なもなもサロンはじまる

網代布教所を会場になもなもサロンをひらきました。サロンの大きな目的は、みんなでいっしょにお弁当を食べることです。「おいしいが」と喜んでいただいたようです。食事後は誕生月の方を拍手でお祝いし、坊守手づくりのシフォンケーキをデザートにしばらく茶話会。

サロンの名前は、なもなもサロンに決定しました。「『なも』について生前、永六輔さんは、『あなたのことが好きです、アイラブユーでもいいんです』と説明されているんですよ」と私から紹介。実にいい言葉なのです。

初回は17人が集まりました。次回は7月31日。声をかけたい人がまだたくさんいらっしゃるので、なもなもの輪を広げたいと思います。

うちのナモにも報告しました

私のせいじゃない

今日は朝からお墓でのお勤め、そして法事が3件と忙しい日曜です。
いずれのお勤めでも、一緒にお聖教をあげてくださる方がいらして、にぎやかな法要でした。「前に住職から阿弥陀さんが前屈みに立っておられるという話を聞いて、私も手を合わせるときに、そうやって助けて下さろうとしているんだなあと思いながら手をあわせるようになりました」。帰りがけにそう声をかけてくださる方もありました。阿弥陀さまは蓮の花の上に立ち、いつも私たちに前屈みです。

境内の蓮は、甕からなかなか茎が伸びてきません。昨年は6月末には花が咲いていたので、少し心配しています。

昨日、金子みすずさんの詩に曲をつけて歌う吉岡しげ美さんの歌声にふれました。
みすずさんに「蓮と鶏」という作品があり、買い求めたCDにあるかなと探してみましたが、残念ながら収録されていませんでした。

泥のなかから
蓮が咲く。

それをするのは
蓮じゃない。

卵のなかから
鶏が出る。

それをするのは
鶏じゃない。

それに私は
気がついた。

それも私の
せいじゃない。

おのずからなることを自然(じねん)といいます。
ものすごいいのちの営みがあるということ
生かされているということ

それにみすゞさんは気がついて、私たちに気づかせてくれます。そして、気づいたのは、私の手柄ではないよということも教えてくれます。

仏さんも同じです。拝んでいるのではなくて、拝まれているということです。それに気がつかされて、また手をあわせるのです。
ちょっと難しいですかね。

蓮に対して私にできることは水をあげることくらいです。
あとは自然の世界におまかせです。

でも、咲いてほしいなあ。

尾崎翠のおもかげを探して

映画「こほろぎ嬢」をはじめて試聴しました。尾崎翠の原作を浜野佐知監督が映画にした2006年上映の作品です。

浜野佐知さんが来県され、イベントの司会進行もつとめられました。

現実と空想のクロスを楽しむ作品でした。最後は苦き地上(長き戦争)と自由な地下室(心の世界)の対比です。そして心は広い宇宙・世界と繋がっていることが「こほろぎ嬢」から語られます。ふるさとの美しい風景を楽しむこともできます。

映画から、見えないものを見る心の豊かさ、「異端」のものへのあたたかいまなざし、心の自由を大切にというメッセージを受け取りました。時折、睡魔に襲われつつ…。

映画の後は音楽の時間。映画音楽を担当した吉岡しげ美さんのピアノにあわせ、主演の鳥居しのぶさんが翠の詩を朗読しました。

そして金子みすゞコーナー。吉岡さんは40年ほど前からみすゞの詩に曲をつけて歌っています。みすゞは翠さんより7歳年下ということです。「大漁」「南京玉」「こだまでしょうか」「ひのひかり」「私と小鳥と鈴と」。共に生きるものへの共感・共鳴です。

最後は、ゲスト3人のトーク。浜野監督は、翠が教員時代に教わった生徒から聞いたエピソードを紹介されました。「『こんな女の歌う歌は歌えない』という男子生徒に翠先生は、『男も女もない。歌え』と首根っこをつかんで歌わせた」。翠の人生を、「自分らしく生きるいさぎよさ」と評しました。すごい尾崎翠愛。熱かったです。

主催した岩美町、そして来県されたゲストのみなさんに感謝。尾崎翠を次代につないでいかないといけないですね。そういう値打ちある人、作品なのだなと改めて学ばせていただきました。DVDを購入したので、じっくり鑑賞します。

残念だったのは若い人が少なかったこと。中高生に参加して欲しかった!

