役員会をひらきました

きょうはお寺の役員会でした。ことしを振り返りつつ、来年の予定を相談しました。

会議後は境内をみてまわり、修繕の必要な場所を確認しました。

お寺を護持するということは、境内や建物を維持することにとどまらず、浄土真宗のみ教えを次代に伝えていくこと、そして、ご門徒さん一人ひとりの得意なこと、好きなことをお寺を舞台にして発揮していただくことにあると思うのです。「あまりお寺と関わりたくない」という方が増えていくのか、「お寺と関わることは案外悪くないな」という方が増えていくのか。できれば後者になるとよいのですが。

私にできることなんてたいしてありません。みなさんの知恵と力をお借りして、よく話をうかがって、一歩一歩です。

ナモの日記(2021年12月4日)

ナモです。
よんのつくひは、あたいがぶろぐをかきます。12がつ4にちに、ここのおうちのこになったから、「4の日はたのむで」と、おいたんがきめました。


「きょうはナモが網代からきて2年だよ」と、あさからなんどもおはなしがあって、ええことなんだろうな、とおもいました。

このごろは、くろねこのタリぼうにねこのるーるをおしえてやるおしごとがあるので、いそがしくしています。タリは、あそんであそんでというので、ときどきいやになって、たかいばしょや、おこたのなかにかくれておきます。

ちょっとまえに、みんながねんねしているあいだに、ぼうけんをしました。まどをあけて、ひとりでおうちのそとにでたのです。わーい!とおもったのに、まっくらで、あめふりでした。おうちにかえりかたがわからんので、おひさんがあがるまで、かくれていました。
あかるくなったので、にゃーん!と、ないてみました。いつもは、ぬくぬくのおふとんにすっこんで、おきたらごはんをよばれるじかんなのに、じめんはあちこちぬれてつめたいし、おなかもへっていました。
おばたんがまどからみつけてくれて、だっこでおうちにかえりました。しばらくおそとにでなくていいや。

ふゆがきたので、ぬくいところでおいしいものもよばれようとおもいます。
じゃあね

前に生まれたものは

きょうは市内の病院の受診日でした。「住職さん!」と顔見知りの技師さんに声をかけられました。採血の結果、コレステロールの数値が改善しているとのこと。心臓や肺も異常なし。3ヶ月に1回の通院ですが、体調チェックにもなります。次回2月は健康診断です。胃カメラが苦手です。好きな人はいないと思いますが。


その後、市内の養源寺さんに。住職さんから境内にある樹木葬のお墓と納骨堂について少し詳しく教えていただきました。

帰りに町内のスーパーに立ち寄ると、ご門徒さんの娘さんも買い物中でした。お母さんは大正13年生まれの97歳。風邪ひとつひかずに元気でお過ごしとのこと。NHK連ドラ『カムカムエブリバディ』の主人公・安子より一つ年上です。

「坊(ぼう)は友だち。若い人に仏教のよさを伝えてください」と激励されたのはコロナ禍の前、もう2年近く前のことになります。たくさんのお菓子を用意して、住職と坊守の訪問を大歓迎してくださいました。手を握ると、温かさとともに不思議な力を感じたことをよく覚えています。

戦後、地域に保育園をつくられました。みなさん親しみと尊敬を込めてご門徒さんを「先生」と呼ぶのです。


「近いうちに来年のカレンダーをもってうかがいます」「ありがとうございます。母が喜びます」。


「前に生まれた者は後に生きる人を導き、後の世に生きる人は先人の生きた道を問いたずねよ」

中国の道綽禅師のお言葉がそのままあてはまります。こういう方のことを先生というのだと思います。

アンケートに回答する

12月に入り、来年の年回法要のお知らせを作成中です。ことしの法事はあと数件です。このような状況下にあっても、ご門徒さんが法事を大切に思い、お参りいただいたこと、ありがたいことです。

