食料無料市に向けて善意をいただく

あさって、鳥取市内で食料無料市を予定しています。

今日の午前中、市内でコメを作っているTさんから連絡がありました。「昨日、若い方がコメをうけとりにこられましたよ」とのことです。先日、お父さんの葬儀がご縁で、Tさんがコメを作っていることをうかがって、無料市に格安の値段でコメを提供していただくことになったのでした。本当にありがたいことです。

そして昼間、町内で畑をされているKさんご夫婦から、たくさんの野菜と漬物をいただきました。明日、私が家にうかがう予定でしたが、大雪予報のため、わざわざお寺まで届けてくださったのです。

立派な大根、白菜、カブ、ニンジン

奥さん手作りの漬物です。

私の手もとには、鳥取市内のご門徒さんからいただいた「ボランティア 御礼」と記された封筒もあります。

みなさんから寄せられた善意に、住職は大いに感激しております。

お寺でアンケートすることにしました

昨日の朝、ご門徒さんが除雪機「十方」にカツを入れてくださって動くようになりました。あす、あさっては雪予報です。稼動する場面があるかもしれません。そして西法寺通信第19号は印刷所へ入稿しました。次週の月曜は年内最後のなもなもサロンです。16人が参加予定です。

今日は午前中、鳥取駅前にある中央郵便局へ。10日ほど前、料金受取人払の申請をしていたのですが、承認書が届いたので、必要事項を記入した封筒をもって再度、出かけたというわけなのです。間違いがなければ来年1月から向こう2年間、利用可能となります。

何のためにそんな申請をしたのかというと、アンケートの回答を寄せていただくためです。

秋の役員会で、これからの西法寺についてのアンケートをとろうと提案し、この前の日曜の会議で内容を確認しました。役員のみなさんもけっこう乗り気です。「白い紙だと目立たないから色紙にしてはどうか?」「親と子ども世代の両方からアンケートを書いてもらってもいいのでは?」など、提案をいただきました。

アンケートは年末から年始にかけて西法寺通信とあわせてお配りする予定です。結果は4月発行予定の西法寺通信第20号で発表します!

西法寺を振り返るクイズ!

坊守です。

12月17日の忘年会で、恒例になりつつある(坊守がしたいだけという説もある)、「西法寺を振り返るクイズ!」
ことしは住職が問題を考えてくれましたので、ブログ読者の皆さんにも披露します。
3択の中から、答えだと思うものを選んでください。ホームページのメッセージから、答えを送ってくださる方が居れば、公正に採点いたします。

1、毎日更新中の西法寺ブログ。世界各地から見ることができますが、何カ国から読まれていたでしょう?
①3カ国②15カ国③30カ国

2、[お寺フェス問題]
5月に初開催したお寺フェスで健康チェックが大人気でした。担当した医療機関の名称は?
①健康センター
②鳥取医療生協
③岩美病院

3、[お寺フェス問題]
お寺フェスのメイン企画の落語は、桂出丸さんともうお1人、プロの落語家さんが来てくださいました。その方のお名前は?
①桂大鯛②桂中鯛③桂小鯛

4、[お寺フェス問題]
キッチンカーは、猫パンとカレーが駆けつけてくれました。売れたカレーの数は
①50皿、②80皿、③110皿

5、網代の道場で始めた、サロンの名前は?
①なもなもサロン
②あみあみサロン
③だぶだぶサロン

6、10月に心のコンサートで歌ってくれた大須賀ひできさんがかつて所属していたグループは?
①ビートルズ、②かぐやひめ、③デュークエイセス

役員さんの中で、全問正解者は、お1人おられました(パチパチパチパチ!)

