食料無料市をひらきました

坊守です。
今日は食料無料市でした。鳥取市内二ヶ所の公営団地と、そのほかのエリアにお届け隊4チームが出動。
この実行委員会に参加している鳥取医療生協は、春開催の無料市ボランティアを新入職員研修の一環にしていますので、職員教育責任者のわたくしも、ジャージにメガホンを持ってでやっ!と飛び出しました。


30名以上の新入職員たちは、来られた人たちのお話を丁寧にきき、介助し、重いお米類を玄関先まで同行して届けるというしごとに、はりきって取り組んでくれました。病院で来る患者さんたちを待つのみでなく、生活の場にも心をよせて、地域に出ることが当たり前の医療従事者に育ってほしいと思っています。

2021年から始めて14回目になりますが、今回も「相談に乗ってほしい」という方たちと出会いました。物価高騰は、年金暮らしにはあまりにも厳しいのです。「食べるものがない日がある」というひとり暮らしの女性がいました。「子や孫の生活支援が先なので、持病の治療を中断している」という方もいました。後日、無料低額診療事業が使える世帯ではないか、もう少し事情をうかがうことにしました。コロナの頃とは状況が変わったことを感じました。
ご門徒さんからも、あたたかいご支援をいただいています。状況の変化にあわせて、必要なとりくみをしていきたいね、と話し合いました。

さて、余談です。きょうは住職が法事で参加できなかったので、戦力不足の不安がありました。準備作業中に荷物がメガネに触れて、私のメガネが真っ二つに割れるという不吉なこともありました(注:浄土真宗は、そんなことは問題にしません)。とどめは、スタッフを運ぶはずの事業所のマイクロバスが予定時間になっても現れず、心配していたら、運転担当が1週間日にちを間違えていた!というハプニングに見舞われました。頼んだ人が適当だったのか、頼まれた方が呑気だったのか…でも、知恵と座席を出し合って切り抜けました。団結力が高まりました。終わりよければすべてよし、といたします。

統計調査に回答する

5年に1度、総務省・経済産業省より「経済センサスー活動調査」という統計調査への回答が求められます。

統計法に基づく報告義務のある調査なのです。すべての事業所、企業を対象としているので、お寺にも来るのです。回答する項目は名称や所在地、開設時期、従業員数、収入、費用総額、自動車保有台数、土地建物の所有の有無など。インターネットでの回答ですから、たいして時間はかかりません。

この調査によって、分かったことがあります。それは、お布施もGDP(国内総生産)に含まれるということです。よく考えてみればそうだよなという話です。寺社の収入も、広い意味で経済活動の一環ということなのでしょう。

政府には、社会的弱者に配慮した経済政策をのぞみたいものです。

サギに注意を

2週間ほど前のこと。NTTファイナンスを名乗る機械音の電話がありました。着信番号を見ると、「965」からはじまる番号で、国内回線ではなさそうです。

「未納料金があります。今日中に電話を停止します」とのアナウンス。まあサギ電話だろうと思いつつ、ブログの材料につきあってあげようと、いわれるまま「1」をプッシュ。すると今度は若い男性が肉声で登場。「調べてかけ直しますので、20分ほどお待ちください」。

どうやって懲らしめてあげましょうかと電話を待っていたのですが、なかなかかかってきません。その後も電話がかかってくることも、請求らしきものもありませんでした。

ちなみに国際電話は着信を休止することができます。詳しくはこちらを。警察庁の特殊詐欺対策ページです。

https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/case/international-phone/



固定電話には出ないという人も多いと思いますが、お寺はそういうわけにもいきません。「○○買い取ります」「金融商品のご案内で」。中には、「寺院経営を安定させるために、○○をしませんか」「お寺の広告を我が社で」などというお節介な電話まで。

「他人の所有物をば、与えられないのに盗み心をもって取る人、――かれを賤しい人であると知れ」。ブッダの教えです。

サギ師にいっても仕方がないのかもしれませんが、その生き様でよいのか。あなたはそんなことをするために生まれてきたのか。電話がかかってきたらそう言おうと思っていたのですが。逆に向こうがガチャ切りしたかもしれませんね。

久しぶりにサギへの注意喚起を書きました。みなさんお気をつけください。

追伸。4/16に今度は1833から機械音の電話が。「年金保険金料が未納になっています。最後まで切らないでください。係のものが対応します」。さすがにつきあってられないので切りました。カモにならないようにしましょう。

食料無料市をひらきます

今日は朝からずっと雨が降っています。本当に久しぶりに予定が入っておらず、午前中は仏教書を読み、会計作業なども。合間に郵便局に行ったり、近所の仕出し屋さんに6月と8月に予定されている研修会のお弁当を予約したり。午後は資料作りです。次の日曜日の午後、境内整備について役員有志の方と意見交換することになっており、説明用のパワーポイントを作成しました。それをふまえて25日(土)、本堂で、門徒さん向けの説明会を開催します。20人ほどが参加される予定です。どんな境内整備を考えているのかは25日のブログにてみなさんにも報告させていただきます。

18日(土)鳥取市内の市営団地の集会所で「食料無料市」を開催します。私は仕事のため残念ながら参加できません。お寺からはご門徒の歯科医師さんからいただいたマスクを供出したいと思います。ご利用いただければ幸いです。

「戦争はもうたくさんだ」

「戦争はもうたくさんだ」「これほど多くの無防備な人々の苦しみに沈黙したままでいることはできない」「イエスは戦争を仕掛ける者の祈りには耳を傾けない」。ローマ教皇レオ14世が、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃をきびしく批判しています。

