いくさのない世を想って

今日は朝、蛇口からお湯をくみ、道に流すことからスタート。お寺の玄関に通じる坂道が凍りつき、滑りそうだったのです。何回も給湯器と道を往復し、滑らない程度にはなりました。雪も怖いですが、この凍りついた道が厄介なのです。

ついで、西法寺通信を送るための事務作業。100通ほどはメール便で送ります。封筒を打ち出し、メール便のシールを貼るところまで。通信はあさって到着予定です。

11時頃からはお通夜の準備です。法名板に法名を書き、お通夜と、葬儀の後の還骨法要でお話しすることの内容を考えていたら2時過ぎに。昼は久々にコンビニ弁当を食べました。

短い休息の後は、本山に提出する寺院運営計画書にとりかかりました。○年後にはこういうお寺にという目標と、実現のための計画を記載します。これまで3回受けた寺院サポート講座ですが、最終回の1月16日はズーム上での発表会です。第一次の締切は明日です。23時59分59秒までにはなんとか送りたい! 前後しますが、何人かの役員さんにはみていただきたいと思います。

夕方はお通夜です。一世紀近いご生涯をまっとうされご往生されました。故人様はお花の師範を90歳までつとめたそうです。やさしく、おだやかで、地域の方達から相談事を持ち掛けられるなど、頼りにされ、慕われていたそうです。戦争も体験されています。大正13年生まれ。少年時代に義勇軍に志願して満州に渡り、そして終戦。満州に渡った日本人は27万人、うち8万人が亡くなっています。混乱のなか、引き上げてこられたのかもしれません。一度お話をうかがってみたかったです。いくさのない世をとの想いを込めて「阿弥陀経」をあげました。

雪の怖さ

2日ほど降り続いた雪も、今日はおさまりました。雪かきをしようと境内に行くと、かわいそうな光景が目に入ってきました。

夏に咲く百日紅がこんな姿に。

大きな枝があちこち折れています。人間の力ではこんなことは到底できません。

気温も低かったので、見事なつららができています。

庭木にかかった雪をどけてあげないと、更なる被害が出かねないので、小一時間ほど、雪をはらいました。

坊守からの情報では、道から田んぼにトラックが落ちていたそうです。

雪はキレイだけれど、怖いのです。

除雪機を初稼働

朝、積雪は10センチほど。試運転をかねてこの冬、除雪機を初稼働。ご門徒さんに先日、メンテもしていただいて、なかなか快調な動きです。真価を発揮するのはもっと大雪になってから。1時間ほど動かして歩数は5000歩、朝からいい運動になりました。でも、雪はあまり積らないで欲しいですね。

西法寺通信新年号もなんとか完成しました。出ていただいたご門徒さんに昨日、原稿のチェックをお願いしました。「自分で読んでも涙が出そうです」とおっしゃっていました。何かの本に書いてありました。「立派な人は身近にいる」と。ほんとうにそうだなと思える方々にお寺はお世話になっているのだと通信を作るたび感じさせられます。

では、ネコたちの様子を。

ター坊には2度目の冬です
ナモ。いい顔してくれました。

お寺の忘年会でした

雪模様の岩井です。

今日は午前中、役員会、そして昼はお寺の忘年会でした。役員会では、来年5月28日の法要に合わせ、地域に開かれた企画として「お寺フェス」を開催することことを確認しました。楽しいイベントになるよう、みなさん、力をあわせましょう。

昼食はお弁当を黙食。そして、お寺の1年を振り返るクイズ、カラオケと続きました。

鳥取大三郎を名乗るご門徒さんが自慢のノドを披露され、鳥羽一郎さんが大好きというご門徒さんは、鳥羽さんが漁師を辞めて歌手を目指したストーリーを情感込めて語り、熱唱されました。坊守もマイクを握りました。カラオケはお試しも兼ねてでしたので、3曲で終了。

