お寺の会議で意見交換

台風の中心から離れた鳥取でも風が強まってきました。大丈夫と思わないで、お互いに備えをしましょう。

午前は自宅での年回法要、その後、本日朝にご往生されたご門徒さんの臨終勤行、そして、午後はお寺の責任役員の会議を短時間おこないました。

議題は、倒壊しかねないお寺の裏山の樹木への対策、秋の報恩講、10回目となるチャリティーコンサートについてなどなど。

葬儀はなんのためにするのか、直葬や葬儀の簡略化の流れをどう考えるかについても意見交換しました。鳥取市内の葬儀会社から、僧侶との意見交換の場を持ちたいとの連絡があったことを受けてのことです。葬儀の簡略化は企業にとっても死活問題でしょう。葬式仏教とやゆされることも多いお寺ですが、その場にさえ入れない状況が進行しているのです。

「お寺は社会の利益であるからお布施には課税されない。お寺がどういう役割を果たしていくのから考えないと」との意見も出されました。

私としては、経済的な理由で葬儀に僧侶を呼べないという方が町内にいらっしゃれば対応するつもりでいます。それにとどまらず、何ができるのか見聞きしつつ、できることを増やしていきたいと考えています。

お寺の清掃日

昨日は150人を超える方からアクセスがありました。1日としては最高のアクセス数です。お寺の掲示板サイトから来ていただいたみなさん、ありがとうございます。

さて、本日はお寺の清掃日でした。台風やコロナとの関係でお知らせしたのは1回だけでしたが、6人のご門徒さんが来てくださいました。

ビフォー
アフター

半分は作業、半分はおしゃべり。これがお寺の清掃の黄金比ではと思います。

暑いなか、ありがとうございました。

ナモの日記(9月)

みなさまこんにちは、ナモです。
おいたんは、まいにち「あついあつい」と、いっていますが、あたいは、おひさまがさしこんでいる、えんがわや、おだいどころのでまどにごろんとしているのがだいすきです。


「あんたはあかちゃんのころ、まなつをおそとですごしたので、あつさにどんかんなのね」と、おばたんはいいます。

そう、あたいが網代でねんねしていたころ、おかあちゃんと、おばちゃんと、きょうだいたちがいっぱいいました。あたいよりはやくに、もらわれていったきょうだいもおおいけど、まだなんびきか、網代にのこっています。
きょう、おいたんがお配りものをするときに、そこをみにいったら、きょうだいがいたそうです。

ナモのきょうだい。網代にて。

あたいとおなじくらいカラダがちいさい子です。おいたんのいうには、このきょうだいが、「ナモ」になるよていだったんだって。こえがでなくて、よわそうだから、いっぴきおうちにつれてかえるなら、この子だな、と、そうだんしてたんだそうです。
でも、おいたんがつれてかえろうとちかづいたら、この子はにげちゃって、あたいがトコトコっとよってきて、カゴにぽんとはいったんだって。

きょうも、網代のきょうだいは、おいたんからにげていったそうです。でも、あたいより太っちょで、元気そうだったんだって。おなまえは、ついてないんだろうな、って。

おいたんは、これからも、ときどき会いにいってくれるそうです。「あんたの大好きなちゅーるを、わけてあげたらどう?」と、おばたんもいっています。

お寺の掲示板(9月)

わかってないからやめられない

先日紹介した大東仁さんの著『植木徹誠の不退不転」に記されていたことばです。

分かっていれば、気がつけば修正する道も開けます。しかし、分かっていなければ、「自分は間違うはずがない」と聞く耳をもたなくなってしまいかねません。

自分自身をかえりみても、社会に山積する課題のことを考えてみても、ここに大きな問題がある。みなさん、そうは思いませんか。

初物をいただく

書き上がった過去帳をもってご門徒さん宅へ。あわせて仏壇の飾り方についてお尋ねがあったので、「花瓶の位置は左に、香炉は真ん中に、蝋燭たては右に」と実際に置きつつ説明しました。「阿弥陀さんがよう見えるようになりました」と喜んでいただいてよかった、よかった、さあ帰ろうかなと阿弥陀さんの横に目をやると、脇軸の位置が反対でした! それも直し終わり、秋の法事の予定も確認してひと段落。