法名のご利益は

「お寺にお参りする後ろ姿が写っとったでー」
町内のケーブルテレビ「岩美町チャンネル」で西法寺 お寺フェスの紹介が始まり、視聴したご門徒さんから声をかけられました。

お寺フェスに参加された知り合いの方は息子さんに、「生きてる間に戒名(法名)をもらえるそうだで」と話されたそうです。息子さんと坊守は同じ事業所ですから、私の耳にも伝わってきました。知り合いの方は無宗教を自認されています。奇異に思われたことでしょう。

生前法名を授かったご門徒さんは、息子さんから「どんなご利益がある?」と尋ねられ、「オラが死んだ時、住職が名前をつける必要がないけえ住職が楽できると言っといた」と。苦笑しました。あながちウソでもないような…。

別のご門徒さんは、「額に法名と住職がかいた説明を入れて飾っています」とのことです。ありがたいことです。

生前法名にはどのような意味があるのでしょうか。本山ではこのように説明されています。

帰敬式は、浄土真宗のみ教えに
生きていくことを誓う
生涯ただ一度の大切な儀式です。
浄土真宗のみ教えとは、
阿弥陀さまのご本願が、
今、この瞬間の私に
はたらいてくださっていることに
気づかせていただき、それぞれの人生を
安心して歩むことができるということです。
法に出遇い、法をよろこび、
この人生を仏弟子として生きていくうえでの
名のりが法名です。
法名の名のりのもと、歓びに満ちた人生を
あゆませていただきましょう。

ここにあることがご利益です。

来年のいい時期に本山参拝を計画したいと思います。帰敬式へのお参りを予定に入れたいと思いますので、一人でも多くのご門徒さんが、法名を授かる機会としていただけたら。

追伸 朝、病院に検査の結果を聞きにいきました。特に異常はありませんでしたが、標準値以上の数値があり、3カ月後に血液検査をすることになりました。

第6回目の食料無料市を開催します

午前中はズームをつないでの食料無料市実行委員会でした。
早いもので次回は6回目。7月29日(土)午前中を予定しています。

その日は、早朝8時よりお寺清掃があります。終わったら直行です。
振り返ってみると、去年もお寺清掃→無料市でした。たくさんの方が炎天下に集まっておられました。1年というのはあっという間に経つものです。

7月末は、夏野菜の時期になりますから、去年、協力していただいた町内の方、とうもろこし農家の方などに声をかけたいと思います。私が育てているナスは、お出しできるほどのものにはならないでしょう(苦笑)

電気料金をはじめ、生活費の高騰が続いています。
ささやかな行動ですが、支え合い、助け合いです。
医療スタッフの方々がボランティアとして多く参加しますから、困りごとがあればお寄せください。

日用品、食品(乾麺、レトルトなど)、お菓子、野菜などなど、提供していただけるものがあれば、住職までお知らせください。



なもなもサロンに向けて

午後から網代道場の掃除に。来週月曜がなもなもサロンの初回です。草ぼうぼうだとまずいなと思っていたのですが、この間2回行った草刈りの効果がまだありました。20分ほど機械を動かしてキレイになりました。

ご門徒さんが花壇の世話をしてくださったおかげでマーガレットが花盛りです。

強風にあおられてあんずの実があちこちに落ちています。使えそうなものを拾い集めると結構な量になりました。

その後、ご近所のご門徒さんと立ち話。先日の帰敬式の話になり、「ええ名前をもらって喜んでるだが」と。本山が選定した法名です。「孫と同じ字が入っとって、孫にもいっただで」。

