エアロバイクをくみたてる

坊守です。

雪がないと、雪かきの時間が要らなくなります。雪のないお正月を実際に過ごしてみて、もうひとつ発見しました。それは、雪かきに体力を使う必要がない、ということ。
元気なのです。どちらかというと、チカラが余っていたりして…。
それで昨日は、実家からもらいうけたエアロバイク(自転車漕ぎ運動のマシン)を組み立てました。「運動不足解消を」と考えた父が何年か前に購入したそうですが、届いてから寝かしてあったそうです。
試運転に4㎞、午後に5㎞、漕いでみました。ハンドルの真ん中に、タブレットやスマホを置く台があるので、これなら本を読むこともできそうです。
運動不足と勉強不足対策に使っていこうと思います。

お見舞い申し上げます

坊守です。

昨日、能登半島を震源とする大きな地震が起こりました。被災されたみなさんに心からお見舞い申します。


震度7とはたいへんな大きさです。連打される防災速報と、津波から逃げるよう伝えるアナウンサーの強い口調を聞きながら、みなが逃げきれるようにと祈るような気持ちで過ごしました。時間が経つにつれて被害の規模も明らかになり、落ち着きません。


輪島には網代の道場からみる景色とよく似た地域もあります。古い友人もいます。倒壊した建物や火事のニュースに、安否が気がかりでなかなか眠れませんでした。今朝になってSNSで「無事」の発信があり、現在ご両親と3人で小学校の校庭に避難し、車中で過ごしていると分かりました。ようやく次の行動(どんな支援ができるのか?等)を考える気になれました。


発災間もない今は、倒壊家屋に取り残された方が一刻も早く救い出されることを願っています。

辰年がはじまりました

2024年がスタートしました。

西法寺の欄間は龍(辰)です。かつて大陸との商いをされていたご門徒さんが、朝鮮で買い求め、お寺に寄贈されたのです。

龍(辰)は、仏教を守る守護神と考えられてきました。
お釈迦さまが35歳でさとりをひらかれましたが、龍が雨風から守ったといわれます。

浄土真宗をひらいた親鸞聖人の和讃に、

南無阿弥陀仏をとなふれば
難陀(なんだ)跋難(ばつなん)大龍等
無量の龍神尊敬し
よるひるつねにまもるなり

とあります。

南無阿弥陀仏を称える身になると、難陀竜王や跋難陀竜王など、数限りない龍神も尊び敬って、昼夜を問わず常に護るのである。

竜王や竜神は、仏教を護る鬼神のことです。

12年に一度のことですから、こんな話題も、お寺参りの方に紹介させていただこうと思います。