つながりが人を生かす

午後、市内でシンポジウムがありました。

孤独・孤立対策 官民連携プラットフォームシンポジウムin鳥取

孤立や孤独に官民あげて取り組むこと、本当に大切だと思います。いま38%が単身世帯(1980年は、夫婦と子ども世帯、3世代で暮らす世帯あわせて6割を占めていたそうです)。誰にでも起こりうることです。

基調報告された奥田知志さんは、困難に置かれ、「どうでもいい命」と自暴自棄ですごしていた若い女性との関わりを紹介しました。その彼女が、「死んだらあの子に悪い」と自死を踏みとどまり、「3割くらいは生きていきたい気持ちがある」といっているそうです。「あの子」とは、抱っこしてあやした奥田さんの同僚のお子さんのことです。

「出会いが、つながりが人を変える」「つながりが人間を生かす」と強調しました。

奥田さんは牧師さんです。聖書の一節「人はパンのみにて生きるものにあらず」を紹介されました。イエスの言葉は素晴らしいです。

私も仏教徒の端くれです。「この世のものは全て持ちつ持たれつで、たった一つで存在するものはない」。これはブッダの教え、「諸法無我」です。

その精神で、自分にもできることを見つけていきたいと思います。

てっぺんにいってきました

午前中、法事をつとめ、勢いそのままに郵送作業にかかろうと思ったら、プリンターのインク切れ。買い物に出かける必要があるので、どうせならと、隣町の新温泉町のお蕎麦屋さん、「てっぺん」に坊守とともにいってきました。岩井から車で30分ほどかかります。

ここは、地元の自治会が出資をしてつくったお店です。久しぶりの来店となりました。てっぺんのある春来(はるき)は、山道を登ったところにあり、雪深い地域です。春来、実にいい地名だと思いませんか?

立派な梁です

私は海老天そばセット、坊守は蕎麦セットを注文しました。硬めのそばが好きなので、私の好みにもバッチリ。

尊いおめぐみをおいしくいただきました。

むずかしいことをやさしく

午前中は25回忌のお勤めでした。おそらく中学時代以来の再会となった同級生も。「変わってないなあ」とお互いに確認しあいました。

今日は、年回法要というお勤めをご縁に、一、永六輔さんの「南無阿弥陀仏」について、二、「恩」と「報」という二つの内容についてごく短くお話ししました。A4の紙を1枚、お配りして読み上げるスタイルです。

永六輔さんの「南無阿弥陀仏」については、著書にあるこんな説明から。
「ナームというのはサンスクリット語で、(南無)は当て字です。(あなたについていきます、あなたを信じます、あなたがすきです)という意味。アイラブユーでもナームでもいいです。つまり、阿弥陀仏が好きです、阿弥陀仏を信じますと、いうこと。仏さまは阿弥陀仏だけじゃないんですね。日本の神さまと同じで、いっぱいいて、その中のお一人が阿弥陀さん。この阿弥陀さんの教へのなかで、阿弥陀さんご自身がいちばん大事にしているのが、(誰かを救うことによって、自分も救われる)という考え方なんです。そうすると、(南無阿弥陀仏)と言うのは、誰かを救うことによって自分も救われるという考え方を信じます、ということでしょ。みなさんがたとえばお寺さんの前だったり、ご法事があったときに言っている、ナマンダブ、ナマンダブというのは、そういうことです」(永六輔著『伝言』より)

好きだからこそ、少しでも真似して生きていきたい、生きていこう。それがお念仏申すものの生き方ではないかと思っています。

「恩」と「報」は親鸞聖人の和讃
「如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も 骨をくだきても謝すべし」
を引用させていただいて、

「恩」には「誰かが私にしてくれたことを覚えておく」という意味が、「報」には「報いる」とともに「報せる」という意味があります。誰かに受けた恩を、今度は、また誰かに渡して(報せて)生きていきましょうということです。法事とは、そういう集まりではないでしょうか。

といった内容をお話ししました。

日頃お世話になっているご門徒さんが、「なんだあ、ええことが書いてあるで。持って帰ってよう読ませてもらいます」とおっしゃっておられました。

永六輔さんのように、難しい仏教用語を使わず、わかりやすく楽しく仏の教えを伝えることは容易なことではありません。

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

こちらは井上ひさしさんの言葉です。

そのためにも勉強、ということですね!


親鸞さんのお墓であり、私たちのお墓でもあり

ここでも何度となく記していることですが、西本願寺での法要参拝を主な目的とした旅行を3/30〜31に計画しています。最終的に19人での旅となりそうです。先日、参加予定のご門徒さんに行程表をお配りしたところです。考えてみると、一泊旅行に出かけた最後は2019年秋の本山参拝旅行以来です。

30日の早朝出発し、昼に京都市内へ。ランチのあと西本願寺の書院や飛雲閣を見学、境内とその周辺をぶらりしてから宿へ。

31日午前中の法要のあとは、大谷本廟に参拝し、あわせて納骨を行います。さらに京都国立博物館で『親鸞展』を鑑賞し、鳥取に帰る予定にしています。

大谷本廟は、親鸞聖人のお墓でもあり、全国のご門徒さんのお墓でもあります。希望する方は納骨ができます。団体さんは事前に申し込みをと呼びかけられていますので、今日はその作業をしました。