作業の合間に、本願寺派の因幡組・組長(そちょう)さんより案内をいただいていた大正大学のアンケートに回答しました。

質問項目は、

葬儀に関して、新型コロナウイルス感染拡大以前と比較して現在はどのような状況ですか。

年回法要に関して、新型コロナウイルス感染拡大以前と比較して現在はどのような状況ですか。

2021年12月現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今後の法務や寺院運営に関して気になっていることや心配なことを教えてください。

などでした。当てはまる答えにチェックを入れる形式で、時間もそれほどかかりませんでした。

自由筆記で意見を寄せてほしいという質問もありましたので、葬儀や法事を営むことは当たり前でなくなりつつあること、生活に余裕のない方がふえていることを肌身で感じるようになったことなど記述しました。

今の苦難にどう向き合っていくのか、自分自身に問われていると思います。

お寺の掲示板(2021年12月)

ぞうきんは 他のよごれを いっしょうけんめい拭いて 自分は よごれにまみれている

本当にその通りです。汚れをとったのは私ですか? いや、ぞうきんではありませんか。

これは仏教詩人・榎本栄一さんの詩です。

榎本さんは、ぞうきんを法蔵菩薩にたとえています。「たとえ自分は毒に沈んでもあなたを救えるならば決して後悔などしない」。そう誓われた法蔵菩薩は修行の末、阿弥陀仏になられたのです。

榎本さんの豊かな信仰の表白を味わいつつ、12月、本堂の縁にぞうきんがけをしたいと思います。

11月も終わりです

今日は雨模様ですが日中は気温が高く、長袖一枚でも過ごせる天候した。あすから師走というのにどうなっているのでしょうか。

今日は本堂のストーブ用に灯油を買いに行ったり、法事にお参りのご門徒さん宛にお礼ハガキを書いたり、依頼されていた過去帳に記載したり、1ヶ月分の会計をしたり、支払いで郵便局や銀行にいったりという具合でした。お寺の掲示板も考えていたのですが、まだ浮かばず、明日にします。夜は岩井区の区議会があります。

檻に入れておくのは寒いかなと思って飼い猫のタリを部屋の中にだしておいたのですが、昼に帰ってみると、エサの入ったプラケースの引き出しを開けてペースト状のえさ(ちゅ〜る)を何個も噛んで放り散らしていました。引き出しが開かないように重しをしていたのですが、力をつけてきたタリには昼飯前の仕事だったのでしょう。

「ネコを叱る前にちゅ〜るを置くな」

これはお寺の掲示板にはだせませんね。

ネコをしかる前に魚をおくな

お寺の門前の掲示板の言葉を紹介する書の第2弾が、この秋発売されました。今回はどんな作品があるのかなと本をめくっています。うなづくことしきりです。

これ、ほんとそうですね。ネコを飼っている方は全員共感されるのでは?

猫をしかる前に魚をおくな

書かれた板橋興宗さんは生前、曹洞宗の管長を務められ、自坊では、境内で数十匹の猫のお世話をされていたそうです。

ネコが悪いと腹を立てるのではなく、原因をつくった自らをかえりみようということです。耳が痛い。金言です。結果には必ず原因があるのですから。

そして、オードリー・ヘップバーンさんのことば

オードリーさんが晩年息子さんに読み聞かせたサム・レヴェンソンの詩の一節です。

人は年を取るにつれて 自分には二つの手があることに気づきます 一つは自分自身を支えるため もう一つの手は他の人を支えるため

本書の最後に紹介された掲示板でした、

この書を監修した僧侶の江田智昭さんは、「『自分を助ける手』ばかりに目を向けるのではなく、『他人を助ける手』の存在を常に忘れない人間になりたいものです」と自らの思いを記しておられます。

お寺の勉強会の最終回でした

坊守です。
冷え込む気候となりました。
気合いを入れたい時や足腰が少々怪しい時は、近所の岩井のゆかむり温泉(共同浴場)にドボンとつかりにいくのですが、今朝は柚子湯でした。11月最後の日曜日です。

