法事から葬儀へ

今日は朝から大変な蒸し暑さです。

午前中はお寺での法事が2件(13回忌と四十九日法要)あり、クーラーと扇風機を稼働させました。13回忌の方は中学時代の同級生もお参りでした。お互いおじさんになって、法事の場で再会するのもいいものです。

2件目は、四十九日のお勤めです。初七日からずっと逮夜法要をご一緒して、今日が満中陰法要となりました。昨日からお話しする内容を時間をかけて考えました。私に、浄土真宗の教えを生きた形で教えてくださったご門徒さんです。「人は去っても 拝む掌(て)の中に帰ってくる」(作 中西智海さん)という詩も最後に紹介しました。ご門徒さんは、そのようにして生きてこられたのだなという思いを強くしました。

午後は市内に出かけて葬儀のお勤めでした。私はお会いしたことのない方です。法務省で働き、更生保護の仕事に70代半ばまで尽力されました。「オヤジ」と慕われていたそうです。「一人でも更生してくれたら」という思いで、仕事にあたっていたとご家族からうかがいました。おくさんが何度も顔を撫でて、「長い間ごくろうさま」と声をかけておられました。お孫さんは、「私たち孫には甘々のおじいちゃんでした」と涙。

ご葬儀からのごえんですが、娘さんに、「何かありましたら、なんでもご相談ください」とお伝えして、火葬場を後にしました。

鳥取医療生協の総代会に参加する

午前中の法事を終えて鳥取市内へ。今日は医療生協の総代会です。医療生協は出資金がもとになってつくられた病院です。

鳥取医療生協

ホームページには、「私たちの医療・介護活動の基本的姿勢は、すべての人の人権を尊重し、困っている人、苦しんでいる人に対して、『まず診る』『援助する』『何とかする』ということです」とあります。

「虎に翼」ではありませんが。憲法の精神を体現しているのです。

私も発言の機会をいただきました。お寺フェスと班の結成についてです。袈裟を着て発言しましたよ!

「営利目的ではない、一人ひとりを支える病院です。この組合活動がとぎれることなくつづくように」と理事長さんが最後にあいさつされました。

私もその活動が継続するよう、できることをさせていただきます。

蓮の観察日誌①

お世話になっている庭師さんに境内の樹々の剪定をしていただいています。お隣のお寺さんとの間の樹々が伸び放題になっていたので、スッキリしました。

一昨日は、蓮の生育具合を見られて、もっと日当たりのいい場所に移動しようということで、現在、境内に4つの蓮の甕をかためて置いています。

実は、昨年2つの甕は花をつけることがありませんでした。例年よりも咲いた数も少なく、残念だったのです。庭師さんも私からそのことを聞いて心配されたようで、時々、チェックのためこられます。それで、日当たりの良いところへ移動をとなったわけです。朝、様子をみにいったところ、立ち葉がすっと伸びていました。太陽のチカラはすごいものです。

今年は4つの甕から全て咲いてくれることを期待しています!

コメ不足に直面す

7月末に予定している食料無料市に向けて、コメ農家さんに連絡をしたところ、「在庫がない」とのこと。「なんだあ、ようけとっとったつもりが、全部売れてしまって」。

市内のコメ農家さんにも同じお願いをしたところ、「誠に申し訳ないのですが、お米、今年は5月の時点ですでに売り切れ状態になっております。農家を辞める方が毎年倍々で増えてきており、そこから買っていた新規さんの問い合わせがすごいです」とのお返事でした。

地産地消ができなくなりつつある現実を知らされました。

古いものをいかして

朝から暑いですねー。今週は30℃近くになる日もあるようです。熱中症に注意しましょう。

さて、今日は朝から建具屋さんにきていただきました。お寺の玄関の古い鍵を新しいものに取り替えるためです。数年前には、同じ玄関戸のレールを、そして今回は鍵をと、ほんと助かっています。

お寺の庫裡は築39年目を迎えます。メンテナンスは業者さんの助けがあってこそ。予定より時間がかかったそうですが、新しい鍵がつきました。

話はかわって、この数日、畑のようすをながめていました。そして今日の朝、グラジオラスの球根から芽がでているのを発見。40個ほど植えてでてきたのはまだ3つですが、次々でてくれることを期待します。週末にでも第2弾を植えましょう。

右と左

午後、六七日(むなのか)のおつとめへ。初七日から毎週、お参りさせていただきました。次の日曜が四十九日です。帰りに過去帳をお預かりしました。江戸時代末期の弘化年間から記載があります。180年ほど昔のことです。

法事の前に網代の道場によって小一時間ほど伸び放題の草を刈り、着替えていこうと足袋をだしたところ!!!

