ナモの日記(11月)

ナモです

きょうのあさ、おそらから、まるくてしろいものがおちてきて、おにわのいしのうえで、ころころころがっていました。
「ナモ、あられだぞ!」と、おいたんがいって、おばたんといっしょにおふとんをかけたおつくえをりびんぐにだしました。
このごろ、ぬくくなるしきものや、ぬくいかぜがでるしかくいはこがでてきました。どれもあたいのすきなものです。

すきなてれびは「ワイルドライフ」

このごろは、すぐにはらぺこになります。なつは、すまーとだったので「あんたはほんとうは、いたちか?」と、おばたんがいいましたが、もうそんなことはいわれなくなりました。

「ちゅーる」ということばは、おぼえました。わかやまのおかあちゃんや、しんしゅうのおねえたんが、おくってくれる、おさかなのあじがするぜりーです。「ちゅーるたべるか?」と、きかれたら、はしってごはんのおさらのまえにいきます。
あんまりくいしんぼうをすると、
「あんたは、ほんとうはたぬきか?」
と、おばたんにいわれるかもしれません。

大阪市の住民投票について

昨日、大阪市の廃止・分割を問う住民投票で反対が多数となり、大阪市は存続することになりました。

府に財源や権限を集め、ひとつの司令塔のもとカジノや大型開発を進める、世界と競うグレーター大阪をつくるといった夢を維新のみなさんは語っていたようです。当初は賛成多数になるのではと見込まれていました。しかし、コロナも経験し、いのちやくらし、医療を守る本来の自治体としての機能を大事にしてほしいと大阪市民のみなさんは考えを深められたのではないでしょうか。賛成の方も、その思いはそんなに変わらないのではと思います。

『維摩経』というお経があります。不二法門という教えが有名です。生と滅、善と悪など相対的な対立を超えていくことを説いています。

上から市民に持ち込まれた対立を乗り越え、賛成の人も反対の人も、力を合わせていくことの大切さを、住民投票の結果は示したのではないでしょうか。そういう意味において、賛成多数の場合に必ず残ったであろう対立と分断を、反対多数は取り除いていく道を示したのではないでしょうか。

お寺の掲示板(11月)

俺の夢は、戦争がなくなることだ Yeah!

ミュージシャン・忌野清志郎さんのメッセージです。

「(熊野が)世界遺産になるんだってな。遺産なんか遺すもんじやねぇーぞ。俺は息子と娘に30円ぐらいしか遺産を遺さないつもりでいます。俺の夢は、この世界中から戦争がなくなることだYeah! 本当の愛と平和がやって来ることだ! もう21世紀だ。戦争はもう終わった。終わったんだ! 古臭いぜ!」

「OK! この国の憲法を知ってるかい? 〝永久に戦争を放棄する〟絶対に戦争はやらないってことだよ。戦争に加担しないんだ。戦争の手伝いもしないってことだ。そして世界の平和のために努力するんだ。それがこの国の憲法なんだぜYeah!」

「この国の憲法はね、〝永久に戦争をしない、世界の平和のために貢献する〟…まるでジョン・レノンの歌みたいだろ? なんでみんな自慢しないんだ。世界中に自慢すればいいじゃないか。こんなすばらしい憲法を、堂々と胸を張って自慢するべきだ!」(『使ってはいけない言葉 忌野清志郎、名言集』)

あしたは文化の日。日本の文化・芸術は、新型コロナのなかで大きな苦境にあります。そして、11月3日は、日本国憲法が公布された記念日でもあります。

平和、そして文化・芸術を大切にしようぜYeah!

ご縁というのでしょうか

米寿のお祝いをさせていただいたAさんが、きょう昼前にお見えでした。手作りのおこわと干しカレイなどを携えて。お返しの方が多いくらいです。

その際、不思議なご縁がありました。

本日、昼のご法事はAさんのご近所で仲良しだったKさんの7回忌でした。Kさんの娘さんは他県にお住まいで、午前中に帰ってこられ、その足でお寺へお参りでした。そして、Aさんと娘さんはお寺の前で偶然の再会を果たしたのです。

「Kさんがあわせてくれたんだわ」とAさんも喜んでおられました。

人とのかかわり、つながりをつくっていくと、思いがけないことがあるものですねー。ご縁を大切にしないと、と思ったきょうの出来事でした。

如衆水入海一味

今日で10月も終わりです。

日中は四十九日の法要、そして納骨がありました。先月、葬儀が3件あり、すべて今月に四十九日・納骨となりました。

私は田後・網代のお墓から眺める海が好きなのです。きょう海を眺めながら、『正信偈』というお聖教にある、「如衆水入海一味」(にょしゅうしにゅうかいいちみ)という偈文を思い浮かべました。「どの川の水も海に入ると一つの味になるように、等しく救われる」という意味です。

