり、そのせいでさらに氷河が溶け、いっそう海水温が上がります。これを『正のフィードバック』と言います。このままでは海流や生態系が完全に変わってしまいかねません」

本当に深刻な事態が起こっているのだと、改めて痛感させられるお話です。

本日のお昼前、お世話になっている大工さんがお寺に見えました。この異常な暑さのなか、夏場は仕事の開始時間を早めているそうです。また、夏時期の現場をなるべく秋へと変更し、職人さんの体調管理にも注意を払っているとのことでした。

仏教には「少欲知足(しょうよくちそく)」という教えがあります。己の欲望をコントロールし、「足るを知る」ことを意味する言葉です。しかし現代の私たちは、真逆の「強欲不足」に陥っているのではないでしょうか。

現在の気候危機の主な原因が、私たち人類の経済活動にあることは明白です。個人としても、社会のあり方としても、この現実を真剣に受け止めなければならない局面に立たされています。

私自身も、ただ日々「暑い、暑い」と嘆いているだけではいけませんね。

我が家の蓮も咲きました

朝から、法事のお礼ハガキをつくっています。蓮が登場するのはこの時期だけ。できあがり、郵便局のポストへ。歩いて2、3分ですが、歩くのがいやになる暑さ。早朝はヒグラシがカナカナカナと鳴いていましたが、朝8時を過ぎるとアブラゼミがジリジリと鳴いています。

古家の玄関前の蓮も見事に開いてくれました。

今日と明日は、土曜日の研修会の準備に邁進します!

「100分de名著 親鸞『教行信証』」

今日も朝から暑いですねー。

山門の前に蓮の案内を置きました。今日の朝は6つ咲いていましたが、10時前には一つ花びらを落としていました。わずか4日咲くために泥の中から立ち上がってくれたのです。ほんとうによくぞ咲いてくれました。

これから咲きそうな花芽が9つあります。合計20をこえる蓮が咲くというのは初めてのことでしょう。植木屋さんの追肥の効果でしょうか。

現在、Eテレ「100分de名著」では宗教学者で本願寺派僧侶の釈撤宗さんが、親鸞聖人の「教行信証」の解説をされています。そのテキストを入手し、一読しました。

司馬遼太郎さんが「日本の思想史上、親鸞が最大の人物だろうと思っている」と述べていると釈さんは紹介しています。

その親鸞聖人が30年以上かけて書き上げた書物です。ただし、読み解くのは容易ではありません。

こうした手に取りやすいテキストを通して、親鸞聖人の他力の教えに触れていただけたら。

釈さんは、親鸞が、「自らの実存(他の誰も取って代わることができない、今、ここに在る現実の自分の問題)」を通して他力の教えをとらえていることを繰り返し強調しています。他人事ではないのです。だからこそ、私にとってはどうなのだろうと、自分に引き付けて考えることもできます。いかに生きていくかという問を深める上でも示唆に富む内容がありますよ。親鸞聖人の教えは今なお輝きを放っています。おすすめの1冊です。

お寺さんを迎えて

県東部、八頭町船岡にある光賢寺の仏教婦人会ご一行さまが、朝、研修旅行でお越しになりました。
朝、境内では6つもの蓮が咲いていました。

「昨日から、『咲いてくれよ』と念じていたので、それが通じました」
と軽い冗談を交えてごあいさつ。

ご一緒に短いお勤めをしたあと、「西法寺の歴史について」約40分ほどお話ししました。

創建当初のこと、そして、教義上の解釈から紛争にまで発展してしまった「三業惑乱」(さんごうわくらん)と西法寺の関わりについて主にお話しさせていただきました。

最後に「お寺フェス」の映像を見ていただきました。笑いも起こり、楽しくご覧いただいたようです。

和歌山・極楽寺さんの前住職・前坊守さんから届いたばかりのオレンジ使ったフルーツウォーターで水分補給。最後にみなさんと記念撮影をして、お寺での研修は終了です。

昼食は「てっぺん」でそば、その後、山陰海岸の風景を楽しみ、再度岩井に戻って「岩井窯」さんへという工程です。

みなさんのおかげでお寺の歴史について勉強する機会を得ました。感謝。