左足の足袋が二足あり、右足の足袋がない!

どうしたものか。。幸い、一足はサイズが大きめで右足におさまってくれました。

なんでも右と左はよく確認しないといけませんね。

朝はNHKBSで世界のニュースを視聴。ヨーロッパ議会選挙はどこでも極右の台頭がみられます。フランスでは得票率が3割を超え大勝したことを報じていました。EUの環境規制や移民流入への反発が右派の躍進につながったようです。

ヨーロッパがどこに向かおうとしているのか、不安な気持ちでニュースを見ました。

歎異抄を輪読する2

午前中は法事、午後はお寺の役員会、そして歎異抄の輪読会の2回目です。

役員会ではお寺フェスの振り返りを少し。「落語が前回よりもおもしろかった」「ジビエの鹿カレー、イワナが美味しかったで」などなど。地元ケーブルテレビからインタビューをうけた役員さんも。近々、放映されると思います。

「歎異抄」の輪読会は2回目です。前回よりお二人、新たに参加者も加わりました。疑問や感想をそれぞれだしつつ進めています。本日は第4条から第6条まで。私からは、この間読んだ解説書の内容を紹介。今日は地域の運動会があり、大活躍だったご門徒さんが睡眠学習に入られたところで本日は終了となりました。

みんなで声に出して読む、実にいいものです。親鸞聖人の肉声にふれるような新鮮な気持ちになります。次回は9月。ゆっくりのペースですが、輪読会を継続したいと思います。

お墓について考える

今日は3件の法要がありました。
午前中は、お寺の納骨堂への納骨法要。
午後は年回法要、そして四十九日の法要です。

お寺の納骨堂も、この数年は平均すると3〜4件の利用があります。「家にお墓がない」「お墓を閉まって納骨堂へ」など、理由はさまざまです。うちは納骨堂に力を入れているお寺とは言い難いですが、それでも安心して遺骨を預けていただけるのではないでしょうか。毎日、読経の声が聞こえます。今日は朝、納骨堂の汚れを掃除していましたが、そんな私に向かって、境内の裏山からウグイスが「法を聞けよ」と鳴いてくれました。

午後は、まず、7回忌の法要です。ご往生されたのは2018年。私がこちらに帰ってきた年におつとめした葬儀から丸6年経っての7回忌です。もうそんなになるのだなあと改めて思います。この間に生まれたお子さんたち、そして、ご結婚された方も。

午後の2件目は、四十九日のおつとめです。故人さまの娘さん家族を中心にお参りされ、お父さんのことを偲びつつ、みなさん手をあわせておられました。お父さんの実家のお墓は、行くのに一苦労で、納骨は当面せず、しばらく家に置くとのことでした。

法事が終わった頃、先日、葬儀を終えたご家族がお見えになりました。四十九日までご遺骨をお寺でお預かりすることになっています。

お墓のことは、よくよく考えないといけないと思います。

戦前の民法では、「墳墓ノ所有権は家督相続ノ特権ニ属ス」とされていました。「家制度」のもと、原則、長男が相続していたのです。戦後の民法ではそうした規定はありません。ですが、長男、男子が相続するものと思い込んでいる人が非常に多いです。そして、いま問題になっているのは、継承したくてもできない、継承する人がいないという悩みです。その悩みにお寺がこたえているという面があります。

世界に目を転じてみると、例えば、ドイツでは子孫がいない場合は、国が管理することと法律に定められているそうです。シニア生活文化研究所所長・小谷みどりさんの講演で、このことを知りました。確かに、これだといまの日本のような無縁墓になるということはありえません。

https://www.asahi.com/relife/article/12786019

お墓のことについて、これからも頭を悩ませつつ、考えていきたいと思います。