草刈りサロペットを着て

坊守です。
取り漏れていた半日休を午後から取りました。仕事をやっつけ、岩美に着いたのは2時。腹ペコすぎたので、遊覧船乗り場のカフェに寄って、海老カツバーガーをいただきました(プリッとした海老が入った熱々のカツが美味しかったです)。

そして、生垣の剪定作業に突入。
住職とお揃いの草刈りサロペットを着て、刈り込み機を振り回していたら、近所のおじさんが笑顔でやってきました。おじさんは、どんな機械を使っているか、バッテリーは何分持つのか?などいくつか質問をして「ええ具合だな」と励まして去っていかれました。こちらでは、こういう作業をしていると、必ず誰かがやってきます。田舎の面白いところです。
半袖でいたのにポタポタと汗が落ちて、バッテリーがなくなって終了。
伸び放題でアフロヘアみたいになったツゲが、角刈りになりました。
ああ〜すっきりした。

中庭にはシマちゃん、縁側にはナモタリが気持ちよさそうに昼寝している昼下がりでした。

お墓移動も大変です

お昼に、墓前でのお勤めがありました。お墓を山の斜面から平野部に移動されたのです。

当初は、お祖父さんが建立されたお墓をしまい、新しいお墓を建てる計画だったそうです。石材店に相談したところ、見事な御影石で、磨き直せばキレイになるとの提案があり、計画を変更したとのことです。

20日ほど前、墓じまいのお勤めにうかがいました。これでこの地での役割を終え、移動です。私などには、ここからどうやって動かすのだろうかと想像がつかないほど、集落のお墓のなかでもかなり高い位置にあるのです。人の力で運ぶのも大変そう。

「どうやって動かすんですか?」「なんだあ、クレーンで吊るっていっとるで」と施主さん。それを聞いてビックリしました。

移動の当日は50メートルも伸びる大型のクレーン車が作業をしたそうです。「村のもんが見物にきとったで」

そして、今日のお勤めです。磨きなおされた墓石は白く光っていました。息子さんの奥さんとも初めてお会いしました。「息子夫婦が、お墓の面倒見るからといってくれたので、下に移したですが」と施主さん。

「移動した時の写真、撮ってないですか?」「それが撮ってないだが」

残念。空中を移動するお墓、見てみたかったなぁ。

浄土真宗は未知のもの

この2日間、冷たい雨が降り、朝晩の冷え込みが厳しく、再びストーブにお世話になっています。

今日は朝からパソコンソフト(冊子を作るため)の勉強に時間を多く使いました。
通夜・葬儀で使用している手製の経本が、かなりくたびれてきたので、作り直して業者に印刷してもらおうと考えています。そのための下準備です。

午後は、本願寺派の月刊誌『宗報』3月号、4月号を熟読しました。
3月号は賦課金の見直しにについての答申が掲載されていました。
西法寺もそうですが、本願寺派寺院は本願寺派に賦課金を毎年納めています。その在り方が見直しされることになっています。例えがあっているのかわかりませんが、コンビニ本社とコンビニ店舗のような関係です。寺院の収入の中から一定の額を納め、本願寺派が運営されるという仕組みです。

本願寺派には、宗会という議決機関があります。年に1回開催され、基本方針の審議、予決算の議決などを行っています。国会のようなものといったらイメージできるでしょうか。今年は、2月22日から3月3日まで開かれたそうです。4月号には、宗会の内容が詳しく報じられていました。35ページもありましたので、読み通すのにかなり時間を要します。

本願寺派総長の執務演説というものが掲載されています。言い換えれば、総理大臣の施政方針演説のようなものです。

その中で、大手広告代理店で働いている寺族の方からの「提言」が紹介されていました。
「普段の生活で浄土真宗の情報に触れる機会は圧倒的に減少している。浄土真宗は多くの人にとって、未知のものになりつつある」「生活者にとってわかりやすいものにし、浄土真宗を開くということが、いま最も大きな課題ではないか」

確かにその通りだと思います。私は長く東京で暮らしていましたが、浄土真宗に触れた経験はほぼ皆無でしたから。

しかし触れてみると、思いのほか、フィットしたわけです。

人は、思い通りにしたい欲求と、思い通りにならない現実のはさまで生きていると思います。その人生において、「それでも救うぞ」という仏さまのお慈悲を感じながら、南無阿弥陀仏とともに生きていく道が浄土真宗なのではと思うようになりました。そういう仏さまの姿はいいなあ、自分も少しは真似して生きていかないともったいないなあと背中を押されるような。