その教皇をトランプは、「イランが核兵器を保有しても構わないと考えているような教皇は望まない」などと批判。自身をイエス・キリストに見立てた恥ずべき画像をSNSに投稿しました(批判され削除)

イタリアのメローニ首相は、「教皇に向けられたトランプ大統領の言葉は受け入れられない」と反発しています。

教皇は「福音書には、平和をつくる者は幸いだと書かれている。教会は戦争に反対し、平和と和解を支持することを明確に発言する道徳的義務があると信じている」「私はトランプ政権を恐れていないし、福音書のメッセージを大々的に伝えることも恐れていない」

しびれる宗教指導者です。日本の仏教界もつづかないと。

花をたむける

人はいつから、亡くなった方に花を手向けるようになったのでしょうか。考古学によれば、およそ1万2千年前にさかのぼるそうです。ずいぶんと長い歴史をもつ営みなのです。

現代の葬儀では、式のあとに供花を棺に納めてお見送りするのが一般的になっています。ただ最近は、お花の値段が上がり、数年前の倍ほどになっているとも聞きます。

本日、本堂で葬儀をお勤めしました。今回は供花のご用意がなかったため、「何かできることはないか」と前日から考えていたのですが、ふと思い当たるものがありました。岩美町からいただいた生活応援クーポンです。それを使ってお花を求め、坊守に飾ってもらいました。

式を終えたあと、15年間にわたって親御さんを介護されてきた施主さん、そして弟さん、親せきの方と棺を花で飾り出棺しました。

『阿弥陀経』には、「青色青光・黄色黄光・赤色赤光・白色白光」とあります。それぞれがそれぞれの色のままに輝いている——いのちは、そのままで光を放っているのだと教えられます。

故人さまを飾った花の色は、黄、赤、白でした。
青は残念ながらありませんでしたが、それらの色がそれぞれに光っているようでした。

式が終わり火葬場へ。その帰りがけ、3月に納骨法要をおつとめした故人様を偲ぶため、隣接する墓地へ。ウグイスが「法を聞けよ」と鳴いてくれました。

合掌

可愛い声で「きみょーう むりょーう」

本日より月一回の「いっせい清掃」が始まりました。近所を流れる瀬戸川の掃除を短時間。この間、強い風が吹き、桜も散ったので、川には葉っぱがたくさん落ちています。30分ほどかけてとれるだけ。日中、庭掃除をしていた坊守によると、ジャージにマダニがついてうたそうです。噛まれると大変です。お互いに気をつけないといけません。

午前中は2件の法事がありました。施主さんのお孫さん、今年4歳になるAくんもお参りしてくれました。施主さんの奥さんの横に座り、読経する声を聞くうちに「正信偈」の最初の2ページを覚えたそうです。今日も、「きみょーう むりょーう じゅにょらーいー」と可愛い声を響かせてくれました。

2件目の法事には、町内のサロンの代表をしているYさんもお参りに。帰りがけ、「せっかくお話を聞かせてもらっても、すぐ忘れてしまうのでー」と。「覚えなくてもいいですよー」と私。

蓮如上人は、「ザルで水は救えない」という例え話をされたそうです。頭で覚えようとするものではないということです。ではどうしたらいいか「浸しておけばいい」と。つまりその教えに身を委ねなさいということなのでしょう。

また身を浸しにお参りいただければ。

お花見会でした

今日は町内会のお花見交流会です。残念ながら桜はすでにおおかた散ってしまいました。

15名がお寺の集会室に集まって昼食をともにしました。目にも鮮やかなお弁当です。

こうして時々、ご近所さんが集まるのはいいことです。次週の日曜からは恒例の「いっせい清掃」もはじまります。

午前中、西法寺通信を車で15軒ほど配ってきました。家の前で作業中だったご門徒さんから仏事の相談事も。1週間ほどかかって全てのご門徒さんに届けることができました。ご協力いただいた世話役さんに感謝。

先日、お寺の納骨堂を見学に来られた方から、「利用したい」との電話がありました。西法寺に納骨堂があるということを知り合いの方から聞いてのことでした。こちらはゴールデンウィーク明けの納骨となりそうです。これで今年に入って5件目となります。ホームページ以外で宣伝はしていないのですが、お墓じまいを考えている方が増えていることを物語っていると思います。

問題ありません

法事用の生姜せんべいが切れたので、お昼に「とわ」さんへ。「クロスワードパズルの問題が1問、抜けてましたよ」と。西法寺通信の最後のページのパズルのことですが、確かに7番の「タテ」の問題が抜けていました! 

お寺に帰るといつも回答をいただくご門徒さんからハガキが届いていました。答えとともに、「7の答えはカサタテですか?」との質問が。はい、正解です。

問題はありませんでしたが、問題ありませんでした^^;

ですので、回答をお待ちしております。

インドのはなし

昨日は網代法談の終了後、3回忌の法事をおつとめしました。施主さんは仕事先のインドから休暇を兼ねて帰国されています。日本の家電メーカーの現地工場の建設にたずさわっています。期間は3年から5年。今年は2年目ということです。

施主さんによると、「インドの人のいちばんの優先順位は宗教です。日本人とわかると、『ブッダ』と声をかけられますよ」。日本が仏教国と知られているのでしょう(実際はそうでもありませんが)。赴任先は赤道直下。「とにかくあつく、生水を飲んだら日本人は腹を下します」。持ち物や身につけた装飾品ををすべて預けないと入場できない宗教施設も。そこで瞑想体験もされたそうです。カースト制度は今も残り、身分による居住地の差別、職業の差別などがあるとのことでした。インドでの生活が気に入って任期を超えて現地に留まる職員もいるそうです。さまざまな人種、宗教、価値観が混在するインド社会のいったんを知る思いでした。