風が強くなってきたのでこれにて撤収です。

きょうは午前中にもけっこうなものを農家さんからいただきました。

この時期だけのヤングコーン。ありがたくいただきます。

変わりゆく風景のなかで

町内の銀行に来たついでに岩美町のアジサイロードを歩きました。昨年までとは風景がずいぶん変わりました。ここは町内の中心地で、便利なところです。バイパスが伸びたこともあり、この数年、田んぼが次つぎに宅地になっています。右側は昨年まで田んぼでした。

ここに家を建てる方は、新しい生活を楽しみにされているだろうなぁ、田んぼがなくなったのは、ちょっと残念でもあるなぁなどと眺めていて、思い出したことが一つ。

知り合いのコメ農家の方に、「私、田植えしたことなくて。来年、田植えのときに手植えさせてもらえないですかね」と頼んだところ、「ええですで」との返事をいただいていたのでした。その方の田んぼにはよくコウノトリが舞い降りるそうです。

何か楽しいことができないか、考えてみます。

ナスがままに

今日は暑いですねー。

野菜を育ててみたいという願いを満たしてくれる栽培キッド、ありますよね。私も2ヶ月ほど前、ホームセンターで購入しました。畑で作ればいいのですが、そこまでの意欲がないもので…。

5月にナスの苗を植えてみたのですが、剪定が遅くて、下の方に一つ、早くも実がつきました。とったほうがいいのかなと思案している間に、すごい勢いで大きくなりました。もうこうなればナスがままです。

一つの苗からどのくらい収穫できるのでしょうか。

うまくいったら、来年はもう少し、力を入れて野菜作ってみますかね。

岩美町ケーブルでお寺フェス

今日はお寺の役員会の日でした。昨日から地元の岩美町ケーブルで、お寺フェスのようすが5分ほどにの映像にまとめられ放送されています。役員会のはじめに試聴しました。

役員会では感想を交流し、次回への改善点をだしあいました。

気は早いですが、来年5月26日(日)が第2回目となりますので、お近くの方はカレンダーにチェックしておいてください。

今日は法事の日

午前中から午後にかけて3件の法事がありました。
1周忌、7回忌、そして25回忌とご縁はさまざまです。

こうしてひととき、手をあわせる時間を持てたことは、心落ち着き、幸せなことではないかと思います。一緒に読経される方もいらっしゃいました。

今年は親鸞聖人御誕生850年の年です。せっかくの機会ですから、私の方から、親鸞聖人が出遇われた南無阿弥陀仏の教えについて少しお話ししました。法事が終わって、「また御住職の話を聞きたい」と声をかけてくださる方がいらっしゃいました。聖人のお話は今に生きる人を励ましています。

人差し指、中指、薬指を内側におり、「親指が小指の方を向くのがわかりますか。でも小指は親指を向きません。向かない小指が私、向かないのに私を常に向いてくださっているのが阿弥陀さま」との話を、指をおって熱心に聞いてくださる方も。

「他県での葬儀の際、僧侶の方が、『鳥取は源佐さんが有名ですね』と言われたんだけど、私は知らなくて。有名なんですか」という質問も。源佐さん(1842-1930)は浄土真宗の教えに生きた妙好人として有名です。鳥取市鹿野の願正寺さんのご門徒さんでした。今度資料をお渡ししたいと思います。

ここで私の好きな源佐さんのエピソードを

あるとき、夕立に会い、びしょ濡れになって源佐さんは帰ってきました。
願正寺の御住職が、「よう濡れたのう」と声をかけます。
すると源佐さんは、
「ありがとうござんす。ご院家さん、鼻が下を向いとるで、ありがたいぞなあ」

みなさん、雨に濡れることがあったら、ぜひ考えてみてください。鼻が上を向いていたらどんなことになるか。
当たり前だと思っていることが、実はありがたいということを感じることができると思います。