すると、ご門徒さんが「シロハタ食べられんだか?」と。

一昨日、網代から見送った底びき船が運んできた日本海のめぐみです。網代に住むお子さんから朝届いたばかりとのこと。

きょうの晩ごはんにありがたくいただきます。

静かな出港

8月31日の日暮れ、住職と網代新港へ。底びき漁の解禁前夜の見送りです。


昨年は、小学生の鼓笛隊が打ち鳴らすリズムにこたえるように、次々と出港する船が、汽笛を鳴らしていましたが今年はそれも無し。


船着場に立っていた元漁師のKさんと「静かな出港ですね」と話しました。水面を滑るように出てゆく白い船体は、日中とは違う美しさがありました。

「船は8時に出るよ」と、教えてくれた船長の奥さんからは、帰宅後「今年も無事と大漁を!」とメールがきました。


無事と大漁! わたしも心から願います。

醍醐味

坊守が先日我が家に来た姪っ子たちのためにカルピスを買ってきたのですが、カルピスと仏教はちょっとした関係があります。有名な話なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

「涅槃経」というお経には、乳製品の最上級を醍醐味といい、「涅槃経」もそれと同じように最上の教えである、とあります。

醍醐味はサンスクリット語で、sarpir-manda サルピルマンダ。そしてその一つ手前が熟酥味(じゅくそみ)=サルピスです。

カルピスは醍醐味、熟酥味からヒントを得て命名されています。

随分前になりますが、カルピスウォーターがはじめて発売された時、「これがおいしい比率なのか!」と妙に納得したものです(分かる人にしか分からない話ですが)。

人それぞれ醍醐味の比率は違うかもしれませんね。それにしても、今の時代の子供たちも、お中元やお歳暮なんかでカルピスが届くとうれしいんでしょうか。私はカルピスオレンジが好きだったということを書いていて思い出しました。

「岩美町、グッジョブ!」

坊守です。

引き続き暑いですね。屋根のないところにクルマを停めたのが悪かったのか、窓の開閉スイッチが焼けてしまいました。昨日、部品交換の修理をしていただいてひと安心。修理代は1万2000円かかりました。地球温暖化・気候危機はこんな身近にも波及しています。

さて、今月半ば頃に日記を書きました。「コロナの影響を受けて医療機関の経営がたいへん!公的支援が必要!」という内容でした。

https://bit.ly/2QFhGBC

わが岩美町がこのほど、町内の医療機関に100万円ずつ給付するという施策を打ち出したそうです。
県の見解は医療機関の経営への支援については「国策だ」という見解でしたので、今回の町の決断に励まされます。
介護事業所に対しても、支援策が打たれるようです。
みんなから集めた税金の使い方を決めて執行するのが、行政機関の大事な仕事のひとつだと思いますが、
「岩美町、グッジョブ!」であります。

世話方さんのこと

お寺とご門徒さんをつなぐ役割をになっていただいているのが世話方さんです。長年同じ方がたに担っていただいている地域もあれば、数年ごとに交代しつつという地域もあります。

この度、はじめて世話方さんをお願いする方が複数いらっしゃり、世話方さんの役割について説明し、担当していただくご門徒さんの連絡先などをお伝えしているところです。

ある新しい世話方さんは、「若い頃に地域を覚えるほど営業で訪問したので、だいたいわかりますよ」とのことでした。

これもひとつのきっかけとして、お寺を身近に感じていただけるよう住職として努力したいと思います。

世話方の皆さん、お世話になります。そして頼りにしています。

大坂なおみさんの「差別とのたたかい」

通院の帰りにコンビニに立ち寄ると日刊スポーツが一面すべてを使って「大坂が選んだテニスより大事な差別との戦い」と報じていました。

スポーツ新聞をかうことは滅多にありませんが、これはと思い購入。家に帰って彼女の決意をよんでいるとナモがすかさずやってきて抗議の座り込み! 「えらいなぁお前は」と褒めてあげました。

仏教でいう差別(しゃべつ)は、全ての物事は平等であり、それを前提として、個々には違いがあるという立場です。これが差別(さべつ)と読まれる時は全然違う意味合いとなります。

私たちが物事を分けて考えるだけでなく、優劣を持ち込むことで差別が生まれます。肌の色に問題があるのではありません。肌の色で人を差別する心に問題があるのです。

大会主催者は大坂さんの抗議の棄権表明をうけて、大会を1日順延し、大坂さんは試合に出る決断をされました。

人種差別のない社会を!!