これぞ地獄に仏

朝起きてみると、お寺の駐車場には20センチほどの積雪です。今日は朝、葬儀、昼から還骨法要の予定でした。1時間でも雪をかいて葬儀に向かおうと思ったのですが、お寺の除雪機(名前 十方)は、メンテナンス不足もあってか、なかなかエンジンがかかりません。人力で除雪するような時間もないし、十方ならぬ八方塞がり…。

そのままにもしておけないので、知りあいの業者さんに除雪をお願いしたところ、ちょうど雪かき作業中だった別の業者さんに声をかけられたようで、すぐにきてくださいました。

駐車場の雪はあっという間になくなり、本当に助かりました。

若い人なら、「マジ神!」などというのかもしれませんが、私は僧侶ですから、
地獄に仏のトラクターなのでした。

おかげさまで、心配なくおつとめを果たすことができました。

この冬最初の雪は峠をこえて午後からは雨模様です。そして週末また雪予報。いつも助けていただくわけにもいかないので、メカに強いご門徒さんに除雪機のメンテナンスをお願いしました。

冬らしくない気候が続いての突然の雪景色になかなかついていけません。自分の中では、勝手にこの冬の雪は大したことないだろうと決めつけていましたし。

ただ、気温上昇による水蒸気の量の増加は、沿岸部での雪を減らし、逆に山間部での雪を増やすともいわれています。岩井は山間ではありませんが、従来、雪の降る地域です。雪が降るものと思って、ちゃんと備えておかないといけませんね。


お寺の雪景色

雨が雪にかわり、そして積雪です。

今日は午前中、お寺の役員会、その後は忘年会です。私は夕方からお通夜のおつとめです。

予報では15センチほど積もるようです。

一昨日の20℃から昨日は暴風、今日は雪と急激な変化についていけてません。

みなさん体調に気をつけてお過ごしください。

朗読と音楽 奏で

岩美まちづくりの会が主催する「朗読と音楽 奏で」が開催されました。

昨年は神父さんがゴスペルを歌われ印象深かったのですが、あれからもう1年です。初めて参加したという方もいらっしゃいました。

町内の民話の読み聞かせ

今日はバイオリンの音色が本堂に響き渡り、網代集落の盆踊りを取り上げた尾崎翠の「花束」の朗読を楽しみました。本堂でバイオリンは初めてだったかもしれません。

「花束」に登場する盆踊りをバックに映像で流して朗読が進みました。小説にあるよう、菅笠あり、襦袢姿あり、傘踊りありと、さまざまな格好での盆踊りです。

さて「花束」ですが、主人公は隣で踊る人の姿が気になり出します。男装した女性だということがわかったのです。人影から離れた女性を追いかけてゆくと、彼女は、、、。

そう、主人公の妹でした。

「初恋」は終わったのです。

出演者のみなさま、ありがとうございました。

明日は今シーズン初の雪予報です。そして、お寺の役員会と忘年会の予定です。白い雪景色をみなさんにお届けできるかもしれません。

↓催しの最初にあいさつさせていただきました。

今年もあと残すところ2週間余りとなりました。

先日、京都の清水寺で、今年を表す漢字の発表がありました。

「税」です。

ニュースで連日報道しています。自民党の政治家のみなさんのキックバック、(袈裟の袖を持って)要するに袖の下です。収入があったのに税金を納めていないのなら脱税です。

尾崎翠さんは、最晩年に彼女の作品に光が当たり、印税収入が入ったことを手紙に綴られています。

「稿料期待してたが、此度は印税にして7万円たらずしか入りませんでした。それも1割以上は税金に取られ手取りは6万だけ。思うようにいかないものです。ケッサクだそうだが一向金にはならない」

みなさん、今日は税のかからない無料のイベントです。どうか楽しくお過ごし下さい。

こどもの国

明日は岩美まちづくりの会主催の「朗読と音楽 奏で」、明後日は役員会と忘年会です。

昼間にご門徒さんの親類の方がご往生され、葬儀の依頼がありました。忘年会の後はお通夜、月曜が葬儀になります。午後、臨終勤行にうかがいました。現役時代は漁師さん。夏場はイカ釣り、そして秋からは底曳船に乗り、家に戻るのは月に2、3日。休みの時には鳥取砂丘にある「子どもの国」に連れて行ってくれたそうです。鳥取で育ったものにとって「こどもの国」は一度は行ったことがある場所です。私もそうです。母方の祖父が撮ってくれた幼少の頃の写真がアルバムにあったような。今年50周年を迎えたそうです。