短い時間でしたが、楽しいひと時でした。

来年もよろしくお願いします。

本堂にゴスペル響く

本日は、寒い中、午後から岩美町まちづくりの会による「朗読と音楽 奏で」が開催されました。
演目は、
岩美の民話の読み聞かせ
ハーモニカ演奏
前住職による尾崎翠さんについてのミニ講演
市内の教会のグループ・ラブ&グレイスによる「ゴスペル」
でした。

ゴスペルを歌われたグループの方に、お話をうかがったところ、リーダーは市内の教会の牧師さんでした。歌の合間に、ご自身のキリスト教との出会いを語られました。歌とともに、そのお話が胸に響き、刺激を受けました。

住職も最初に挨拶を、とのことで、例年はあまり考えないで短い挨拶をしておりますが、今年は、まじめに考えまして、以下のような挨拶となりました。

みなさまようこそお越しくださいました。
尾崎翠さんは、昭和7年、東京から郷里鳥取に戻されました。大正デモクラシーが終わり、表現や心の自由までが奪われていく時代の進行と、彼女が筆をおいた時期は重なっているように思えてなりません。昭和16年、寄稿文を新聞に掲載したことが発表された文書としては最後となります。そこに翠さんは、「多弁は鉛、寡黙は銀、沈黙は黄金」という言葉を記されています。どのようなお気持ちだったことでしょう。
時を経て、翠さんもご縁にして、この会が催されております。
寒い中ではありますが、楽しいひと時を過ごしましょう。

こたつねこたち

新年号の西法寺通信づくりも今日は山場。あすあさっては過密日程なので、なんとしても今日中に完成手前までと、朝から集中しております。6ページ中5ページ分までは目処がたちました。18日夕方には印刷に回して22日から配布というのが頭にある最短工程表です。

別の要件で、ちょっと家に戻ると、ター坊が、

こたつから顔を出して横向きに寝ていて、思わず笑ってしまいました。カラダはこたつのなかでのびきっています。夕方まではこの調子で寝ていることでしょう。

一方、ナモは、

いつものようにこたつ布団の上で丸くなっています。

さて、私の方は続き、続きです。

イルミネーション点灯

岩美町まちづくりの会のメンバーで、道の駅 きなんせ岩美にほど近くの花壇にイルミネーションをつけました。例年は岩美高校の生徒さんたちがいっしょに作業するところ、今年はコロナの流行で中止に。大人だけの作業です。

私は途中参加。寒いなか、みなさんお疲れ様でした。

うさぎ?ですよね

雪が降ってきました

雪予報ではなかったように思いますが、午前10時過ぎから雪が降っています。いよいよ冬がやってきました。どうか積もりませんように。

早朝から、西法寺通信15号を作成中です。今号は6ページの予定です。いつもより2ページ増。急がないと年末に配れません。自分でいうのもなんですが、午前中はものすごい集中力を発揮(^_^;) 追い込まれるとやる気が出るというこのサイクルからなかなか抜け出せないまま今年も年末を迎えてしまいました…。

今日中に4ページ分は、第一案をつくりたいと思います!

寒波に備えて

午前中、来年の1月が7回忌にあたるご家族がお参りでした。小さなお子さんたちが本堂ではしゃいでいて、和みました。この子達は、故人さまとは百歳以上離れています。こういうお子さんたちはお手伝いが大好きです。法要が終わるとお経本を集めてもってきてくれます。

「明日から荒れるみたいですけど、きょうは天気がよくてよかったです」と施主さんの奥さんがおっしゃいました。本当に、午前中は上着が必要ない陽気でした。それが午後はいっぺんし、時折冷たい、強い風が吹き、一気に寒くなってきました。

週末は雪予報です。役員会・忘年会もありますから、お寺のストーブに灯油を満タンまで補給。灯油と除雪機用のガソリンを買うためにガソリンスタンドへ。店員さんはタイヤ交換で忙しそうでした。

それから、夕食の買い物ついでに道の駅へ。坊守から電話があり、故障した車にかわる新しい車が近々納車されるとのことです。山陰は4WD車でないと雪道は安心して走れません。もちろん、四駆でも雪道を走るのは怖いです。

空も冬の山陰の様相です。

雪国のみなさん、安全運転でいきましょう。