「お側に納骨したい」という気持ちになるのは、親鸞聖人が時代を超えて親しまれているという証ではないのかなと思います。それと、永代にわたって墓地としてありつづけるだろうという大きな安心感があります。

昨年の5月、網代のご門徒さんと、日帰りでお参りしたことがあります。その日も、全国からたくさんの方がお参りでした。ご門徒さんが、長い時間、手を合わせ、なんまんだぶと称えていたことも記憶しています。

はじめてお参りされるご門徒さんもいらっしゃいます。ここなら安心ときっと喜んでいただけることでしょう。

冬のネコの泉

きょうは網代公民館での習字教室でした。前回は大雪で中止。ひと月ぶりの開催です。前回から引き続き大きな字を書きました。

帰りがけに企画の案内のためご門徒さん宅へ。

ついでにナモのふるさと、「ネコの泉」によってみると、

いました、いました。写真に撮れなかったネコふくめ、10匹確認できました。いちばん下のネコは、「なでろなでろ」と、すりよってきました。

きょうのように陽射しがあって過ごしやすい日ばかりではないでしょう。うまく冬を過ごしてくれるといいのですが。

検査の結果は

肩や関節の痛みがあり、もしかしてと、はじめて抗原検査キットを使いました。

結果は、、、

どうやら、2日前の雪かきのダメージがでたようです。「あまりやるとけんびきになるで」とご近所さんからいわれたことがあります。けんびきとは、疲れが出た時の肩こりや関節の痛みのこと。かなり力を使った作業になったので、その反動が来たのでしょう。

豆まきしない一族のハナシ

坊守です。

節分が過ぎましたが、まだまだ寒さは続きます。

2月3日は節分にちなんで、鬼の由来を住職が書いていましたが、豆まきをしなくていい家があるらしい、という話を最近知りました。

名乗るだけで鬼が逃げ出してしまう「豆まき不要な」一族とは、渡辺さんと坂田さん。

なぜだか分かりますか?
平安時代の出来事が由来です。
「渡辺網」(わたなべのつな)という人物と、坂田金時(金太郎)が鬼退治をしたのだそうです。
それで、名前を聞いただけで鬼が逃げ出すため、渡辺さんと坂田さんは、豆を撒く必要がないそうです。

よほど大変な目をしたんだな、と鬼が気の毒になりました。豆まき、おもしろいので、省かなくて良い行事だとも。

室外機救出作戦

「氷がつくれんかった頃は、トラックで西法寺の裏まで、雪をとりにいっとっただで」

網代や田後の漁師さんから、そんな昔話を聞くことがあります。

道の雪はすっかりなくなりましたが、寺の裏はこの通り。これだけ雪があれば氷の代わりになるでしょうね。屋根から落ちた雪は1メートル近くはあります。

困るのは室外機が雪に埋まり、エアコンがうく稼働しないことです。この数日、少しばかり雪も溶けました。今日がチャンスと、十方号に出動してもらって、1時間半ほど雪を飛ばしました。スコップで崩しつつ進んだので、体力を使う作業になりました。

苦闘の末、作戦は成功しました。これでエアコンも動いてくれることでしょう。

いわみ燃料購入支援クーポン

今日は13回忌と3回忌のお勤めでした。

13回忌でお参りのご門徒さんから、「お寺さんで使ってください」と町内限定のクーポンをいただきました。せっかくのご厚意ですので、有効に使わせていただきます。

物価高騰の折、電気代や燃料費を捻出することに多くの方が苦心されていると思います。岩美町は小さな自治体ですが、いい仕事をされているなあと感心することがけっこうあります。

3回忌はご命日から丸2年たっての法事です。「入学前にお祖父さんに制服姿を見てもらって、とても喜んでくれた」とお通夜の前に教えてくれた当時高校1年生だったお孫さんは、この春から社会人になるそうです。法事のあと、家族でお墓にお参りするとのことでした。

ところで、クーポンには、「一家団欒が地球温暖化防止にも繋がります」との一文がありました。要するに一緒のところにいれば燃料や電気代の節約になるという。これも、その一つ?

ナモの日記(2023年2月)

ナモです。
きのう「あしたはナモのにっきをたのしみにしてるわ」と、おいたんにおはなししているひとがおんさりました。きょう、あたいがにっきのおとうばんだと、なんでわかったのかな。
ねこが、にっきをかくのはたいへんなので、たのしみにしてくれると、うれしいです。

きょうのおるすばんのじかんは、2匹でおこたのなかにいました。そして、おばたんがおしごとからかえると、ター坊はおばたんによじのぼりました。
おばたんがかじっていたどらやきをよこどりしようとおもったみたいです。あたいはおさかなしかたべないので、ぱんと、けーきがすきなター坊のきもちがわかりません。

もしかしたら、のらねこのときに、ター坊は、すててあったぱんをよばれて、すきになったのかもしれないとおもいます。

「うちにくるねこは、おなかをへらしたらダメだで」と、おばたんがいって、おそとのシマちゃんにもごはんがでます。シマちゃんはこのまえからのおおゆきのあいだ、おげんかのなかにいれてもらって、しばらくきゅうけいしていることがありました。
おげんかんはさむいので、きょうはおいたんが、ゆたんぽをつかわせてあげるそうです。

はやくはるにならないかなあ。