午後は「西法寺 念仏者のつどい」の第5回・最終回でした。
テーマは「和讃」。『正信偈』をあげた後に続ける、あの6首のことです。ひとつひとつの意味を住職が解説し、皆で読んでいきました。
このつどいは、今年はじめてのこころみでしたが、ご同朋の皆さんといっしょに学ぶ時間は楽しかったです。


皆勤の方には、本山のお箸が贈られました。「食事の言葉」が書いてあるんです。

食前●多くのいのちと、みなさまのおかげにより、このごちそうをめぐまれました。○深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。

食後●尊いおめぐみをおいしくいただき、ますます御恩報謝につとめます。○おかげで、ごちそうさまでした。


講師の住職もご苦労様。来年も企画を考えて下さいな。

帰宅したら、タリ坊がベッドに入っていました。不器用な彼は狭い入り口にひるんで、顔だけつっこんであきらめるということを繰り返していましたので、今日やっと成功したようです。笑

お寺を「心の居場所、よりどころ」へ

今日も冷たい雨が降っています。明日のお寺の勉強会の準備も佳境。その合間に、責任役員会の報告を作成しています。

西法寺には責任役員が4人、うち住職は代表役員です。この4人で責任役員会を開いています。その概ね一週間後に総代さんに集まっていただいて総代会を開催する流れになっています。明日は勉強会のあと責任役員会となります。

今年を振り返りつつ来年の方向性について相談することになります。

今年は春に山門の修復、11月の屋根瓦の修復を行いました。来年も境内の整備を進める予定にしています。また、年間5回の法要(春秋彼岸、永代経法要、お盆法要、報恩講)、西法寺念仏者の集いなど法要と研修会(勉強会)にも引き続き取り組む予定です。定期的にお寺清掃も行います。秋には11回目となる「心のコンサート」も予定しています。ほか何ができるかみなさんと相談することにしています。

毎月の「お寺の掲示板」、寺報の年4回発行、ホームページの連日更新も継続を目指します。

その一つ一つの機会で、いまお寺に関わっていただいている方とのつながりを大切にすること、これまでお寺と関わりのあまりなかったご門徒さんとつながること、この2つを目標にして取り組みます。

その点で、今年うれしかったことは、法要にも、お寺の掃除にも、「初めて」というご門徒さんが参加されるていたことでした。

みなさんの力をお借りしてお寺を「心の居場所、よりどころ」へ。

あられが降りました
ストーブで暖をとるナモとタリ

僧侶の意見交換会に参加しました

きょうは葬儀会社と僧侶の意見交換会がありました。会場は鳥取市国府町にある長通寺。広い敷地、そして大きなお寺さんでびっくりしました。

鳥取市生まれの日本画家、八百谷(やおたに)冷泉が、お寺に身を寄せていた数年間の間に描いた障屏画などを見学しました。芸術にうとい私はこの方を全く存じ上げませんでしたが、冬の日本海を描いた本堂の襖絵、見事なものです。本堂の裏の部屋、書院にも襖絵をはじめたくさん展示されています。美術館に来たかのようです。一つ一つを若いご住職がていねいに説明してくださいました。

本堂には彼が描いた天女の絵もありました。

戦中の作品です。将来の女性はきらびやかであってほしいとの願いを込めて描いたそうです。冷泉は絵の仕事も家族も捨てて鳥取に戻り、お寺に置いてもらったといいます。その間に、たくさんの絵を描き、お寺に寄贈されたのです。ここを心の拠り所にされたのでしょう。

見学を希望される方はお寺まで事前に連絡してくださいとのことでした。

意見交換会の方では、最近の葬儀やお墓事情について様々な体験談が語られました。あるご住職はことし、お布施のない葬儀を3件勤めたとおっしゃいました。頭が下がります。今日は急の法務で参加できなかった住職さんも何人かいらっしゃったようです。一年前に始まった時は物珍しさもあってか30人以上が参加されました。きょうは一桁でしたが、他宗派の方と意見交換できる貴重な場です。来年も引き続き参加させていただきます。