「毎日、感謝感謝」

午後、三七日のお参りへ。先週と同じように90代の女性2人、そしてご門徒さん、私の4人です。

お勤めが終わりしばし茶話会です。90代のお二人は朝、仏壇にお仏飯をお供えするのが日課ということです。「毎日、感謝感謝です」ということばになんだかジーンときました。よく笑い、よくお話しされます。「あっちこっちが痛くなるし、もの忘れはひどいし、耳は遠くなるし、かないません」「だけど死にたくないですで」と大笑い。それは真理だと思います。「苦悩に満ちたこの迷いの世界は捨てがたく」(歎異抄)なのですから。先輩方の体験談は明日は私の話なのです。もっとも、このお二人のように90代まで元気でいられるかどうか。来週の再会を約束して家をあとにしました。

帰り道、人気のない浦富海岸でほんの少しの時間、海を眺めて帰りました。

義援金をおくりました

12日の「心のコンサート」でお預かりした51,748円の義援金を日本赤十字社の能登大雨義援金、ユニセフ協会のガザ人道危機救援募金に送りました。

災害や戦火の中にある人たちのために少しでも助けになればと思います。

世界から戦争がいっこくもはやくなくなるように。

自然災害による苦しみのなかにある方たちの心が少しでもあたたかくなりますように。

総選挙はじまる

一有権者として思うことを本日は記します。

十分な国会での議論もしないまま、石破首相が解散・総選挙に踏み切り、今日が公示の日です。朝から地元の自民党系町会議員が、掲示板に鳥取1区の現職でもある首相の選挙用ポスターを貼っていました。

野党が政策的な一致点を見出せず、乱立した形で選挙に突入した事もあり、よほどのことがなければ自民党公明党の現政権が過半数を割るようなことはないのではと思います。何しろ、選挙戦の中心は1人しか当選しない小選挙区なのですから。裏金問題をはじめとする自民党への強い怒りは確かに存在しますが、果たしてどこまで投票行動として結びつくのでしょうか。投票率しだいですから、1人でも多くの有権者が足を運ぶことがカギなのでしょう。

思えば、1か月以上にわたってメディアは自民党総裁選挙を報道し、党内での選挙にまさかの勝利をした石破茂氏は総裁選で訴えた党内野党的な発言を、その後、次々にひるがえしました。それを党内の力学ということでおもんばかったり、権力を維持するということはそういう事もありうるといった評論をする方もいますが、そんなことをいつまでも許すから、政治は国民の方を向かないのだと思います。

今日は食料無料市の実行員会でした。次回の開催は年末の12月21日です。政治がどうであっても、目の前で支えを必要としている人たちに対して、自分ができることをこれからもやっていきたいと思います。時間がかかっても、つながりと支えあい、ネットワークを作って、いずれは政治を変える波となり、ふんぞりかえっている人たちにお引き取りしていただく未来を、あきらめないで目指していきたいと思います。

解散・総選挙。怒りの1票を投じるために投票に行きます。

秋晴れの休日


朝から本堂の掃き掃除をしていると、早くもカメムシが、それも複数。去年から今年の春にかけての大発生を思い出しました。みなさんの地域ではどうですか?

午前中は25回忌の法事でした。二日前、お孫さんがご結婚されたとのこと。その流れなのでしょう。結婚したばかりの2人がお参りしてくれました。ご主人がご往生されて丸24年。私がお寺に帰ってきてからも、それ以前にも、よくお寺にお参りしていただいています。先日はお孫さんの結婚を嬉しそうにお話しでした。息子さんの一人は小学校時代の同級生です。こうしてお寺に帰ってくる事もなければ顔をあわせることはなかったのかもしれません。

午後はお客さんがあり、コーヒーを飲みながらひととき歓談しました。

この3連休は天候にもめぐまれ、12日の心のコンサートも盛況でした。秋の3寺(西法寺、光澤寺さん、養源寺さん)でのコンサートをめぐっている大須賀さんの大ファンの方とも再会しました。坊守の職場の同僚の方は感動で泣き通しだったそうです。市内のお寺の住職と坊守さん、そしてお寺の役員の方が来場され、「ぜひ自分のところでも」との意を強くされたようでした。その際は、私も手伝いに行きますので、実現するようにどうか頑張ってください!

