少し変わった仕事納め

坊守です。
きのうで仕事納めだった方々が,官公庁や会社員を中心におられますが、私の仕事納めは、お寺の任務をのぞくと今日でした。
しかしそれも少し変わった仕事納めとなりました。きのう職場で開いた研修会の先生と松葉蟹を買いに行くミッションです。案内先は観光客向けの賀露市場でも良かったのですが、「美味しい蟹をたっぷりお母さんに送りたい!」と楽しみにしておられたので、それにこたえるべく、住職に教えられたとおり、網代新港まで直行。目指すは浜勝商店さんです。
10日ほど前に来たのですが、きょうは松葉も親ガニもふんだんにありました。見慣れた底曳船の名札もついています。

思う存分選んでもらって、お昼ご飯は親ガニ丼を狙って漁協婦人部カフェなだばたさんへ。
ところが!入り口に「臨時休業」の札と申し訳なさそうな顔のおねえさんがおられました。
来年もよろしくお願いします、とご挨拶して方向転換。鳥取の商店街で海鮮の天ぷら丼にしました。我天さんです。以前から行ってみたかったお店です。お客さんは少人数限定、注文してから作り始めますから、急ぐのは無理、という張り紙がまず目に入りました。フロア全体がおいしい匂いで充満していて、私の鼻の穴も膨らんでいたと思われます。
私が注文したのは、海鮮かき揚げで、美味しかったことはいうまでもありません。

気づけば年末という、あわただしかった2024年らしい仕事納めでしたが、おもしろいしめくくりでした。

外ネコの防寒ハウス

昼間、町内の30軒ほどのご門徒さん宅に、西法寺通信を配って回りました。山あいの集落にいくと雪が降り、平野部では雪混じりの雨。防寒ジャケットのおかげでそれほど寒さを感じないで配り終えました。

防寒といえば、うちの外猫たちのために坊守がダンボールで雨風よけをつくりました。ハチワレの白(ハク)のためのものです。午前中はシマちゃんが入っていましたが、配り終えて家に帰るとハクが入って寝ていました。なかなかいい顔してます。

シマちゃんは納屋の中に入って寝ているので、このままうまく住み分けてくれることを願います。

ネバーギブアップ

本願寺派のグラフ誌、『大乗』の12月号に、日本被団協代表委員の箕牧智之(みまきとしゆき)さん(82歳)のインタビューがありました。同団体は、2024年のノーベル平和賞に選出されました。箕牧さんは、広島県北広島町明覚寺門徒総代を務めているとのことです。

1942年東京に生まれ、東京大空襲ののち、家族で広島に疎開。原爆投下の翌日、1945年8月7日に父を探すため、母に連れられ市内中心部に入り、入市被爆。核兵器廃絶を訴える活動は2005年に始め、22年から日本原水爆被爆者団体協議会の代表委員に。国内外で被曝の実相を伝える講演活動に携わっておられます。

3年前に亡くなられた同代表委員を長く務めた坪井直さんの言葉、ネバーギブアップを箕牧さんも、自身の言葉として大切にされているそうです。

核兵器廃絶を願う一人として、できることを私もしなければと背中を押される思いです。

セルフチェック

今日も朝から西法寺通信の発送作業を。午後は納骨のお勤めに。昼間はいい天気でよかったです。お寺に帰って医療生協の班会です。7人が集まりました。

季節柄、手荒れに注意ということで、手洗いのポイントについて。手洗い後はこすらず、ペーパータオルで手を叩くようにしてしっかり水をふき取るのがいいそうです。

そして、セルフ尿チェック。私は相変わらず塩分高めです。近所の方から、「アキラくん、薄味だで」と耳打ちされました。

少しずつ参加者も増えてきました。来年もぼちぼちいきたいと思います。

葬儀をおつとめして

今日は早朝から西法寺通信の発送のための準備をして、午前10時半から葬儀を勤めました。昼に火葬場を出発して、午後1時過ぎに帰宅。午後2時から17回忌のお勤め。午後3時から還骨・初七日法要となりました。慌ただしい1日でしたが、無事に終わってホッとしています。

ご往生されたご門徒さんの娘さんは、中学時代の同級生でした。

漁師のお父さんは、週一回、家に帰ってきて、またすぐに出港して行ったそうです。「幼い頃は、『この人が私のお父さん?』という感じだったんです。親の思い出はお母さんが9割」。お寺のお勤めのさいには、誰よりも涙を流して別れを悲しんでおられたので、1割ということではなかったのかもしれません。

