初グランドゴルフ

昼間、雨は降らず予定通り鳥取因幡組仏教壮年会グランドゴルフ大会が開催されました。
今日は午前中、葬儀があり、葬儀会館から火葬場でのお勤め、そしてお寺に帰って午後は岩井でグランドゴルフ大会に参加。夕方、ご自宅にうかがっての還骨法要となります。

初体験のグランドゴルフですが、残念ながら18人中最下位でした。

1時間ほどで5000歩も歩いたので、いい運動になったと思います。和気あいあいで流行るのもわかるなと。2人の方がホールインワンを達成しました。

岩井のグランドゴルフ場は芝で覆われており、土のグランドとはまた違う楽しさ、難しさがあるようです。「来年もまたここでやりたい」との感想もありました。

お寺でもグランドゴルフ大会ができたらいいですね。壮年会の方たちと相談したいと思います。

タイガース愛

昨日、門徒さんがご往生され、今月3件目の葬儀となりました。
朝、葬儀会館に臨終勤行でうかがい、故人さまの人柄などうかがいました。
大の阪神ファンで、法被姿です。元気だった頃は甲子園球場にも観戦に出かけられたそうです。県西部の米子市にタイガースが試合で遠征してきた時は、娘さんに連れられて観戦に行ったということでした。
ご家族から「法名に虎をつけてもらえないだろうか」とのお願いが。
何を隠そう私も阪神ファンです。昨日の森下選手のサヨナラホームラン、すごかったですよね。

法名に動物の名前は普通つけないのですが、「號ならつけられると思います」とお答えしました。「號」は「号」の旧字体です。虎のように大きな声で叫ぶという意味があります。
葬儀用の勤行集は旧字体が使われています。

「名號」とは仏の名前のことです。「名」は「夕」(ゆう)と「口」(くち)からできています。暗がりで名を名乗るという意味があります。阿弥陀仏は、自ら、「南無阿弥陀仏」と大きな声で私たちを喚びつづけていると私たちは名号を味わっています。

ということで、「虎」と「南無阿弥陀仏」、両方兼ね備えた「號」を法名の一字に加えさせていただくことにしました。

永六輔さんのことば

西法寺通信と来年の法語カレンダーをほぼ、配り切りました(と思います)。配っていただいた世話役のみなさんありがとうございました。手元に残ったカレンダーは10冊ほど。あと何冊かはお渡しするとして、お寺の分は年が明けるまで保管です。1週間ほど前、町内を配って歩いていた時、「毎年何が書かれているか、楽しみにしているんです」とある御門徒さんがおっしゃいました。そういう方は少なくないと思います。

しまう前に、来年はどんな言葉が出ているのかなあとめくってみたのですが、8月の言葉に、「そうだよなあ」とうなづかされます。

関係あるのに関係ないと遮断してしまうのが私たちです。関係ないいのちと線引きすることは争いの原因にもなります。私たちは網の目のようにつながって生きている、生かされているのですから。お釈迦さまの説かれた縁起をわかりやすくいうならばこうなるのかもしれません。

どなたの言葉かな?と最後のページを確認すると、なんと永六輔さんの言葉だったのです。どこでおっしゃった言葉なのか。本願寺出版社から出ている『月々のことば』を早速注文しました。法語カレンダーの解説本なのです。

お寺に生まれた永六輔さんは、ラジオ番組で「南無阿弥陀仏」のお念仏の意味をお話しされたことがあり、それを収録した岩波新書を今も時々、読み返すことがあります。

何年か前に、毎月の言葉を法事の際の法話でお伝えすれば12バージョンできるなと思って挑戦しようと思ったことがあったのですが、ひと月分もできませんでした。毎月とはいかなくとも、せめて1月は頑張ってみて、できたら次の月もという感じで、再チャレンジしようかなと思います。

にわか勉強しています

今日は曇りのち晴れ。明日から週末までは雨予報。グランドゴルフ大会が予定されている土曜日の午後も今の所雨予報です。もう、大会は中止になるだろうと予想。研修会になった場合の内容を昨日からずっと考えてパワーポイントにまとめました。これではいけないのですが、久しぶりに本をたくさん読み、また広島仏教学院の真宗講座の動画を立て続けに視聴しました。

お盆法要のために準備した戦後80年の話を一つ。
もう一つは、どうしたら教えは伝わるのか。
後者は私自身が念仏者の先輩から学んだことを入り口に。
教えの中身は変わりませんが、どのようにすれば伝わるのかは、本当に大きなテーマですし、また、苦戦していることでもあります。