来年のネコカレンダー

坊守です。
きのうのお寺コンサート、大須賀さんの歌が特に沁みた今年でした。今日はその余韻なのか、改修後の部屋の片付けは、懐メロを聴きながら、とりくみました。年末もあっという間に来そうですし、大掃除のつもりでチカラを入れました。
年末が近い、というなら来年も近い(当たり前)、近年恒例の西法寺猫カレンダーをつくりました。
壁かけと卓上との2種類です。先日お届けした『西法寺通信』のクロスワードパズルの当選者にプレゼントになりますので、中身をチラリとご紹介。
2階から顔を出す愛らしい黒猫(タリ)から始まり、眠り猫のナモ、西法寺周辺のパトロールに当たる、野良猫シマ氏、新顔のハク君なども登場します。
猫にはそんなに興味ない、という方にも、面白がっていただけるかもしれません。

「イタズラさえしなければ、最高にかわいいなあ」と、破れたふすまと障子にあいた穴を修理しながら、愚痴をいう坊守です。

ついたての破れが、容疑者のシルエットになっていて、おかしい

以下、ネコカレンダーより。

心のコンサートをひらきました

秋晴れの1日、「第14回 西法寺心のコンサート」をひらきました。出演は大須賀ひできさん(元デューク・エイセス)、玉木孝治さん、拓人さん。42人が来場。第一部は楽しく、第二部はしっとりと聞かせていただきました。

ここでデュークの名曲「京都 大原三千院♪」からはじまる「女ひとり」を聞くのが秋の楽しみなのです。そして古関裕而さん作曲の「しんらんさま」。仏教讃歌の名曲です。大須賀さんの歌声が本堂を包みました。

今回は「弾き語り」も。小野和子原作「風の縦笛」(語り作品)です。戦争で引き裂かれた夫婦の物語でした。今も世界で同じような苦しみを背負わされている人が無数にいます。胸が詰まります。平和のためにできることをしないとと思います。

能登半島地震被災者支援募金、そしてガザの人道支援募金をあわせて52000円近くお預かりしました。みなさんの善意を連休明けに届けます。ありがとうございました。

ノーベル平和賞受賞にふれて

日本被団協がノーベル平和賞を受賞することが決まりました。若い頃から核兵器の問題に関心があり、幾度も被爆者の方から証言を聞く機会にめぐまれました。みなさんのご苦労に心から敬意を。核兵器のない世界をはやくとの思いを新たにしています。

核兵器の開発、製造、保有、使用を禁じる初めての国際条約、それが核兵器禁止条約です。その成立に向けて、被団協のみなさんは国際署名をすすめ、内外で1370万筆を超える署名を集めました。条約発効の原動力になったことも受賞の理由のようです。お寺でもお参りの方に署名をお願いしました。私も署名したひとりです。

日本政府はアメリカの核を抑止力としている立場で、条約を批准せず、核兵器の即時廃止の立場でもありません。石破首相もしかりですし、共同保有などというありえない論を唱えていらっしゃいます。そのことを県民のみなさんはご存知ですか? 

核兵器の使用を食い止める大きな力となってきた被団協のみなさんです。新たな核使用の危険が広がる今の世界へ、改めて核兵器の非人道性を、そして決して使用してはならないというメッセージを、ノーベル委員会は発信したのだと思います。

ちょうど総選挙です。日本のメディアはこの世界的な大ニュースにふれて、各党に問わないのでしょうか。みなさんの選択のなかに、条約批准の立場なのか、それとも反対なのかを加えてください。

コンサート前日

早朝から明日の会場準備です。仏具を余間にあげ、椅子を40脚並べました。いい天気です。ひと汗かきました。

明日の会場は午後1時、開演は1時半です。

チャリティーコンサートとなります。休憩時間に被災地支援の募金をよびかけます。募金は住職が責任をもって送金します。ご協力よろしくお願いします。

町内の方は、「学校給食の無料化を求める署名」にもぜひご協力ください。こちらの方は目標1000筆に対して750筆集まっているそうです。

コンサート2日前

あさっては本堂でのコンサートです。毎年のように参加されているSさんから、「今年もいきます」との連絡がありました。この日は町内でもイベントが重なっているようで、ケーブルテレビの取材はありません。各地、盛会ならそれでいいのです。

きょうは雨も上がって掃除には絶好のコンディション。午後、1時間ほどかけて本堂の縁を水拭きしました。いつものことですが、ぞうきんはすぐに真っ黒になります。

ぞうきんは
他のよごれを
いっしょけんめい拭いて
自分は よごれにまみれている

榎本栄一さんの詩の通りなのです。相手の身になってというのか、たまには自分ではない目線から物事をみてみることの大切さを教えられます。

境内には鳥もよく飛んできます。かれらはフンを縁によく落としていきます。今日はしっかりと拭きとったので、明日、あさっては落としていかないようにと、まったく自分の都合でしか物事を見ていない私なのでした。

念仏の文化

午後、逮夜参りのため田後へ。「この家からうちの旦那はでたです」と女性がふたりお見えでした。年齢は90代です。

集落には亡くなった方がでると七日ごとに集まる風習がありました。念仏といいます。最近ではずいぶん少なくなりましたが、私は素晴らしいことだなあとよばれるたびに思います。

このおふたりは西法寺のご門徒さんではありませんが、「正信偈」を上手に読まれます。これまでこうした場に幾度も立ち会われたのでしょう。来週も会いましょうとあいさつしてお別れしました。

念仏が終わると外は強い雨降りです。近所のご門徒さんに書き終えた過去帳を届けました。

あすの天気は思い通りになりませんが、外掃除をしたいので晴れてほしいところです。

田後の港から