網代のトロナマズ

午前中、網代を歩いていたところ、お店の前におかれたトロ箱に、朝、水揚げされたばかりの魚が並んでいました。

アカハタ、キス。美味しそうです。

そして大量のドギです。うーむ。

店先には網代のご婦人方が買い物に。次々に売れていきます。「ドギ、苦手なんですよ、ヌルヌルしていて」と私。実は食べたことがありません。スーパーでよく見かけますが、手がのびないんです。すると、「網代ではトロナマズっていうですが。見た目はナマズに似ていているし、トロっとしているから。網代に嫁いできた頃は鼻水を食べているようで好きじゃなかったけど」との声が。煮物が一般的ですが、干物にしても美味だとか。

それにしてもトロナマズとは、ピッタリの名前です。

ドギは日本海側での名前で、正式名称はノロゲンゲです。底曳漁であがります。魚屋さんで見たことがある方、いらっしゃるでしょうか。

ドギを見ると、ご門徒さんから以前うかがった話を思い出します。

「何か食べたいもんがあるか」と聞いたら、「ドギの煮物が食べたい」っていうですが。持っていったら「美味しい、美味しい」って食べて。その数日後に病院で亡くなりました。私の妹みたいな子でかわいがっていたから、淋しくて。

Aさんの好きだったドギ。この秋はいただいてみましょうか。

法事のない日曜日

今日は法事のない日曜。事務作業に取り組んでいます。

例年、9月にお寺の会費(護持会費)を各ご門徒さんより納めていただいています。そのための準備作業です。

今年は冬に雪に何度も見舞われました。雪の重みで本堂の瓦が一部ずれて修復が必要です。保険が適用され、あとは瓦職人さんに工事に来ていただく段取りとなっています。

みなさんに納めていただいた護持会費を保険料にあてています。ご門徒さんによってお寺は守られているのだと実感する出来事でした。

実際に集金で回っていただくのは岩美町内の場合、世話方さんとなります。20名をこえるご門徒さんに担っていただいています。

明日はお一人お一人のお宅にうかがう予定にしています。

ナモの日記(2021年9月)

ナモです。

このごろ、あたいのごはんのおさらに、くろくてちいさいむしがたかることがあります。ありんこというなまえだそうです。
おいたんやおばたんが、おそうじするけど、またじきにはいっています。
おうちがふるいからすきまからくるんだって。かりかりをたべると、アリンコもお口にはいるわ。わけてあげてもいいからおさらにのらないほうがいいわよ、とおしえたいけど、ねこのことばがつたわりません。

そして、あたいのごはんをたべちゃう、くろくてちいさいこが、もういっぴきいます。
タリぼうです。
ごはんは、ちょびっとずつたべたいから、だいじにおいてあるのに、ぼうは、ぜーんぶたべちゃうの。
きょう、おいしゃさんにいったら、8月のばいのおもさになってたんだって(おばちゃん注:2.08㎏)

ワクチンをうちました
おかえりー。


このまえも、おばたんのおちゃわんからごはんをたべて、おいたんのべーこんをぬすみました。

それだもんで、このごろあたいもぼうのおりのなかにはいって、おみずやごはんをよばれます。こねこようのカリカリはおいしいです。

きょうは、びょうきにならないおちゅうしゃをチックンとしてきたそうなので、ぷろれすはやめておきます。びょういんでは、しんさつだいのうえで、おりこうにおすわりして、ニャーンもいわなかったので、せんせいとかんごしさんにほめられたそうです。えらかったね、ぼう。

しょうじはこうしてやぶるのよ

携行用のアミダさん

お墓参りの時などに持っていくことのできる小さなアミダさんがあるといいなあと以前から思っていました。

この度、西本願寺より携行本尊が交付され、さっそく申込みました。タテ90ミリ✖️横55ミリ✖️厚み2ミリです。名刺サイズです。

写真立ては100円ショップで購入しました。

一つは私用に、もう一つは入院などで自宅を離れる方に貸し出し用として利用したいと考えています。

家に仏壇を置くスペースのない方、お子さんなどへの贈り物しても携行本尊、いいと思います。

本山(ほんざん)から購入できます。

西法寺のご門徒さんで、欲しい方、興味のある方は住職まで連絡ください。

バイデン大統領の演説を読んで

8月31日、アメリカのバイデン大統領が行った演説を新聞で読みました。

「他国を立て直すことを目的とした大規模な軍事作戦の時代の終わりを示すものだ」

米軍統治が失敗したことを事実上認める発言だと思います。

大統領によると、アメリカは20年間に、20兆ドルを注ぎ込みました。2461人の米兵が命を落とし、退役軍人が毎日18人、自殺しているそうです。

武力によって何が成し遂げられたのでしょうか。残されたアメリカ製の最新鋭の兵器や車両がタリバンに押収されました。アメリカ国民の税金によってタリバンが強化されています。なんという皮肉でしょう。

タリバンの支配がどう進んでいくのか。人権、とりわけ女性の権利がいちじるしく損なわれる恐れがあります。長い戦争で国土は荒れ、貧困も深刻です。学校に通えない子どもが370万人にものぼります。うち6割は女性です。

