きょうは午前中、四十九日のお勤めでした。生前に本山よりご法名を授かっていた方です。元気な頃はご夫婦でよくお参りされていたそうです。『仏説無量寿経』から2文字をいただいた法名を大切にされていました。その意味を調べる中で、あらためて無量寿経を読もうと思い、今、朝の読経は毎日、30ページを目安にして読んでいます。亡き方から学ばせていただいたことです。
午後からはパソコンの前に座って西法寺通信をつくっています。パズルも出来上がり、完成まであと一歩。週の前半には印刷に回したいと思います。

きょうは午前中、四十九日のお勤めでした。生前に本山よりご法名を授かっていた方です。元気な頃はご夫婦でよくお参りされていたそうです。『仏説無量寿経』から2文字をいただいた法名を大切にされていました。その意味を調べる中で、あらためて無量寿経を読もうと思い、今、朝の読経は毎日、30ページを目安にして読んでいます。亡き方から学ばせていただいたことです。
午後からはパソコンの前に座って西法寺通信をつくっています。パズルも出来上がり、完成まであと一歩。週の前半には印刷に回したいと思います。

午前中は今年最後となる年回法要のお参りでした。コロナ禍のなか、ことし年回法要にお参りしていただいたご門徒さん、そして縁者のみなさん、ありがとうございますという気持ちで読経しました。ふだん以上に大きな声が出たように思います。
午後は会合があり、出かけてきました。コメ農家の方や道の駅に野菜や漬物をだされている方もいらっしゃいました。米農家の方には、「ちょうどよかった。こんど玄米30キロもってきてください」とお願い。農家さんは秋に収穫前の田んぼをイノシシに荒らされ、収穫がへったそうです。せめて買って応援なのです。別の方からは、「これ、持って帰って」とたくあんと麹漬けをいただきました。手作りの柚子皮のピューレが会合のおやつでした。
次の月曜には、今年の漢字も発表されます。昨年は「密」でした。今年はどうなんでしょうか。
人とのつながり、地域とのつながり、自然とのつながり…。さまざまなつながりの中で生かされているのだなという、当たり前だけれども忘れがちのことを教えられる。今年はそんな一年だったなと、少し早いですが振り返っています。
選ばれることはないと思いますが、「繋」が私の今年の漢字です。
オリンピックのある年は金が選ばれる傾向にありますが、私は「会」ではないかと。少し会えるようになったけれども、まだ会えない、早く会える日が来るといいな、という意味において。

年末にお届けする通信の作成をはじめました。今回登場していただくご門徒さんは、網代のあきんどさんです。魚を車に積んでお得意さんの元へ届ける行商のお仕事です。80歳を超えて現役。「『美味しかったで』がうれしい。生きがいです」とおっしゃいます。朝晩、仏壇の前に座り、お経をあげるのを日課とされています。たいへんな刺激を受けました!
他、年間スケジュール、クロスワードパズルなど。表紙に何を書くかが問題です。これはあした、頭を悩ませたいと思います。

今日は午前中で来年の法事の案内をかき終わり、午後は習字教室へ。この間、筆ペンは握る機会はありましたが、筆は久しぶりです。
犬が覗いて行く垣根にて何事もない昼
小供等をたくさん連れて海渡る女
情景が浮かんできます。
教室に通う方から「これ食べて」と隠岐島でつくられたという干し芋をいただきました。白い部分なく、全体的にややオレンジ色。美味でした。写真撮るの忘れましたが、名物なのでしょうか?
さて、帰ってデスクワークです。先日の役員会のまとめをつくってみなさんに届けること、西法寺通信新年号のインタビュー記事の作成をまず急いで。あすから3日間は法事です。
師走は何かと慌ただしいですね。
1日半の講習が終わり修了証をいただきました。防火意識を高めるよい機会になりました。最後の効果測定は10点満点でしたので、真剣に講義を聞いていたのではないかと思われます。

寺院も、法令でさだめられた防火管理が義務付けられている防火対象物であるということです。だから講習を受ける必要があったわけです。お寺の消防計画をあらためて作成し、日頃から自分のところは自分で守るという意識をもって法務にあたっていきたいと思います。
そして、いのちを守るために奮闘されている消防関係のみなさまに感謝。
今日と明日は防火管理者の講習会です。しっかり勉強してきます。


