平和の鐘のはなし

職場に、わたし宛の電話がかかってきました。

寺院に「平和の鐘」を呼びかける活動をされているという男性からでした。

「知り合いのドクターに会ったら、お寺の嫁さんがいるから誘ってみなさい」とのこと。

ここまで聞いて、あれ?と思い出しました。鳥取に来て、数カ月たった頃、同じ電話をいただいたのです。

デスクの上に立ててあった資料の、いちばん端っこの茶封筒を出したらやはり、この方が送って下さった資料でした。

紹介したドクターも、

この方も、

1年前に私に声をかけたことを揃ってわすれておられたようです。

わたし自身も、お名前を聞いてもすぐには思い出せませんでした。

人間の記憶のなんとあいまいなこと…

ちなみに、西法寺では以前から賛同しています。

鐘を鳴らすのは、原爆忌の2日(8月6日と9日)と、敗戦の日(8月15日)の3日間です。

人間のあやまちを忘れぬように、今年も鐘をならします。