難しい話になれば、みなさん聞いておれません。何しろグランドゴルフを楽しみにきて、中止になったら法話なのですから。

少しでも、「澍法雨」〜仏さまのお慈悲が草木をうるおす雨のように降り注ぎ、私たちの心をうるおす〜となるように頑張ってみたいと思います。

義援金を送りました

朝、岩井の郵便局から日本赤十字社とユニセフに20,090円ずつ、送金しました。先日の「心のコンサート」でお預かりした募金です。

イスラエルとハマスの停戦合意の第一段階としてハマスが人質を解放、イスラエル側も拘束していたパレスチナ人の釈放をはじめました。停戦に向けた大きな前進です。

ハマスによる攻撃でイスラエルでは1200人が殺害され、イスラエルによる集団虐殺で67,000人ものガザの人びとが命を奪われました。

ガザ地区はがれきの山です。これから行方不明となっている方たちの死亡が確認されることになるのでしょう。痛ましいことです。

同地区の半分以上はイスラエルに占領されています。我が家を失った人たちが大勢いるのです。

ガザ地区への大規模な人道支援の再開が急務です。

そして、一時的ではない平和を、今度こそ願います。

晴れの日も雨の日も

三連休の最終日。朝、納骨のおつとめへ。降ったり止んだりの雨模様でしたが、ご家族、親せきのみなさんが集まった頃には晴れ間がひろがりました。つぎは11月に百箇日のおつとめにうかがう予定です。

18日の土曜、仏教壮年会という集まりでグランドゴルフ大会が予定されています。会場は岩井です。ただ今週は雨予報の日が多いようです。中止の場合は、西法寺で法話を聞いていただくことになっています。しかも1時間も。さすがにアドリブでカバーできる範囲ではありませんので、中止を想定して今日から準備をはじめたところです。

「澍法雨」(じゅほうう)ということばが『無量寿経』にあります。仏さまの私たちを思ってくださるお慈悲が、草木をうるおす雨のように降り注ぎ私たちの心を潤すという意味です。雨が降った場合は、まずその話からはじめる、ということだけは決めました(苦笑)

でも、ほんとは晴れてほしい!

今年も報恩講タオル

昨日のコンサートの余韻を残しつつも、本日は午前中法事が2件と通常に戻りました。
施主さんからみるとお祖父さん、そしてお父さんの法事が今年にあたり、50回忌と33回忌をあわせてお勤めさせていただきました。2件目は、7回忌の法事でした。
いずれのお勤めでも、いっしょに読経される方がいらっしゃいました。浄土真宗で称える経典・お聖教は難解ではありません。じっとしているよりも、声に出すと心地よいのです。

午後は、パソコンの前に座り、会計作業と、11月末の報恩講の記念品の作成です。
昨年、参拝記念のタオルをお参りされたみなさんにお配りしたのですが、思いの外、好評でした。今年も同じようにタオルを差し上げたいと考えていますので、お楽しみに!

第15回心のコンサートを開きました

午後、本堂で「第15回心のコンサート」を開きました。
出演は大須賀ひできさん、玉木孝治さん、拓人さんです。

初めて参加された方、そして2度、3度と参加されている方、あわせて41人が歌を楽しみ、そして一緒に歌い、楽しい2時間を過ごしました。

懐かしのフォークソングをいっしょに歌い、そして、デューク・エイセスの名曲「女ひとり」。冒頭、「京都 大原 三千院」のリズムがなんとも心地いいんです。今回も聴けてよかった!

ことしは戦後80年。谷川俊太郎さんの詩「死んだ男の残したものは」を熱唱した大須賀さん。ベトナム戦争当時に生まれた反戦歌です。
ガザの子どもたちに爆音のない日常を
再び、日本から戦死者を出さないように
そんな思いで聴いていました。


2日連続で大須賀さんの歌を聴く機会に恵まれたことに感謝なのです。

災害被災地、そしてガザの子どもたちを支援する募金があわせて40,180円寄せられました。連休明けに半分ずつを赤十字とユニセフに送金したいと思います。

ケーブルTVの取材をうけました

アンコールで歌った「また逢う日まで」。はい、また来年あいましょう!

午後、吉岡温泉へ

午後、吉岡温泉の教蓮寺さんへ。大須賀ひできさんのお寺をめぐるコンサートの初日です。当地では初開催となります。心配なのでかけつけましたが、たくさんの方が来場されてホッとしました。

フォークの名曲をいっしょに歌い、みなさん大盛り上がり。大須賀さんはデューク・エイセスの名曲「いい湯だな」「おんなひとり」そして平和を願い「ひまわり」を熱唱。「ふるさと」の大合唱でフィナーレです。あっという間の2時間でした。

後ろの席のから「お寺のコンサートええなぁ」「楽しかったー」の声も。「来年もやりましょう」と私からもプッシュ。

大須賀さんは来年、古希を迎えるそうですが、ますますお元気そうです。

あした、よろしくお願いします。

城原(しらわら)海岸線展望台より

晴れ間がひろがった日中、西法寺通信を配って回りました。車は大谷→網代→田後と海岸線を走ります。

網代から田後に向かう道は絶景ポイントがいくつか。なかでも城原海岸展望台は雄大な海がのぞめます。私もしばし車を停めてながめていました。心地よい風が吹いています。観光客の方たちも眺めを楽しんでいました。10月に入って雨ばかりでしたから、今日来られた方は運が良かったですね。

私も歩いて50軒ほど配りました。それ以外に百軒分ほどは地域の世話役さんに配っていただきます。

残るはあと2つの地域です。こちらは明日の午前中に配り歩きたいと思います。