文具売り場にいくと、この時期はカレンダーやスケジュール管理用の手帳を目にします。スマホがなかったときは手帳を選ぶ楽しさもあったように思うですが。
私自身は主にスマホで管理し、部屋のカレンダーにも手書きをしています。
さて、西本願寺より来年の本願寺手帳が届きました。


本願寺ほかで営まれる主な法要・行事が記されています。手帳の体裁としては特に他のものとかわらないでしょう。
後半の「宗務連絡のページ」派とりわけ僧侶にとっては便利帳といえるでしょうか。


手帳によると本願寺派寺院は全国10,106、僧侶総数は31,546人となります。

本願寺乗車票というお得なJRキップも販売されています。
会社や団体によっては、その業界ならではの手帳があるのでしょうね。
みなさんは手書き派? それともスマホ派? あるいは両方お使いですか?
きょうはお寺の役員会でした。ことしを振り返りつつ、来年の予定を相談しました。

会議後は境内をみてまわり、修繕の必要な場所を確認しました。

お寺を護持するということは、境内や建物を維持することにとどまらず、浄土真宗のみ教えを次代に伝えていくこと、そして、ご門徒さん一人ひとりの得意なこと、好きなことをお寺を舞台にして発揮していただくことにあると思うのです。「あまりお寺と関わりたくない」という方が増えていくのか、「お寺と関わることは案外悪くないな」という方が増えていくのか。できれば後者になるとよいのですが。
私にできることなんてたいしてありません。みなさんの知恵と力をお借りして、よく話をうかがって、一歩一歩です。
ナモです。
よんのつくひは、あたいがぶろぐをかきます。12がつ4にちに、ここのおうちのこになったから、「4の日はたのむで」と、おいたんがきめました。

「きょうはナモが網代からきて2年だよ」と、あさからなんどもおはなしがあって、ええことなんだろうな、とおもいました。
このごろは、くろねこのタリぼうにねこのるーるをおしえてやるおしごとがあるので、いそがしくしています。タリは、あそんであそんでというので、ときどきいやになって、たかいばしょや、おこたのなかにかくれておきます。

ちょっとまえに、みんながねんねしているあいだに、ぼうけんをしました。まどをあけて、ひとりでおうちのそとにでたのです。わーい!とおもったのに、まっくらで、あめふりでした。おうちにかえりかたがわからんので、おひさんがあがるまで、かくれていました。
あかるくなったので、にゃーん!と、ないてみました。いつもは、ぬくぬくのおふとんにすっこんで、おきたらごはんをよばれるじかんなのに、じめんはあちこちぬれてつめたいし、おなかもへっていました。
おばたんがまどからみつけてくれて、だっこでおうちにかえりました。しばらくおそとにでなくていいや。
ふゆがきたので、ぬくいところでおいしいものもよばれようとおもいます。
じゃあね

きょうは市内の病院の受診日でした。「住職さん!」と顔見知りの技師さんに声をかけられました。採血の結果、コレステロールの数値が改善しているとのこと。心臓や肺も異常なし。3ヶ月に1回の通院ですが、体調チェックにもなります。次回2月は健康診断です。胃カメラが苦手です。好きな人はいないと思いますが。
その後、市内の養源寺さんに。住職さんから境内にある樹木葬のお墓と納骨堂について少し詳しく教えていただきました。
帰りに町内のスーパーに立ち寄ると、ご門徒さんの娘さんも買い物中でした。お母さんは大正13年生まれの97歳。風邪ひとつひかずに元気でお過ごしとのこと。NHK連ドラ『カムカムエブリバディ』の主人公・安子より一つ年上です。
「坊(ぼう)は友だち。若い人に仏教のよさを伝えてください」と激励されたのはコロナ禍の前、もう2年近く前のことになります。たくさんのお菓子を用意して、住職と坊守の訪問を大歓迎してくださいました。手を握ると、温かさとともに不思議な力を感じたことをよく覚えています。
戦後、地域に保育園をつくられました。みなさん親しみと尊敬を込めてご門徒さんを「先生」と呼ぶのです。
「近いうちに来年のカレンダーをもってうかがいます」「ありがとうございます。母が喜びます」。
「前に生まれた者は後に生きる人を導き、後の世に生きる人は先人の生きた道を問いたずねよ」
中国の道綽禅師のお言葉がそのままあてはまります。こういう方のことを先生というのだと思います。