親鸞聖人も、海を思いながら偈文を練り上げていかれたのでしょう。

ここから眺める風景が好きなのは、景色がいいということに加え、大きないのちのながれのなかに、みなかえっていかれたのではないだろうか、という気持ちになれるからなのです。

半年ぶりの執行部会

浄土真宗本願寺派鳥取因幡組(そ)の執行部会が半年ぶりに開かれました。島根・鳥取の2県は山陰教区の所属です。組長さんが報告されましたが、今年度は教区の行事はほぼ全て中止となっているようです。組としては来年度の行事についても、今のところ具体化できる状況にはありません。

西法寺としても、感染対策をとりつつ、できることからやっていくしかありません。11月の役員会でもみなさんから意見を寄せてもらい、来年の行事について検討していきたいと思います。

びっくりしました

天候が回復したので網代道場の草刈りをしようとやってきたところ、

いつもは砂利の間から伸びている草が一本も生えていません!

これはKさんがしてくださったに違いないと、ご自宅にうかがうと、「3日ほどかけてやっただが。一度、全部抜きたいと思っとったけえ」とのこと。

ありがとうございます。

つぎに道場を使うのは来月14日の網代での報恩講です。これほどの根気はわたしにはありませんが、なんとかキープしたいものです。

ついで、なじみのなだばたさんにご講師さんのお昼のお弁当をお願いし、隣の漁協婦人部の店におじゃまするとご門徒さんがいらっしゃいました。話していたお相手は、田後のご門徒さんの妹さんでした。「『しんらんさま』が好きなんですよ」とのこと。「作曲は古関裕而さんですよ」とお伝えすると、なぜか手をあわせて感謝されました。「いやいや。なんのご利益もないですよ」

それにしても『しんらんさま』の人気、高いです。週末の法事にも、「『しんらんさま』の『はたらくてのひら あわせつつ』という歌詞が、なんともいいですなあ」とおっしゃる方がお参りされる予定です。

11月の報恩講では島倉千代子さんの歌う『しんらんさま』をまず聴いて、それからみんなで歌おうかなと思っています。

花壇づくりに参加

岩美まちづくりの会で管理している花壇のリニューアル作業に参加しました。

これまでの花壇について、ともに作業をしている岩美高校の生徒さんから、「畑みたい」との指摘もあって、レンガで囲む花壇につくりかえることになったのです。

午前中の作業でここまできました。あとは午後から高校生参加のもと完成をめざしますそうです。岩美高校のみなさん、よろしく!

米寿のお祝い

あすは網代のご門徒Aさんの米寿の誕生日です。この前の日曜、お祝いのプレゼントをもって坊守とうかがいました。

「あっとろしい」とAさん。鳥取弁で、びっくりした、恐れ多い、といった意味です。

坊守手作りです

私はAさんに誘われて習字教室にも通うようになりました。よき先輩であるとともに、年の離れた親友です。

俳句をはじめ多彩な趣味をもち、料理やお団子づくりが上手。お寺にも長年に渡ってお参りいただいています。

昨年の報恩講の直後にAさんは私に電話をくれました。「姑から『家事の手を休めていいからお寺に参りんさい』といわれたことがあった。そのことをきょう、久しぶりに思い出した」と話されました。

「前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪(とぶら)え」

中国の僧・道綽が『安楽集』に記した言葉です。Aさんと姑さんとの関係はこの言葉どおりだったのでしょう。そしてAさんと私・坊守もこういう関係ではないのかなと、ありがたく思っています。

1日早いですが、米寿、まことにおめでとうございます。

核兵器禁止条約について

核兵器禁止条約が10月25日、批准した国が50カ国となり、90日後に発効することになりました。

うれしいニュースです。

核兵器は違法であり、開発・実験・生産・使用が禁止されることになります。核保有国は無視するのでしょうが、違法であると認定されることは廃絶に向けて大きな力になることは間違いないでしょう。

「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」(『歎異抄』)

人類は核兵器を作り出し、使用し、たくさんのいのちを奪いました。が、その間違いに気づき、正せるのも人間だけです。

長年にわたる被爆者のみなさんのご苦労に心から敬意を表するとともに、いっこくも早い核兵器の全廃をめざして、私も努力しなければ。