『いつでも歎異抄』

先月、何人かの方から「歎異抄を読みたいのだけれども、おすすめの本はありますか?」と尋ねられました。滅多にあることではないので、私も『歎異抄』を読み返したり、解説した本を何冊か手に取り、」こんな本がありますよ」おすすめをしてきました。

歎異抄は、親鸞聖人の弟子であった唯円が書き留めた語録です。

「善人なほもって往生をとぐ。いはんや悪人をや」。聞いたことがある人も多いことでしょう。

本願寺からも幾たびか解説書が出版されていますが、このほど、『いつでも歎異抄』というタイトルの本が出版されました。私も早速読みました。

読む、感じる、思い浮かべるというコンセプトで、展開していきます。B5サイズ。字も大きく、読みやすいのではないでしょうか。私も、所々、本文を音読しました。

「『歎異抄』を読みたい」という方がいらっしゃればすすめようと思います。1冊770円で手ごろでもありますし。本堂にも何冊か置きますので、お参りの方、ぜひ手にとってみてください。

若い人向けということなので、中学生の姪っ子にプレゼントしてみましょううか。でも、読んでくれないかなー。

お寺の掲示板(2021年5月)

バラバラでいっしょ

この言葉は、お東さん(真宗大谷派・東本願寺)が1998年に蓮如上人500回御遠忌で発表したスローガンです。500回忌ということですね。

それから23年を経たいま、異なること、違うことを、優劣ではなく、認めあって生きていこうとのメッセージが輝きを増しているのではないでしょうか。それこそが私たちにかけられた仏の願いではないか。そのように思うのです。

「いいか、バラバラでいっしょだぞ。気づけよ、気づけよ」

本堂の阿弥陀さんは、その真実を伝えようと、なかなか気づけない私に対して働きかけてくださっています。