みなさん、「未知との遭遇」も案外悪くないですよ。



543億5000万円と「御仏の心」

何の金額かというと、政府が「アベノマスク」にかけた支出です。

2月28日、神戸学院大の上脇博之教授が起こした裁判で政府は敗訴しました。政府が「アベノマスク」の単価と枚数を公表しなかったことが不当と判断されたのです。

政府は控訴を断念。上脇教授は昨日、政府が開示した資料を公表しました。

それによると競争入札はなく、随意契約。単価は62.6円から150円まで。約3億1800万枚発注し、約543億5000万円支出していたといいます。

随分と高価なマスクだったわけです。上脇教授は、「国は業者に足下を見られ、言い値で契約したのではないか」と指摘します。

また、「政府が配布した布マスクを使用している人の割合は3.5%だった」との民間の調査結果についてふれていました。私も96.5%の使用しなかったひとりです。

思いつきのような施策にばく大な税金が使われ、しかも情報を開示せず、裁判で負けてやっと開示するのですから。

主な発注先は、興和、伊藤忠、マツオカコーポレーションの3社だったそうです。

浄土真宗では、伊藤忠の初代である忠兵衛の生家が熱心な門徒であったことがよく紹介されます。

忠兵衛の座右の銘を以下、記しておきます。

「商売は菩薩(ぼさつ)の業(ぎょう)、商売の道の尊さは、売り買い何(いず)れも益して、世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの」

西法寺農園再スタートです

この数日、あいている時間に、草が伸び放題だった西法寺農園の草刈りをしていたのですが、ようやく土が見えるところまで到達しました。

草をかったのがよかったのか、陽気のせいなのか、今年の花の第一号、ダッチアイリスが咲きました。去年はこの時期、つぼみにもなってませんでした。咲くのがはやすぎです。

切ってしまうのはかわいそうなのですが、納骨堂の仏華として活躍してもらいましょう。

4年ぶりに獅子が舞いました

坊守です。
右往左往していただけで、もう4月下旬に入ってしまいました。早く出て、暗くなってから帰って、時々ダウンしている間に、2023年の3分の1が過ぎ去るのです。
そんな冴えない日々に、非日常が入ってきました。赤いお獅子や鉾の巡行です。
地域の神社から送り込まれてくる行列ですが、Uターンしてから一度迎えただけで、コロナでお休みになっていました。

笛と鉦と太鼓の音が朝からどこかで鳴って、午後をまわると家の前で待ちかねている人達も多数。
青空に黒い顔と赤い体が映えております。
ウチはお寺ですが、住職もニコニコ。地域の文化として楽しませてもらいました。

ちなみに、猫たちは「なんだろう?!」と太鼓の音に反応し、ター坊は押入れの中に、ナモは梁にあがって数時間、降りてきませんでした。

お寺フェスに向けて⑨イメージづくり

久しぶりに法事のない土日です。

今日はあたたかい日差しが差し込み、風さわやかです。すでに5月のような天候です。

朝からパソコン作業をしていましたが、そうだと思い立ち、境内に机とイスを置いて、お寺フェス当日のイメージづくりにとりかかりました。

これが思いの外、いい感じ。楽しい気分になりました。月末に町内会の昼食会を予定しています。晴れていたら外もいいかも。

午後は、月はじめの宅参りの受納書をもって網代集落を歩きました。6,000歩ほどのウォーキングです。バイクに乗ったご門徒さんが、「いまから舟を直しに行くだが。金がかかってしょうがないで」と走り去っていかれました。

路地のあちこちでネコ発見。耳がかじられている子も。みんな健気に生きています。

カレイも飛びます

健康診断の日でした

今日は検診の日。朝、近所の方と「これから病院で健診なんです」「私は町の人間ドックを申し込みました」と立ち話に。

健診の予約は朝一です。難関は胃カメラです。これが好きという人はまずいないと思いますが、私は大の苦手です。昨年は先生に気の毒がられました。

今回は自分なりに、ゆっくり呼吸することを意識してのぞみました。昨年よりもかなりスムーズで、少しは効果があったようです。

しかし、腹部超音波によると、左腎に6ミリほどの石が。このまま流れてしまえばいいわけですが、大きくなると悪さをするそうです…。先生からは、水分をよくとること、食生活に気をつけることと指摘されました。

昨年のような結石の再発はかんべんしてほしい。なってしまったら仕方がないとしても、できる予防はやらないといけません。

ということで、みなさんも健診をきちんと受けましょう。

宇治を歩く

今日は暑いですね。

早朝は草刈り

午前中は岩井のお隣の集落、宇治地区にお寺フェスのチラシ配り。お隣の集落ですが、歩いたのはおそらくはじめてのこと。農作業に精を出す方たちの姿が。ヘビとも2匹出会いました。

岩井温泉は藤原冬久という久家が開いたという伝説があります。もともと京都の宇治が出身で、この地に住むようになり、宇治という地名になったと私も小さい頃に聞いたことがあります。

午後は習字教室。新しい方も加わって、少しにぎやかになりそうです。