「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない」

お釈迦さまの言葉です。敵対するものも、私たちと変わることのない、全く同じ存在ではありませんか。

学校に行って学ぶこと、安心して生活できる環境があること、仕事をして社会参加すること。

私たちが普段あたりまえとして享受していることがアフガンでもできる未来が一刻もはやく訪れますように。

お寺の掲示板(2021年9月)

いじわるされるたびに、しんせつにしてやったらどうだろう(ドラえもん)

「ジャイアンの心の友」というエピソードでのドラえもんのセリフです。

いつものようにジャイアンにいじめられ、「ばくだんをくれ!」「ジャイアンにぶつけてぼくも死ぬ」と興奮するのび太くん。

ドラえもんは、「しかえししても、またしかえしされるからきりがない」「いじわるされるたびに、しんせつにしてやったらどうだろう」とのび太に提案し、ジャイアンの歌をレコードにする道具をだします。

喜んだジャイアンは、「今からおまえは、おれの親友だ!心の友だ!」とのび太に感謝するのです。

憎しみに対して憎しみではない方法で返すこと。それができずに混迷を深める事例があちこちに見られます。

それだけにドラえもんの金言にハッとさせられます。

今月は筆ではなくマジックで。字体もかえてみました。

網代から出港です

夜の網代港からから底曳船団が一隻ずつ出港していきます。

漁師さんたちが家に帰って寝ることができるのは1週間に1日ほど。このスケジュールが来年5月末まで続きます。

子どもらがお父さんに「ばいばい」と手を振っています。ご主人を見送る女性は、「この生活にはなかなか慣れません」と。

漁師さんのご苦労があって、支えるご家族のご苦労があって私たちの食卓は守られているのです。

どうか安全に!

月末は慌ただしい

午前中は役員会中止の案内をつくり、お盆法要に懇志を寄せていただいたご門徒さんに受領書を届けてまわり、田後のご門徒さんにお願い事でうかがい、午後はお寺の会計作業、鳥取市内のご門徒さん宛の郵便物づくり。地元信用金庫の方に預金を預け、郵便局に支払いに行き…。道の駅に食材を買いに行って夕食づくり。

あしたは、この間依頼を受けた過去帳への記入を3軒分。9月の「お寺の掲示板」も考えないと。

月末は慌ただしく過ぎていきます。

そして、明日は大事な行事があります。


網代港から底曳船団が出港する日なのです。6月から3カ月は漁がなく、9月から解禁です。


田後港からの出港はなく、県西部の境港から直接、漁場に向かうそうです。


9月1日を期して底曳漁は解禁です。そして秋も深まる11月からカニ漁がはじまります。

あしたは午後7時前後に網代港からでるということです。昨年、出港に間に合わなかったので、今年は少し早めに坊守とともにでかけてきます。

タリ坊のお家探検

坊守です。
きょうはお休みをもらい、たいした労働はせず、のらりくらりしていました。
自由〜!最高!!

同時に、子猫のタリ坊は、保護者の監視のもと、家の中の行動範囲を少しひろげました。
檻のある縁側の続きのふた部屋は、慣れたものですが、襖が開いた時だけ行けるリビングの上に、お2階があることを発見しました。
ナモ姉ちゃんについて階段をとんとこ駆け上がり、知らないお部屋を点検。
猫トイレも発見し、さっそく使ってみました。
ナモちゃんが柱を抱っこして梁まで駆け上がったのにはついていけず、下から見ているだけ。上がれても降りられないことはナモにもあったので、ホッ。


階段も降りられへんだろうとアシストのタイミングをはかりながら階段付近に待機していたら、怖がることなく上手にアタマから降りました。
さあ、もっと身体が大きくなって、ジャンプもできるようになったら、2匹で梁の上をおいかけっこ…は、やめてほしい。


どなたか、元気いっぱいの黒猫を飼いたいお家があれば、託した方がいいのだろうか?と、悩ましいところもあります。

秋の彼岸法要について

9月16日午前9時半より秋の彼岸法要をお勤めする予定です。
新型コロナ感染拡大防止の観点から予定よりも時間を短縮し、約1時間のお勤めとしたいと思います。玄関で検温にご協力ください。マスク着用にてお参りください。

11月には親鸞聖人のご命日を縁としてのお勤め・報恩講(ほうおんこう)を予定しています。一昨年は、初日本堂(午前のお勤め、お斎、午後のお勤め)、2日目午前網代道場、午後田後薬師堂をお借りしてのお勤めと2日にわたって行いました。

緊急事態宣言が発令されたままの状況であれば、網代や田後でのお勤めは難しくなるかもしれません。

そうした場合に備えて、インターネットでの配信がしっかりとできるよう(現在もできる状況にはあります)、9月は予行演習のようなこともやってみたいと考えているところです。

お寺の本堂は、開け放てば風もとおります。本堂の外陣(げじん。座るスペース)は36畳と、20人ほどの集まりであれば密になるということはありません。エアコン、扇風機数台をまわし、扉を一部開けるなどして換気しています。本堂の収容は、20人を上限の目安として、今後もお勤めや諸行事にのぞんでいきたいと考えているところです。