お盆法要をおつとめしました

今日は午前と午後、2回に分けて初盆・盆会・戦没者追悼法要をおつとめしました。暑いなか、18人がお参りでした。『阿弥陀経』を読み、お盆にちなんだお話をしました。そして、戦没者の遺影を前に、不戦の誓いを新たにしました。

遺影を前に、故人とのつながりを語りあうご門徒さんも。戦争がなければ奪われなかったいのちがたくさんあるのです。

「『歎異抄』を読んでみたい」というご門徒さんが本をお求めになりました。「わからんことがあったら教えてください」とのこと。「勉強しときます」と私。

みなさん、ようこそのお参りでした。

8月15日 終戦の日

午前中、初盆のおつとめをすませ、正午、平和の鐘を打ちました。午後は本堂の内陣に戦没者の遺影を飾り、あしたの法要の準備完了です。若くして亡くなられたご門徒さんの遺影を前に、あらためて不戦を誓いました。

昼前にお寺の納骨堂にお参りに来られたご門徒さんから、食料無料市についてたずねられました。友人との会話で、生活にお困りの方のために何かできることはないだろうかと話題になったそうです。「お寺の通信を読んで、どんなことをされているか教えて欲しかったので、今日はお話を聞けてよかったです」とご門徒さん。嬉しい反応でした。「次の機会に何か力になっていただけるとありがたいです」とお願いしました。

いがみあいや排除はうんざりです。助け合い、支え合いの輪を広げたいものです。これも終戦記念日の誓いです。

お盆の風景

午前中、初盆のおつとめで網代へ。「お盆の期間中、朝夕とお墓にお参りする風習があるんですよ」とあるご門徒さんから教えていただきました。「母もそうしていました。お墓はいちばん高いところにあるから、行くのも大変なんですけど」。

私も墓地に行き、あるお墓の前で手を合わせました。3年前に大阪で亡くなられた方のご遺骨がおさめられたお墓です。葬儀によんでいただいて、火葬場で親族の方と一緒に収骨しました。その方は亡くなられる数カ月前に、病身をおして網代を訪れたそうです。実家のお墓に行かれ、自身に何かあったときは葬儀をしてほしいと後日、親族に希望を託され、亡くなられました。親族の方は快く引き受けられ、葬儀をつとめ、後日、網代のお墓に納骨されました。

きょう墓前で、「あなたとお会いすることはなかったけれど、さまざまなことを学ばせていただきました。ありがとうございました」と手を合わせました。

お墓参りをされている方達の姿があちこちにありました。いつまでも続いてほしいお盆の風景です。

初盆のおつとめ

今日は午前、午後と3件の初盆のおつとめがありました。
葬儀をご縁に門徒になられた方のご自宅にも初めてうかがいました。
お仏壇とご本尊を迎えるまでお貸ししていた携行ご本尊も役割をおえ、久しぶりにお寺に帰ってきました。おつとめごくろうさまでした。

合間に、16日の法要の準備も少し。浄土真宗では読む機会がありませんが、『盂蘭盆経』というお経を初めて読み、現代語訳に目を通しました。案外、短いお経です。法要の際に、その内容についてお参りの方にも紹介し、お盆の起源について考えてみたいと思います。

明日、明後日も午前中は初盆のおつとめです。感染予防に留意してお盆を過ごしましょう。

本堂の暑さ対策の一助に

この夏の蒸し暑さといったら!

本堂はエアコンをつけ、扇風機をまわし、コロナ対策の換気のために戸を少し開けています。しかし、扇風機ではあまり冷気を運んでいるとは思えず、サーキュレーターを設置しました。風力が扇風機よりかなり強いです。少し離れたところまでエアコンの冷気を運んでくれるのではと期待しています。

お盆法要でデビューしてもらいます。よろしくー!

お寺のカレーレシピ

カレールー不要、3つのスパイスで本格インドカレー

坊守です。
きのう紹介するつもりだったレシピを紹介します。
インドカレー屋さんでいただくような、カレーに仕上がります。自分で作ってびっくりします(スパイスってすごい)。
暑い時はカレーで汗をかいて、身体から熱を追い出しましょう。

[カレーの素になるペーストづくり]2人分

材料:タマネギ、トマト各1個(代用で、トマト缶なら半分/ケチャップなら大さじ2杯程度)
ニンニク、ショウガ各ひとかけ
3種のスパイスの粉=ターメリック(ウコン)、クミン、コリアンダー各小さじ1杯、塩小さじ1杯

作り方:①みじんぎりにしたニンニクとショウガを油で炒めて香りを出す。②みじんぎりにしたタマネギを鍋に加えて、強火で飴色になるまで炒める。少々焦げても気にしない。③賽の目切りにしたトマトを鍋に加え、汁気がなくなるくらい炒める。④スパイスと塩を加え全体がまとまるよう炒めて完成!

