「写経できますか?」

午前中、1周忌のお勤めでした。
お話しする内容をずいぶん考えたのですが、私の話は難しかったみたいです…。法話の原稿をお配りしたので、また目を通していただければ。
法話の原稿に、今回から、お寺のホームページと住職のラインのQRコードを入れてみました。

法事が終わり、お参りの若い方から、「こちらでは写経はできますか」とのお尋ねがありました。「うちでは教室はやってませんが、部屋を使っていただくのは構いませんよ」とお答えしました。友だちと写経をしているお寺を探しているそうです。ご自身で『正信偈』を書かれたというのですからびっくりしました。本願寺が発行している写経本を開いて、みていただきました。「讃仏偈もあるんですか」と。実家でよくあげていたそうです。

いいお話をうかがったので、「お寺で写経できます」という告知もしていきたいと思います。

朝、田後の役員の方から、「今日は天気もいいし、時間もあるので、除雪機のメンテナンスに行きましょうか?」との連絡があり、「ぜひぜひ」とお願いしました。昨年も来ていただいて大助かりでした。バッテリーがあがっていたようです。

これでこの冬も安心です。ありがとうございました!

早朝からサッカー観戦

早朝の日本vsスペイン戦に備えて早く寝ようとしていたのですが、なかなか寝られず、諦めていたのですが、3時47分に目が覚めて、4時からの試合を観戦しました。

結果は大方の予想を覆しての日本の勝利、そして決勝トーナメント進出! 

堂安選手が、後半開始早々に、得意の形に持ち込んで強烈な同点ゴール。数分後、堂安選手のシュートを三笘選手がラインギリギリで折り返し、田中選手が逆転ゴール。その後も固い守備で守り切り、優勝候補のスペインに勝ちました。

諦めないということがいかに大切なのか、日本選手のゲームを見ていると教えられます。

諦という漢字。もともとはあきらかにしてみる、真実、という意味で、経典によくでてきます。それがいま、あきらめるという意味で使われます。言葉とはおもしろいものです。

そういう意味において考えてますと、日本代表チームは「諦める」=現実をありのまに観察して、あきらかにして戦っているとも言えそうです。すごいことです。

あられが降りました

今日から12月。この数日、急に冬の寒さを感じるようになりました。ストーブを稼働させ、ホットカーペットをつけないと寒くてふるえます。電気代や燃料代が重くのしかかる季節がやってきました。お昼すぎ、あられが降りました。うちの猫たちは、こたつのなかでナモは丸く、ター坊は伸びています。オンちゃんはケージのベッドなかにおさまってイビキをかいて寝ています。

昼ごはんを食べつつ、こたつに入って町の広報とともに配られる県議会だよりを読んでいると、エネルギーに関する議員さんの質問が。

「原発の活用を」との質問があるかと思えば、「再生可能エネルギーの普及が電力供給の不安定化を招く懸念がある」と質問されている議員さんも。

今のエネルギー危機は原発の稼働の低さではないでしょう。地震大国の日本で重大事故を起こせばどうなるか福島事故は示しました。輸入化石燃料に頼り、再生可能エネルギーの推進で遅れをとってきたツケが大きいのではと思います。

国産のエネルギーの普及が電力供給の不安定化を招く? 私の頭では理解が難しい高度な考え方です。

「再生可能エネルギー関連の補助金や減税で需要を喚起しては?」との質問もありました。県は検討したいと答弁しています。

電力消費量の3割は家庭部門、ほか7割は産業と業務部門です。大きく消費する分野でいかに省エネを進めるのかが課題だと思います。

この冬が過ぎればさらなる負担増です。中国電力は来年4月から電力料金を3割あげると発表しました。平均的な家庭でも年間数万円もの負担増になります。

いま私の中では、お寺も再生可能エネルギーを検討する時なのかも、という思いが膨らんでいます。