お勤めのあと、今後の四十九日、納骨のことなど打ち合わせ。遠くない将来、実家の仏壇や墓じまいを考えているとのこと。帰りにできたばかりの通信も持ち帰ってもらいました。

悲しい別れから新たな出会いがあるものです。ご門徒さんに感謝。

合掌

本年最後のなもなもサロン

毎月恒例のサロンも、今日が本年の最終回となりました。年末となり、忙しくされている方もあり、今日は10人の参加でした。

いつもより100円リッチなお弁当をいただいて、その後は茶話会です。

昔の漁場の宿命というのか、厳しい海難事故のことが今日は話題になりました。会員さんの中には、まだ若い時分に旦那さんを事故で亡くされた方もいらっしゃいます。それでも、前を向いて生きてこられたのです。しんみりしつつも、その芯の強さに胸を打たれるひと時でした。

漁師町は運命共同体のようなところがあり、村の話題が次つぎに飛び交います。サロンは交流と情報交換の場にもなっていると、改めて思いました。

お寺の役員会&忘年会

きょうはお寺の役員会、終了後は恒例となった忘年会です。

役員会では来年のスケジュールを確認し、境内の整備について意見交換。ほか、来年の旅行の相談を少し。

忘年会の方は、お互いの労をねぎらい、お寿司と坊守によるおでんで親睦を深めました。西法寺の1年を振り返るクイズ、そしてカラオケと2時間余り楽しく過ごしました。漁師さんが歌う演歌はいいものです。

最後は本堂で集合写真を撮って散会です。みなさん、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします!

朗読と音楽 奏で

午後、西法寺本堂を会場に「第15回 朗読と音楽 奏で」が開かれました。

ハーモニカ、フルート、ソプラノリコーダーの音色が本堂に響きました。

岩美町の民話、そして尾崎翠作「アップルパイの午後」の朗読。

民話「ババちゃんとカニさんの話」。これには笑いました。

「ババちゃんとカニさんの話」

漁のさなかに海におちてしまったおばあさん。海の底には竜宮城のようなところがあり、ごちそうまででてくる歓待を受けるのです。いい気分で眠りについたおばあさん。そこにおばあさんに投げつけられたことがある大きなカニがでてきてきます。怒ったカニは、おばあさんを切り刻んでババアという魚にしてしまうのです。一方カニは鳥取の名物に。海の底に住み、見向きもされなかったババアはというと、心優しい地元の方に「ばばちゃん」という名前をいただいて名物料理になり、すっかり有名になりました、という見事なオチがついていました。

尾崎翠作「アップルパイの午後」。兄と妹の会話ですすんでいく作品です。「女らしさ」を妹に求め、恋をしろ、はやく結婚しろといいたてる兄、それを退け、文芸の世界を楽しんでいる妹。昭和4年の作品です。翠さんの「女らしさ」に対する考え方がこめられている作品だと再認識。AIによる自動音声も。これはテキストを入力すると音声がついて読み上げるというものです。

私も会の冒頭のあいさつで尾崎翠さんの詩を少し読みました。ちょっと噛んでしまいましたが、翠さん21歳の詩です。

「ふるさとは海清き国春くればみさきかすみて涙きよき国」

「わが生れし因幡の国の山山に心ひかるゝ春めぐり来ぬ」

冷たい雨の中、ご来場ありがとうございました。

食料無料市をひらきました

午前中、八頭町の公民館で食料無料市をひらきました。今回で10回目となります。ここのほか、鳥取市内の団地集会室、配達で個別に届けるスタッフと、3方面での開催です。

私は八頭町の公民館へ。これまでは主に団地の集会室での開催でした。今回はワーカーズコープさんとの共催。地元の医療生協の組合員さんがスタッフとして参加されたのもよかったと思います。

子どもさんといっしょに来られたお母さんの姿もありました。ささやかなとりくみですが、物価高騰のなか、少しでも支えになればと思います。

明日は食料無料市

今日は午後、無料市の前日準備です。町内のKさんご夫婦から白菜や大根、そしてたくあんをいただきました。

これはほんの一部です

ボランティアのメンバーで集まり、コメ2キロを200袋準備。このお米は町内のコメ農家Yさんに格安で提供していただいたきぬむすめです。

コメや乾麺などを準備して、最後にKさんからいただいた野菜をカット。

市内の葬儀会社さんからは、シャンプーや石鹸などのアメニティグッズをいただきました。防寒用の耳当ても。USJで買ったもので未使用とのこと。

無料市は、明日、午前10時より。会場は八頭町中央公民館です。