■このベースは、多めに作って冷凍しておいてもひと月ほど保存できるそうです。
■カレーにするには、好きな具に火を通してカレーペーストとあわせます。具以外に、
水100ccと
ヨーグルト(甘くない)100g
を加えましょう。
さいごに味見をして、必要なら塩で味を整えます。
なお、ヨーグルトを牛乳やココナッツミルクにかえると、また風味の違うカレーになります。

■具の例
・鶏肉200gでチキンカレー
・ナス1本と豚ひき肉200gのキーマカレー
・ツナ缶としめじ茸のツナカレー
・むきエビ100グラムとタケノコの水煮でエビカレー

甘くみたらいけません

坊守です。

夏休みでそわそわしている方も居られるのでしょうか。

我が家の場合は、ねじりはちまきで、お盆を迎えうつ態勢ですが、今年もコロナの問題が先行です。お寺でも職場でも…。
医療現場にいる各地の仲間たちも言葉にするいとまもないほどのたたかいをしています。
急病人の搬送先がなくて、何時間も電話をかけつづける救急隊、患者を受けたいのに、スタッフの感染が同時多発して体制がとれない悔しさ。
いつもなら愉快な首都圏の事務長は、「アナタが送ってくれたカップ麺食べてたら涙が出てしょうがない」と言ってきました。

ウイズコロナ、経済をまわすために人の流れを規制せずに感染を抑制…なんて、感染状況をふまえて言うことじゃないかと思うわけです(いまはそうでない)。沖縄県の感染対策コーディネーターのインタビューを読みましたが、観光に来たものの、感染していて療養施設に入る人の多いこと、確保したベッドは県外の人が半数以上占めている地域もある、とありました。

コロナはインフルエンザみたいなもの、ではまだまだありません。何もしない政府の政治災害が起きてるんじゃないか?と(個人の意見です)、歯がみをしながら、一刻も早い第7波の収束を願っています。

ああ…ホンマは、
「3種類のスパイスだけでつくる、本格インドカレーで、暑さをごまかそう!」という日記を書こうとスマホを取り出しましたのに。
みなさま、くれぐれも暑さやコロナなど、アレコレにご注意ください。

長崎の日 鐘を打ちました

1945年8月9日午前11時02分、長崎に原爆が投下されました。同時刻に、鐘を打ちました。

久しぶりに被爆者の証言に目を通そうと思いたち、本棚から本を引っ張り出しました。

「原爆が落ちた後、気が付いて見ると附近は全部家もつぶれ、逃げる人々皆体中血がつき、火傷された方は二倍に黒くはれ上がり、誰か見分けることも出来ませんでした。それに足もとには死人が散らばり、脳みそは飛びだし、手足はちぎれ、本当に地獄そのものでした」

「あの時のことは思い出したくありません。なぜなら、私のそばを二〇〜三〇人位のけがをした人、やけどをした人が次から次に亡くなっていったからです。けがをした人は、水を求めながら『水!水!』と言いながら死んでいきました」

「昭和二〇年八月九日より九月一〇日までの間に親、妹、弟、親戚、皆亡くなってしまい、この世にたった一人となり、何に例えようもありません。こういう悲惨な事は絶対全世界からなくなるよう、核兵器は絶対廃絶しなければ、本当の世界の平和は来ないと思います」

核兵器や核抑止力論によるまやかしの「平和」を断固拒絶します。

ター坊の定位置

お盆参りは中止しましたが、期間中は初盆のお宅でのお勤めが連日あり、16日にはお寺での法要があります。今日は特に予定もなく、早朝、草刈りをした後、休日にしました。日中、家にいるとよくわかるのですが、ネコという動物は、よく寝るものです。起きる時はご飯を食べたい時。昼過ぎ、うたた寝していた私の頭にナモが頭突き&ネコパンチ。「ご飯ちょうだい」と催促されました。

7月22日に古民家の住人となったおんちゃんですが、同じクロネコのター坊は、気になって仕方がないようです。毎日、ケージの上に飛び乗って、なんとかおんちゃんに触りたいと手を伸ばしています。

おんちゃんは迷惑そうですが、ター坊の手が届かないところでゆったりしています。食欲は旺盛です。エサを皿に入れると、すぐに食べ始めます。元気に過ごしておりますので、みなさん、ご安心ください。

ター坊とおんちゃんが仲良くなれる日がくるといいのですが。

戦死者のお墓

本日は早朝より、岩井温泉区のいっせい清掃、その後、岩美町クリーンアップ作戦(道端のゴミ拾い)、四十九日のお勤めと納骨、午後も四十九日のお勤めと納骨と慌ただしい日中でした。暑い1日でしたが、十分すぎるほど水分補給をして乗り切りました。

午前と午後、2回、網代のお墓に行きました。
午後、お参りしたご門徒さんのお墓は、先祖代々のお墓と、戦死者の方のお墓がありました。戦死者の方は、四十九日をお勤めした方のおじいさんにあたるそうです。「骨はないと思います」とのこと。遺された遺族としては、お墓を建てないわけにいかなかったのでしょう。

網代のお墓から海をのぞむ

帰りがけ、あるご門徒さんがお墓掃除の最中でした。この方の家のお墓も2つ墓石が建っています。そのうち一つは戦死者のお墓です。やはり骨はないそうです。

墓石には「義」という文字のついた法名が刻まれていました。法名をつけたのは、西法寺の第13世と思われます。一体、その「義」とは何を意味するのでしょうか。正義なのか、あるいは忠義なのでしょうか。

むさぼりという煩悩に引きずられて、喜びを失い、不足だけで生きているいのちを餓鬼といいます。戦争とは、まさにそのような状況のことをいうのでしょう。

お盆は、餓鬼道に落ちた目連尊者(お釈迦様の弟子)のお母さんを救い出す物語に起源があります。

足りるを知らないいのちのありようを見つめ直し、さまざまなおかげさまで生き、生かされているのだと手をあわせることをやめてしまったら、どんな世の中になるのでしょうか。せめて、お盆くらいは、その期間中にある終戦記念日には、そういう時間を持ちたいものです。