旧暦11月28日は親鸞聖人のご命日です。
一年というのは本当にあっという間に過ぎていくものだとつくづつ。
昨年の報恩講では、「頷くも 居眠る姿も報恩講」
とMさんの句を読み違えて紹介することから始まりました。
ご本人さまから、「あれは婆だで」の指摘。
「えつ?!」と句集を確認すると、確かに(笑)
先日の習字教室でMさんの句集から
「行商の 車で馳せる 報恩講」
を記しました。今年の報恩講も体調がよければお参りしたいとのことでした。
今日は前日ですので、みなさんにお渡しする記念品(タオル、生姜せんべい、有田みかん)などの用意。打敷、お餅など本堂のお飾り。納骨堂の掃除。坊守は仕事帰りの夕方からお花を立てます。
参拝記念の品です
報恩講は3会場でのお勤めです。それにあわせて、住職からのあいさつを3種類作りました。ブログを書いていると、こういう材料にはこと書きません。本堂では戦後80年に寄せて平和の話を、網代と田後は、地域に関わることを原稿にしました。
今回は、私がこちらに帰ってきて以降初めて土日の開催としました。現役世代の方にできればお参りしていただきたいとの思いもあってのことです。西法寺通信でのお知らせに加えてハガキを昨年よりもたくさん出しましたが、直接のお声かけはそれほどできませんでした。
それは来年への課題として、私自身もご講師さんのお話に耳を傾け、お念仏申す時間にしたいと思います。
作業中に、網代の漁師さんがお見えになり、カニを山ほど届けてくださいました。