今日は12月中旬とも思えない春のようなあたたかさでしたが、日曜から冬型の気圧配置のようです。日月は雪の予報です。一昨日、あわてて冬タイヤに交換しましたが、悪天候になりませんように。

布教師の顎髭白し報恩講

久しぶりに網代の習字教室にやってきました。みなさんは縦長の半紙に向かっています。私はかなり乗り遅れてしまいました。

さて、先月の報恩講にお参りされた90才のご門徒さんから、「入選したで」と句を記した紙をいただきました。

70才からはじめられた趣味です。「お医者さんに、『頭はどっこも悪いことないっていわれたですが』」とおっしゃるように、その瞬間に感じたことを見事によんでおられます。

これは、島根からこられた布教使さんにもお知らせしないといけませんね。

3句目が私はいいですねー。

法話の休憩時間に健康体操をしたのですが、そのことを思い出し、クスッとしました。

今年の漢字は「税」

昨日、京都の清水寺で、今年の漢字「税」を森清範貫主が揮毫(きごう)されました。

防衛増税、政府の定額減税、インボイス、そして、自民党安倍派の面々によるキックバックという名の脱税まがいの行為と、「税」が話題になることの多い1年であったのは確かです。

そうだ、ダウンロードしていたはずと、電子書籍の中に入れている近代経済学者アダム・スミス『国富論』の解説書を朝、少し読み直しました。

アダムスミスは、『国富論』のなかで次のように記しているそうです。


税を課す場合は、次の4つを守らなければならない
公平であること
税金の決め方が明確であること
納税しやすいこと
徴税するためのコストが低いこと

それがなされず、私たちの、世界中の人々の苦しみがあるのです。

最近、庶民の間では資産運用への誘導がなされ、老後の蓄えという観点からも運用を行なっている方も少なくないと思います。先日の法事の際、始まるまでの時間の中で、NISAについて話している方がいらっしゃいました。私なども、節税対策として考えないといけないかなあと影響を受けている始末です。

ただし、肝に銘じておかなければならないのは、株式や投資信託といった信用取引から安定した配当を得られるということは、巨額の金融資産を保有・運用する大金持ちに巨大な恩恵をもたらすということです。もっと厳しく考えてみると、格差を拡大し、地球の環境を壊しながら進行している「経済発展」や「成長」をこれからも応援する側に自身を置くことにもなりかねないということも。

だからこそ、

あらゆる階層の人々が、それぞれの租税力に応じて納税すべきである

とのアダム・スミスの金言が胸に響きます。

ター坊の通院日誌⑥

朝はター坊をつれて鳥大の動物医療センターへ。2週間ぶりにレントゲン撮影です。

骨がずれたりということはないとのこと。ただ、まだ患部の骨が融合(ひとつにとけあうこと)していないようです。

今日は病院スタッフの方に甘えた声で鳴いていました。

さて、おうちへ帰りましょう。

ター坊はがまんづよく、ケージでの生活を送っています。以前からナモとおっかけっこをする以外はよく寝ていたので、じっとしているのはそれほど苦痛じゃないのかも。みなさんからいただいたちゅうるを毎日食べられるのもあって、ケージのなかでもグルグルとノドをならしています。

身体の方は元気なので、近づいてきたナモとケージをはさんでネコパンチの応酬をしたり。「怪物くん」のようにター坊は手が伸びるのでナモは不利のようです。

夜は住職が見守りつつ横に寝ています。空腹になったり、トイレをすると人間向けの鳴き声をあげて私を起こします。

真っ暗のなかに光る黄色いター坊の眼は、夜中でもお世話をしなければという気持ちにさせられます(苦笑)

次の通院日は1月9日。まだ安静の期間は続きます。新年はケージのなかで迎えることになりそうですね。

おうちにかえりました